空を見上げると、 そこには五輪カラーの都庁とハイアット。 仕事帰りに寄り道。私が座り込んでいるのは 三井ビルの地下広場を望むS席。 |
と言っても、夏休み期間中は〈海外組=ハーフの子〉、〈地方組=地方に田舎がある親の子〉は東京を離れてしまうので、いつもの満員御礼状態の教室は少し空きます。
そんな時期こそ、じっくりとバレエのお稽古をするチャンス!とばかりに、稽古場にやって来る子の顔付きは明らかに発表会前とは違います。
そんな彼女たちの稽古する姿を見るのが、私の発表会後の楽しみです。😊
S席とか言って、 地下広場が一番よく見える地上階の道端です。 外国人観光客と一緒にペッタリと座り込んで、 昨日に引き続き芸能山城組の 「ケチャ」(バリの合唱舞踏劇)を観ました。😳 |
こんな時期こそ、これまでやったことのない新しいことにチャレ〜ンジ‼️
と思って今までよりステップアップしたことをやってみたら…
稽古後に私に隠れて泣いちゃった子が。。。😭
母がその訳と聞くと「楽しかったんだけど、できなかった……」とポロリ。。。
やっているのはバレエ。
大好きでも、バレエはそんなに簡単にはいかないのよ………
7才の踊る少女を泣かせてしまったのは私ではありません。バレエです。
今年の「ケチャ」のダンサー中には 中学生の女子がひとりいました。 森の奥深くへと姿を消してしまう美しい鹿の役を好演。 バレエとは違うバリ舞踊ならではの お扇子使いがステキでした。 |
泣いてしまうのは決して悪い事でも、恥ずかしい事でもありません。
泣いちゃうくらい、バレエが自分にとって大切な事なんですね。
いいですね、そういう涙。
私に隠れて泣いた少女は、泣いちゃった顔で先生には挨拶できない、と言ってそのまま帰っちゃいました。☺️
「できない……」と言って最後に泣いたのはいつだっけ?
オトナになっても初々しい涙腺、失ってはいけない、そう思いました。