2018/08/03

泣いちゃった…😆

空を見上げると、
そこには五輪カラーの都庁とハイアット。
仕事帰りに寄り道。私が座り込んでいるのは
三井ビルの地下広場を望むS席。
発表会が終わってひと息ついた私の教室では、「楽しかった〜❗️」と言ってサクッと発表会の総括をした子供たちが、また地味な、でも大好きなバレエの稽古に励む日々に戻ってきました。
と言っても、夏休み期間中は〈海外組=ハーフの子〉、〈地方組=地方に田舎がある親の子〉は東京を離れてしまうので、いつもの満員御礼状態の教室は少し空きます。
そんな時期こそ、じっくりとバレエのお稽古をするチャンス!とばかりに、稽古場にやって来る子の顔付きは明らかに発表会前とは違います。
そんな彼女たちの稽古する姿を見るのが、私の発表会後の楽しみです。😊


S席とか言って、
地下広場が一番よく見える地上階の道端です。
外国人観光客と一緒にペッタリと座り込んで、
昨日に引き続き芸能山城組の
「ケチャ」(バリの合唱舞踏劇)を観ました。😳

こんな時期こそ、これまでやったことのない新しいことにチャレ〜ンジ‼️
と思って今までよりステップアップしたことをやってみたら…
稽古後に私に隠れて泣いちゃった子が。。。😭
母がその訳と聞くと「楽しかったんだけど、できなかった……」とポロリ。。。
やっているのはバレエ。
大好きでも、バレエはそんなに簡単にはいかないのよ………
7才の踊る少女を泣かせてしまったのは私ではありません。バレエです。



今年の「ケチャ」のダンサー中には
中学生の女子がひとりいました。
森の奥深くへと姿を消してしまう美しい鹿の役を好演。
バレエとは違うバリ舞踊ならではの
お扇子使いがステキでした。
泣いてしまうのは決して悪い事でも、恥ずかしい事でもありません。
泣いちゃうくらい、バレエが自分にとって大切な事なんですね。
いいですね、そういう涙。

私に隠れて泣いた少女は、泣いちゃった顔で先生には挨拶できない、と言ってそのまま帰っちゃいました。☺️
「できない……」と言って最後に泣いたのはいつだっけ?
オトナになっても初々しい涙腺、失ってはいけない、そう思いました。