2012/11/30

キラルのオラヴァ


→昨日の話の続き。

先日聴きに行ったポーランド放送室内合奏団とフルートの王様ことエマニュエル・パユさんの演奏会。
パユさんがアンコールで演奏したのは、日本が世界に誇る武満徹作きはくの『Voice』。

そして、ポーランド放送室内合奏団がアンコール曲として演奏してくれたのがWoiciech Kilar(ヴォイチェフ・キラル)作曲の『Orawa(オラヴァ)』。

どちらも超一流の演奏家による生の演奏を耳にするチャンスはそうそうない曲。
私はW・キラルの『Orawa』を聴いたのは初めて。
あまりの凄さにゾワゾワ、ゾクッとしました。



この『Orawa』という曲は映画音楽の作曲家として知られているキラルが、弦楽オーケストラのために書いた作品。
1986年にポーランドとスロヴァキアの国境に位置するタトラ山脈の麓のザコパネで初演され、曲の中にはタトラ地方の民族音楽の要素が組み込まれているんだそうです。
雄大で、エネルギッシュ!
自分に気合いを入れるのにうってつけの曲です。
ここの所、仕事でバレエ音楽ばかり聴いている私にとって、この『Orawa』は新鮮であり、そして衝撃的な出会いでした。
これ、生の演奏じゃないとダメな曲なんですが、皆さんも聴いてみてください。



この『Orawa』、アコーディオンで挑戦している人達も。




【今宵のごちそう】













道産子から頂いたシャケの粕漬けと飲み助にはたまらない「鰊(にしん)の切り込み」。


“切り込み”というのは塩と米麹で魚を発酵させたもの。
地元の人達は、賞味期限が切れた「切れ込み」に七味唐辛子をパラパラとやって食べるんですって。これが一番美味しいんだとか。
残り半分は〈期限切れ通の食べ方〉で頂きます。日本酒、買わなきゃはぁ〜♪
ごちそうさまでした。

明日は武満徹の『Voice』、聴いてみましょう。

2012/11/29

ポーランド放送室内合奏団



実は、昨日と今日、出先からホールに駆け込んで来日中のポーランド放送室内合奏団の演奏を聴きました。

昨日は東京オペラシティのホールでゲストアーティストのベルリンフィルの主席フルート奏者、エマニュエル・パユを聴きに行ったのですが、一緒に演奏したポーランド放送室内合奏団の素晴らしさにビックリ!!!!

女性指揮者アグニエシュカ・ドゥチマル率いる総勢20人の家族的室内合奏団。
そのテクニックはもちろんですが、なんと言っても“肝っ玉母さん率いる息子達”といった感じの気持ちの通った温かく、そして厚みのある音に驚きました。

しかも、アンコールで演奏した曲がとんでもなくスゴい曲で、生まれて初めて聴いたその曲がもう一度聴きたくて、今日はトッパンホールまでいそいそ行ってしまいました。



終演後にはパユさんのサイン会に長蛇の列。
スーパースター並みの超高速サイン。
実は以前、私も代理でサインをもらったことがあります。
詳しくはこちら
(photo by Akie)




今日はポーランド放送室内合奏団単独の演奏会で、お題はポーランドが誇るふたりの作曲家の映画音楽を中心としたプログラム。

後援が在日ポーランド大使館だったので、まずはカッコいい大使がご挨拶。
(ちなみに昨日のオペラシティの演奏会には美智子さまと紀子さまがいらっしゃっていました)

『戦場のピアニスト』などの映画音楽のラストに弾いてくれました!
ヴォイチェフ・キラル作曲の
『Orawa(オラヴァ)』!!!!!!!

とにかく、この曲、スゴいのです。
まだまだ自分の聴いたことのないスゴい曲がこの世にはあるんですね。衝撃が走りました。

この話の続きはまた明日♪


我が家に眠っているフルート。
最近、ピアニストを目指しているパティシエ、実はフルート少年だった過去の持ち主。
「あんなに低音が力強く出せるのはスゴい」というのが、パティシエのパユ評。
パユさんがアンコールで聴かせてくれた曲もこれまた衝撃的な曲で。
この話は明後日。
すばらしい音をたっぷり吸収。
すっかり栄養補給したので明日からまた頑張ります。

2012/11/28

お答えします。

〈特大〉ちぐらに4.5キロの猫一匹。
室内はフリースをもこもこ敷いても
十分にゆとりがあります。
今日は名古屋にお住まいの方へのお返事ブログです。

実は今日、我が家の花子と同じ『猫ちぐら』を購入しようとお考えで、『猫ちぐら』で検索したら私のブログが出て来てきたという方から、ご質問のメールを頂きました。

体重5キロの愛猫に〈大〉の猫ちぐらを買うか、それとも〈特大〉にするか悩んでいます、とのこと。
我が家の花子が愛用している〈特大〉は使っていてどうですか?とのご質問。




花子のちぐらに
熊太郎が無理矢理、侵入!
この『猫ちぐら』、ペットショップで売っている物ではなく、新潟県の関川村という村でしか作られていない特産品。
ゆえに、そうそう実物が見られないので、実際に使っている私の所に質問がきたんですね。
どこまで参考になるか分かりませんが、〈特大〉猫ちぐらを使っていて思う事を書き並べてみます。

*〈特大〉は4〜5キロの猫が2匹は入る大きさです。そこに猫1匹の場合、室内広々でうちの花子はとてもくつろいでいて、マイルーム状態を満喫しています。

*スペースにゆとりがあっても、真冬に寒いということはありません。さすが雪国の銘品。真冬でもちぐらの中に手を入れてみると、猫一匹のぬくもりでほんわか、十分に温かさが保たれています。
我が家では雪が降るような日は中に小さな湯たんぽを入れてあげています。(花子は16才の老猫なので)




花子、激怒りの顔。

*〈特大〉ちぐらは18000円とお高く、〈特大〉ゆえにドッシリと重くて、大きいです。けっこう場所を取ります。送られて来た時は巨大な段ボールで届いてビックリしました。

*ちなみに我が家の花子は最初、慣れない藁の匂いが気になったのか、入ろうとしませんでした。
(単に夏で暑かったからかも知れませんが)
でも、寒い冬になったら入るようになり、以来、夏は見向きもしませんが、冬になるとちゃんと入っています。

*中でゲェ〜とやられてしまうと掃除が大変なので、室内には必ず何か敷いた方が無難です。





こんな感じでしょうか?
〈特大〉か、〈大〉か、どちらかというと、どちらでもサイズ的には大丈夫かと思いますが、私はゆとりのある〈特大〉にしてあげた方が、猫が“自分だけのプライベート空間”を多いに満喫できて嬉しいんじゃないかと思います。


ひとつ問題が、、、、
我が家の『猫ちぐら』は注文して、実際に物が届いたのは注文したことを忘れた1年近くが経過してからでした。
忘れた頃に関川村から「ご注文の品ができました」との電話があり、注文していたことを思い出したくらいです。
なので、今から注文しても今年の冬は間に合わないかも知れません。。。。
でも、日本の稲作文化の産物でもある稲藁でできた『猫ちぐら』。
日本が誇るエコな銘品ですので、是非、愛猫のために買って差し上げてください。
そして、気長にできあがるのを待ってみてください。
関川村の熟練おばーちゃま達がひとつひとつ作っているそうです。

5才の洋猫さんが〈特大〉猫ちぐらを手にした暁には、是非お写真、見せてください。
(訂正:5才じゃないくて5キロ。すいません間違えました。御年は17才だそうです。ご長寿!お元気で!)
今日は、我が家で〈特大〉「猫ちぐら」を愛用している花子に代わって、私が使用感をお答え致しました。

2012/11/27

仮性ピアノの先生♪

最近、家に帰って来ても“先生”をしています。
教えているのはバレエではありません。
ピアノです。生徒は我が家のパティシエです。

以前、「天から音が降ってくる!」と言って突如、購入したYAMAHAのキーボードを引っ張り出して来て、「大人からはじめるピアノ」のレッスン。
キーボードを買った当初は〈神がかった天才作曲家〉を目指していましたが、やはり何事も基礎が肝心ということで、まずはピアノを弾ける様になろう!と練習を始めました。




私が以前、振付けをする際に使ったバッハの楽譜が生まれて初めて手にしたピアノの楽譜。
曲はバッハのインベンション。
おなじみの練習曲とは言え、生まれ初めて弾く曲にしてはいきなりの名曲。
でも、“先生”がいいので大丈夫。
シャープとか、フラットとか、音符に書いてある数字の意味とか、譜面の読み方を知る事から始まり、2日目にして約6小節を何とか弾ける様になりました。



とは言っても、今現在弾いているのは右手のみ。左手は来週くらいからでしょうか。
昨日は私が弾いてあげましたが、今日はいきなりAndras Schiffをお手本に練習。
まぁ、こちらの方が私のよりはるかに素晴らしいお手本でしょうね。
私もシフのインヴェンション、好きです。

2012/11/26

猫スカイタワー


この時期になるとクレジットカードの〈ときめきポイント〉とかいうのを使ってプレゼント交換をします。
いつもは商品券に代えて年末年始の私の飲み食い代になります。

が、今年は自分の欲だけに走るのはいかん!と心を入れ替え、大切な家族のためにもポイントを使いました。

その商品が今日届きました〜。
3階建てのキャットタワー。
早速、組み立てて昼間は外が眺められる窓際に置き、夜は人間たちがいる仕事部屋に。

今宵、タワーでくつろぎながら猫達が聴く曲は
ラフマニノフ♬






3階の〈天空の部屋〉に登って
ご機嫌な花子
「らふまにのぷぅ〜♪」
いつの間に〈天空の部屋〉に熊太郎が。
太郎兄さんに怒られるんじゃないのぉ?



2012/11/25

あと1ヵ月ぅ〜♪

あと1ヵ月でクリスマスですよ!
クリスチャンでもなく、子供がいるわけでもない私の楽しみはもちろん飲んで食べる事。
シャンぺ〜ん、ハムにチーズ、おいしいパンにパスタ。
このくらいで十分満足。ケーキは二の次で別腹行き。
金目のものは食べられないので要りません。

そして、あと1ヵ月でゲネですよ。
聖夜のゲネ。
気分よーく踊れるんですかね?
今日、ようやくほぼ最後までの振りがつきました。
これからが正念場。振りを自分のものにして踊らないと。
あったり前のことですが、動いているだけじゃ踊りになんぞなりませんからね。
踊らないと。




目黒の稽古場に行ったら、どどーんと本物の樅の木のツリーがありました。
ギラギラ、チカチカしていなくて、アダルトぉ〜なツリー。

考えただけで鼻血が出そうなスケジュールの年の瀬、クリスマスツリーを眺めてやる気を出します。
飲むぞぉ〜、食べるぞぉ〜
だから頑張るぞぉ〜。

体調を崩す人が続出の今日この頃ですが、今の所、私はその辺、忙し過ぎてスルーです。
元気でいなくっちゃいけません。
美味しく食べて飲んだりしたいんですから!

ゲネ終わったら、ひとまず飲みに行くぞぉ〜
(もちろん本番に向けての対策も練ります)

2012/11/24

アツアツ寿印

稽古場から稽古場への移動途中、少し時間があったので迷わず並んでしまいました。
麻布十番の今川焼屋さん。
もちろんおぐらあん!
並ぶのが嫌いです。
が、あんこのためなら並んじゃいます。

ピンク色の口紅のおばちゃんが焼いてくれるアッツアツの今川焼♪
仕上げにジュッと『寿』の焼き印を押しくれます。
130円なり。
ハフハフ食べながら商店街を歩いて、地下鉄の入り口前のマックで100円のコーヒーを買って、夕暮れ時のおやつ終了。




こんな買い食いをエンジョイしている間にちょっと強い地震があったんですね。
ぜーんぜん気がつきませんでした。

地下鉄が徐行運転をしていましたが、次の稽古場に遅刻せずに行かれてホッ。
23時に家にたどり着いたら、マンションのエレベーターが地震のせいで止まったままになっていました。

明日は11時には稽古場にいかなくては。
午前からのリハーサルで体を壊したくないので、稽古場までゆるゆる自転車を漕いで、移動がてら股関節を目覚めさせてから動く予定。
そこそこお達者なこの体、結構手間がかかります。
でも、手間を省くと怪我をするので、今宵もストレッチぃ〜♪
明日も山盛りのお仕事を片っ端からエンジョイぃ〜♬

2012/11/23

バトンを渡す

今晩は鯵ぃ〜♪
今日は勤労感謝の日。
感謝しました。自分に働けるチャンスがあることに。
今日もいっぱい働きましたぁ〜。

13時に稽古場に入って、まずは子供たちの稽古。
いつもの稽古の後に、発表会のオープニングとフィナーレの踊りをやって、14時からは一緒に発表会に出るオトナの生徒さん達とご一緒して合同レッスン。

いつもと違う空気を即座にキャッチした子供達、ちょっとキンチョーしながらも精一杯。
大人の生徒さん達に「よろしくお願いします」と「ありがとうございました」のレベランス(バレエのお辞儀)をしっかりとしてくれました。
踊り以前に挨拶が大切ですからね。



青唐辛子と柚の色合いがきれい。

子供達を帰した後は、大人の生徒さん達に一気にオープニングとフィナーレの振りを付けました。
皆さんとても集中してくださったのと、今日は助っ人の先生がふたりもいたので、あれこれサクサク♪と進み、無事に最後まで振付けができました。
ありがとうございました。

こちらは助っ人のひとり長島先生から頂いた、自家製の柚胡椒。→→→
売っている柚胡椒しか知らなかった私。。。。
ご飯に乗せて頂いてみたら、爽やか〜な柚の香り。
そしてピリリ。
ご飯が進むぅ〜。
すごーく気に入りました。
お味噌汁に入れても美味しかったです。



パッケージがもうクリスマス♪
こちらはもうひとりの助っ人先生から頂いたFeveの差し入れお菓子。
でん六まめとは違うオッシャレ〜なお豆スイーツ。
ドライフルーツもたくさん入っていて素材の味が生きた自然派お菓子。おいしい!

今日は生徒さん達に振付をすることで踊る為のバトンを渡しました。
あとはそのバトンを手に生徒さん達がどこまで走ってくれるか。
これからが楽しみです。



【昨日のクイズの答え】
ダンサーの踊りのフォーメーションを考えていました。ミカンで。
でも、途中でミカンを食べちゃって、ダンサーの人数分がなくなってしまったので、急きょピーマンを投入。
アナログですね、、、、

2012/11/22

ミカンとピーマン

今宵はクイズをひとつ。

机の上の並べたミカンとピーマン。
油性マジックで名字の漢字、ひと文字を書きました。
ステキな音楽がかかっています。

さて、私は今、何をしているでしょうか?

答えは、明日♪

2012/11/21

秋のデート現場


我が家の広大な庭の木々がいい感じに色づいてきました。

お日様がまぶしい〜。
私は瞳の色がフツーの人より薄いらしく、日の光が苦手です。
まぶし過ぎて目が開けていられません。







それでも頑張って目を開けて秋の色づきを愛でました。
我が家の広い庭にはたくさんの猫が暮らしています。

注)我が家の広大な庭とは、マンションの通りを挟んだ向こうにある大きな公園のことです。







心地よい朝の日差しに誘われて、庭の隅でデート中の2匹を発見!

真っ黒くろすけと焦げ茶猫。
もっと近くで撮りたかったのですが、デートのお邪魔とばかりに睨まれてしまったので、止めました。

あ〜、デートを眺めている暇などないのでした。



年末年始を余裕ぅ〜で過ごすべく、今からあれこれ片っ端から雑事を前倒しで片付けています。
お正月はね、、、、やっぱり食べたいし、飲みたいし。
しかーし、早々7日に本番があるから稽古もちゃんとしないとね〜。
本番のために稽古をするのか、正月に飲み食いした分を消化するために稽古をするのか?
いずれにせよ、稽古は大事です。

そんな状況の中、ココロの余裕ぅ〜を目指すとなると、今からダッシュしないとダメでしょ。
あーーーー、早くお正月に飲むお酒を買いたいです。
お正月のお酒とごちそうを買う時だけは、混雑したデパートも苦ではありません。

がんばぞぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおーーーーーーーー(炎)
あああぁぁ、まだまだ先なのに夜よ中、“年越し蕎麦”が食べたくなっちゃった、、、、
仕事しなきゃ、年越せないってばぁぁぁぁぁーーーーーー(炎上)

2012/11/20

美しい骨

「この踊りはね、骨がキレイな人じゃないとダメなのよ」
あるダンサーと話していて、こんな話になりました。
確かに、骨のキレイな人っていますね。
長くで、微妙なラインを描いていて。
キレイな骨についた筋肉も、骨と同様キレイです。

よく〈骨で踊る〉ということを考えます。
考えられても、実際、骨で踊るのは難しいです。
骨は筋肉で動くわけですから。
でも、ガッツリと筋力で踊るのではなくて、筋肉をちょっとたわませたり、伸ばしたりする、テンションのコントロールで踊れたら疲れずしてキレイでしょうね。

学校の保健室にあった骨格標本が、踊り出した感じが今の私の踊りの理想です。
骨と骨をつなぐ神経回路のコントロールが踊りのスキルの要かな?

はぁ、そんな事を考えている暇があったら、仕事をしないとぉ。
発表会の振付、あともうひと頑張りです。

気分転換に骨が立派で美しいダンサーでも見ますか。

2012/11/19

今年も〈猫たんぽ〉

鍼の先生の所で買ったバンデージ。
アイシングの際の氷嚢固定に使います。

いよいよ冬ですね。
今年はじめてダウンを着て出かけました。
風邪が流行っていますからね、油断大敵。

心身フル稼働の週末を乗り越え、ヨイコラショとベッドから這い出ることから始まる一週間。
まずは鍼の先生の所へいきます。
鍼であれこれ調整。
びびびぃーーーときて、ひょえぇぇーー。
体のあちこちの回線状態をクリアにしました。






【差し入れ】万世の鉄板焼きのタレと
“お年玉”キットカット(早いね)

寒いの疲れたのと言いながらも、夜のオトナのバレエクラスで生徒さん達と一緒になって、股裏(ハムストリング)をしっかり使ってDemi Plieぇ〜とやっといると、あっという間に汗がジワッ。
ちょっと疲れた体に温かい血が巡って、すっかり元気になって帰って来ました。

寒い冬に楽しく汗をかけるのは幸せなことです。
しかもバレエはきれいな音楽も流れているし、ちょっと頑張ればボディーラインもすっきり美しくなるし、いい事ばかり。
なかなかないですよ、こんなステキな趣味は。
(でも踊るとなると相当難しいけれど、、、)






寒い夜は食べたらすぐ寝ちゃう。

私は今年の冬も寝込むような風邪は引かないでしょう。
結構、自信があります。
なぜなら、毎晩、平熱38度以上の愛猫に温めて頂きながらぐっすり寝ているからです。
湯たんぽならぬ、〈猫たんぽ〉。
お湯を沸かす必要もなく、電気も使わずエコです。
地球に優しく、私にも優しい〈猫たんぽ〉、
もう手放せません。

2012/11/18

大切なこと

夜、悶々とデスクワークをしていると
必ずそばにいてくれる太郎。
(先に寝てていいよ、)
今日もバタバタした一日でしたが、無事に一日が終わり、ホッとしました。

ここの所、怪我をする人、体調を崩す人が多くて、明日は我が身と身構え暮らす毎日です。
私の周りで何事もない日がありません。

踊っていく上で大切な事って色々あります。
美人なこととか、手足が長いこととか、足が程よくしなっていることとか、時間に余裕があるとか、お金持ちだとか、etc





ヌーヴォー飲みました。
さわやか過ぎて、飲み過ぎます。

しかーし、一番大切なのはやっぱりタフなことでしょうね。
タフ、体はもちろん、精神的にも打たれ強いということです。
何はなくとも、頑丈。これこそ、踊り続けるために一番必要な素質であり、財産です。

私はよく「タフですね」と言われますが、生まれながらにしてタフなわけではありません。
タフになるのも訓練です。練習です。経験です。

体は強く、ココロはしなやかに〜♪
(言うは易し‥‥)

さてと、ストレッチ。

2012/11/17

続・熊太郎です。

眠い時のボクはこんな顔です。
こんばんは。熊太郎です。

「熊ちゃん、カワイイ〜♡」と言って頂いたので、調子に乗って、今晩も仕事に忙しいご主人に代わって、ボクのブログです。

今日は白菜をつまみ食いしました。
ボクは前世ウサギたっだのか、野菜が好きです。
ほうれん草、ちんげん菜、小松菜 etc。
ニラを食べた時は、ゲェーをしてご主人に叱られました。







白菜ーーーーー!




●×○※★☆★★△

2012/11/16

熊太郎です。


皆さん、こんばんは。
今日は忙しいご主人に代わって、ボク、熊太郎がブログを書きます。

ボクは今、暮らしている家で目が開きました。
もう少し正確に言うと、目は開いていたのですが、まだよく見えていなくて、ある日、色々な物が見える様になったんです。

生まれて初めて見えたのが、にいちゃんでした。
思わず「おかーちゃん」と叫んでしまいましたが、おかーちゃんではなくて、この家でずっと前から暮らしている猫、「太郎」兄さんでした。
太郎兄さんはボクよりずっと年上の16才。
ぼくよりずっとスゴい猫で、ボクは尊敬しています。



兄ちゃんとボク。



大好きな兄ちゃん。
ボクはいつも太郎兄さんに叱られます。
大好きな兄さんに〈逃げチュ〜〉をしたりするからです。

なので、兄さんが布団でぼんやりしている時を狙って、触っちゃいます。

兄ちゃんはふかふかしていてあったかくって、
世界いち優しい猫です。

今日のお話、おっしまい。

※〈逃げチュ〜〉とは
  何食わぬ顔で横を通り過ぎるフリをして、
  チュッ♥っとやってダッシュで逃げること。

2012/11/15

弓を持つアフガン♪

今日は夕方に稽古を受けて、大急ぎでパンとコーヒーを食べて、ハチ公バスに乗って渋谷のNHKホールへ。

現在、マリンスキーバレエが来日中ですが、私は『NHK音楽祭2012』のマリンスキー劇場管弦楽団を聴きに行きました。
指揮はバレエ公演で棒を振ることも多いワレリー・ゲルギエフ




演目は玄人好みのなかなか渋い3作品。
メシアンの「キリストの昇天」
シベリウスの「バイオリン協奏曲ニ短調作品47」
プロコフィエフの「交響曲第5番 変ロ長調 作品100」











シベリウスのバイオリンを担当したのはレオニダス・カヴァコス
1692年製のストラディヴァリウスを手にした音楽界のアフガンハウンド
そのルックスとは裏腹に、その演奏はとにかく繊細。私にはちょっと淡白過ぎました。

一番面白かったのは、自分のパートではないオケのヴァイオリン部分を、ほんの一カ所でしたが、みんなと一緒になったて弾いていたこと。
思わずみんなと一緒に弾きたくなっちゃったんでしょうかね。
生き生きしていて楽しそうでした。



家から見える都庁が
今宵は世界糖尿病デーでブルー。

バレエ音楽ばかりを聴いてきたせいか、プロコフィエフはたとえ「交響曲」でも、私にとっては「ロミオとジュリエット」だったり、「シンデレラ」だったりに聴こえてしまって、、、、
それでも、プロコフィエフはいいですね、エネルギーとスピード感に溢れていて。

終演後、ロビーでバイオリンのカヴァコスさんのサイン会があったそうですが、私は最後に聴いたプロコフィエフですっかりやる気を出して、明日のためにしっかとご飯を食べるべく、さっさと家に帰りました。

カヴァコスさんがアンコールで弾いたバッハの「パルティータ」は圧巻でした。
弦から弓が離れても、まだ音があった。
あんな音を耳にしたのは生まれて初めてでした。

2012/11/14

進化する本能

今宵は昨日の話の続きです。
子供は生まれながらにしてクルクルと回るのが大好きだという話をしましたが、よく見ているとその〈クルクル〉が進化していく過程が分かります。


【初めてのクルクル】
両足をバタバタさせながらクルクルと回り続ける。
回るという感覚がよほど楽しいとあって、大抵、奇声を発しながら回ります。


インフルエンザの予防接種、3割負担で3150円也。

【進化したクルクル】
片足を軸足にして、もう片方の足でエイッと床を蹴って、クルリンと1回転。
左右2本ある自分の足を、それぞれ違う使い方をして回る事を覚えます。
片足を軸にしてバットマンタンジュがまだグ〜ラグラしてできない3才児でも、なぜかこの片足を軸にクルリンができる子がいます。
もちろん、バレエのレッスンの中で片足を軸にターンすることなんでまだ教えていません。





【さらに進化したクルリン】
片足クルリンが普通にできるようになった子が、1回転クルリンを繰り返しやるようになります。
つまり、1回転ではなくて、連続して2〜3回まわります。
もちろん、まだバレエのターンで必ずやるスポットをつけて回るなんて事はしないので、3回も連続して回ると当然、目が回ってク〜ラクラ、そして転びます。
でも、そのク〜ラクラが楽しいのか、転んでもケラケラ笑っています。

スゴいですね。なーんにも教えなくたって、クルクルできちゃうんですから。
バレエのスキルが備わったターンもそれはそれは美しいものですが、彼女達の天然クルクルもなかなか見応えがあってステキです。
回る地球に生きるもの、クルクル回るのが好きなんですかね?

とにかく彼女達は本能大炸裂で日々進化!
驚く速さで口が達者になっていきますが、身体も同じ様に達者になっていきます。
私だって進化したいぞぉーーーーー
ということで、本日、インフルにやられないよう、予防接種をしてきました。
医者に「ここの所、調子はどうですか?」と聞かれたので、
「おかげさまで順調に年を取っています」と答えたら、叱られました。
真面目に答えたのに、、、、、

2012/11/13

クルクル本能

私のバレエノート。
そろそろ脳みそのキャパを超えて来たので
ノートを使わないとダメです。。。。
今日はじめてバレエのクラスやってきた3才の女の子。
生まれて初めてのバレエレッスン♪
まだまだママに甘えてしまって、今日はみんなと肩を並べてレッスンに参加するところまではいきませんでした。
でも、バレエレッスンの雰囲気が気に入ったのか、はにかみながらスマイル♪
そして、時折、クルクル〜。
彼女に限らず、子供はみんなクルクル〜が大好きです。





ついこの間、立って歩けるようになった幼い子が誰に教えられた訳でもなくクルクル〜。
クルクル♪するバレエがやりたくて教室にやってきます。
転んでも転んでも、またクルクル〜♪

帰りに「来週から一緒にバレエをやりましょうね」と言って、お近づきの印に彼女のことを抱っこしたまま、「クルクル〜♪」と回ってみました。
ギュッと抱きついてきたので、ちょっと怖かったかな?と思ったら、大違い。
ほっぺたをキュッと上げて満面の笑み。
やっぱり好きなんですね〜、クルクルが。

彼女はお隣の国からやってきた女の子。
日本語が通じなかったらどーしよう?とか心配していましたが、実際の所はそんなことどーでもいいことでした。
一緒にクルクルすればいいんです。

お母さんのお腹の中にいる時に、ヘソの尾が首に巻き付いて大変になってしまうお子さんがいますが、実は人間はこの世に出てくる前にお母さんのお腹の中でクルクル〜♪してきているんじゃないか、というのが私の推測です。

今日は私も自分の稽古でたっぷりクルクルしてきました。
スートゥニューにピルエット・アンディオールにピルエット・アンディダン。
普通のフェッテに、イタリアンフェッテも。(クルクル〜というよりも、クラクラ〜♪)
その他にピケターンもあればシェネもあり、バレエは本当にクルクルがいっぱいあります。
上手く回れても、たとえ上手く回れなくて、私は基本的に回るのが好きです。
私が母のお腹の中からこの世に出てきたのは、もうウン十年も前のことですが、自分のDNAに〈回るのが好き!〉と刻まれているんだろうなと思います。
(DNAもクルクル螺旋状に回っていますね!)

バレエのメソッドを何一つ知らない時から、もうクルクル、キャッキャとやっているんですから、彼女達には一生〈回る本能〉を失わないで、その本能を存分に発揮して欲しいと思います。

【追記】オトナからバレエを始めた皆さんにだって、自分の中に眠る潜在的な〈回る本能〉を呼び覚ますことができるはず。そのお手伝いをするのが、私の仕事ですね。
目覚めよ本能!
明日も皆さんご一緒にク〜ルクルぅ〜♪

2012/11/12

卓上もみじ狩り

「こんなん、出ましたよ〜」と美容業界のカリスマ姉さんがいつもこの時期になると教えてくれるshu uemuraの限定アイラッシュ。

今年も凄まじい豪華さにビックリ。
カール・ラガーフェルド様デザインと聞いて納得。
これはバレエの世界じゃ無理ですね。
歌って踊れる実力派オカマ姉様達のショーで活躍しそうな一品です。

私がshu uemuraで好きなのは「スラントブラック」という切れ長まつげ。(ビジンに見えるのよぉ〜、コレ)
古典バレエには向きませんが、創作バレエやコンテンポラリー作品の時に使います。




数ある広島の「もみじ饅頭」の中で
この「生もみじ」がベストワン!だそーです。

今宵は生徒さんが着る衣装の選び直し。
試着をしてみたら、なんだかチュチュが長過ぎていまいち。。。。

この秋も、色づく木々の葉を愛でる。
なーんていう暇は到底ないので、頂き物の『生もみじ』饅頭を食べて“もみじ狩り”。
初めて食べましたよ、こんなもっちもっちのもみじ饅頭♪

で、衣装はどーする???
おやつタイム終了、仕事に戻ります。

2012/11/11

こーいう時期

皆様、どうぞお大事に♥
今日は、「あぁーーー、波が来たな」と思いました。
風邪や気管支炎にはじまり、ぎっくり腰、そして骨折、、、
私のまわりの踊る人達があちこちで故障。。。。

いい風が吹く時期もあれば、予期せぬ荒波に襲われる時もあります。
私はまたまたその波にさらわれなかっただけ。
明日は我が身。

こーいう波って、時々やってくるものです。
避けようにも、生きている限り避けられるものではなく。
そんな時期だからこそ、気持ちが引けてはいかん!
明日もバリバリ、ジャンジャン♪というのが私のやり方です。



“こーいう時期”はポジティブなエネルギー大放出で突き進みます。
私はかつてこーいう時期にやられたことがあるので、こーいう時期の過ごし方をなんとなくですが、覚えました。

明日から皆さんが波にさらわれない様に、私はポジティブパワー大炸裂で口から炎を吐いているかも。
(とか言って、コレって、いつも通りの様な気がしなくもありませんが)

皆様、やられてはなるまいぞ!
気持ちを強く、我を忘れず。
私は明日も波乗りサーファーで進みます。

2012/11/10

脳みそ停止 zzzzz

ハリケーンで街の機能が完全に停止していたニューヨークから帰って来たダンサーにお土産のお菓子をもらいました。
キンキンに甘〜いブルーベリーが入ったシリアルバー。
夜の稽古の前、おやつに頂きました。

停電したホテルにひとりいるのも怖くて、5日間、ただただ街を彷徨い歩いていたそうです。
日本人にとってはたいしたことのない台風だったそうですが、台風に慣れていないニューヨークでは、あっという間に電気が落ち、地下鉄に水が入り、街の機能がダウンしたそうです。
その点、台風の通り道で、しかも大きな地震もあった日本で暮らしている我々は自然の荒波の中、タフかも知れませんね。



明日は発表会で踊るオトナの生徒さん達の衣装合わせ。
振付けもまだすべて終わっていない上に、振り付けた踊りもまだあっぷあっぷ、、、、
〈馬子にも衣装〉にならないように頑張らないとぉぉぉぉぉ。
いや〜ん、キラキラ〜★
と目を輝かせると同時に、ふつふつと踊る心に闘志の炎をぉぉぉぉぉ!
テンション上げ上げの、その後に期待します。

ふぅ、ここの所、脳みそも身体もフル稼働のせいか、とにかくお腹が空きます。
頭を使うとすぐに糖分が欲しくなります。
あーーー、もう今宵は脳みそ停止、、、、、

だらりんとストレッチして寝ます。
フィナーレの振付が踊りの天国から降ってくる事を祈る。なむぅ〜。

2012/11/09

考え中ぅ〜♪♬


〈今日のおすすめ〉で買った大好きな牡蠣。
500円で180gもあってラッキー!
と思ったら、数はたくさんあれどすべて小粒。
小さな牡蠣フライがたくさんできました。
さすがにこんなには食べられないな、と思ったのに、ペロリと完食。
おいしい〜。
何を食べてもおいしい〜。





さっき晩ご飯を食べたというのに、もう夜のおやつ。
頂き物の明太えびせんべいを片手に、まだまだ仕事。
振付を考え中〜♪
音楽を聴いて、振付構成表なるものをパチパチ、キーボードを叩いて書いていきます。
が、これはあくまでも〈机上の空論〉。
これを叩き台にダンサーの皆さんに動いてもらって、はじめて形となり始め、踊り込んでようやく作品となります。



今宵は気分転換にこんな映像を見ました。
ポアント、世界一履き難い、やっかいな靴なのに、やっぱりいいですね、ポアント。
皆さんも気分転換にご覧ください。

2012/11/08

Micro Marching ♪

マーチングバンドの世界で誰もが知っているのが、『Micro Marching League』。
これで作ったマーチングのシミュレーションが実は私の仕事の役に立つのです。
バレエの群舞の振付を考えている時の気分転換によく見ます。
発想のリフレッシュにとてもいいです。
まずは2'29" の映像をご覧ください。
ちょっと地味ですが、S・バーバーのAdagioに乗せてめくるめく展開していくマーチングです。


これはマーチングのフォーメーションを作って楽しむゲームですが、ホンモノのマーチングのためのフォーメーションソフトもあります。
バレエもこういうソフトがあったら便利でしょうね。
でも、まぁ、バレエはマーチングほど大人数でないので、私は日頃、コインに生徒の名前を書いたシールを貼って、それを机の上であっちだこっちだと動かしてフォーメーションを考えています。(超アナログ、、、)

以前、バトンをやっている生徒さんを教えていた時に埼玉アリーナで行われたバトンとマーチングの全国大会を観にいったことがあります。
生徒さんのバトンチームは全国で4位。本人が目指していたのは勿論1位ですが、私は彼女のチームの芸術点が満点だったのがとても嬉しかったです。

その時に生まれて初めて目にしたのがマーチング。
ビックリしました。
大人数が気持ち悪い程、なめらかにフォーメーションを展開していく様子に。
しかも楽器を演奏しながら。
天理と創価のチームが熾烈な優勝争いを繰り広げ、それはそれは見応えがありました。

さて、仕事に戻ります。
発表会のオープニングの振付内容はほぼ固まったので、次はフィナーレ♪

2012/11/07

悠々と急ぐ

“A”のiPhoneケースと
“DANCE”バッグを英国より購入
〈楽しく無茶して、悠々と急ぐ〉

私の、この冬のテーマです。
これまでも十分に無茶して、ゼイゼイしながら急いできました。
でも、この冬からは無茶を楽しんで、悠然と急ぎます。
身体に際立った不調がないせいか、こんなことを考えられるようになりました。

あまりにものんびりし過ぎてしまうと、身体によくないような気がするので、引き続きパタパタ、バタバタとやっていくのですが、気持ちは穏やか緩やかに。
でも、穏やかになり過ぎてしまうと、無用に年を取る恐れがあるので、秘かにトンガっていようとも思います。
能ある鷹は爪を隠す、と言いますが、私の場合、ハトポッポのくせして一生懸命に爪を磨いちゃっている感じですね。
それでも磨く〜、今日も明日も。ポッポ〜♪


発表会までのリハーサルスケジュールが確定いたしました。
(詳細はDANCE ALIVE BALLETホームページのリハーサルスケジュール=略してリハスケをご覧ください)
まだまだやる事がたくさんありますが、とりあえずスケジュールが決まってひと安心。
あとは踊るのみ。
皆様の熱意とご協力があれば、今回も存分に楽しく踊れるはず。
引き続き、よろしくお願い致します。
今週末は、みんなの衣装合わせ〜、楽しみ♪