2010/09/30

セクシー黄金比

身長:167㎝、体重:50kg、バスト:99.9㎝、ウエスト:55.5㎝、ヒップ:88.8㎝
この驚異的なダイナマイト・ボディーの持ち主は「峰不二子」です。
 ゾロ目トリプルパンチのセクシー超黄金比!
「ふ〜じこちゃ〜ん」はさすがにスゴいです。

そんな「峰不二子」ばりにセクシーになれるかどうかな知りませんが、不二子ブランド?のコスメが販売されるそーです。
0.1㎜の極細リキッドアイライナーは舞台の際につけまつ毛と自分のまつ毛の間を埋めるのに使えそうです。

発売するこの会社は、ドラッグストアでよく見かける「ベルサイユのばら」コスメシリーズを販売している会社です。
サイトにある「劇的変化ベルばらメイク講座」「ベルばらEyeの作り方」は普段あまりメイクをしていなくて舞台メイクに自信がないとう方には参考になります。

近年、お若いお嬢さんたちが普段から“本番”さながらのゴージャス・メイクをするようになったので、街角のドラッグストアで“本番”に使えるメイク道具が手軽に買いそろえられるようになりました。

本家本元の舞台メイク用品「三善」や「チャコット」の製品を普段使いにするお嬢さん達もたくさんいて、素人さんの“本番”ばりの気合いに敬服するばかり。
つけまつ毛の付け方も皆さんさすがに上手で、山手線の車中で彼女達の目元から学ぶ事がたくさんあります。

たまには「つけまつ毛してレッスン♪」とか、やらないとダメかもしれませんね。

ふ〜じこちゃ〜んのアイライナーは10/15発売だそう。
忘れていなかったら、ドラッグストアで見てみます。

「つけまつ毛」、要練習!

2010/09/29

“一枚皮”の美しさ

これは昨日の朝日新聞のネットニュースで見つけた記事ですが、イタリアの革製品ブランド
TOD'S がミラノ・スカラ座とコラボしてアードフィルムを製作しました。
内容はトッズの職人技をモチーフに採り入れたダンス作品。
まずはご覧あれ。(こちらはAsahiネットニュースの記事)

記事にもありますが、TOD'S は今後1年間、ミラノ・スカラ座のスポンサー。
そのTOD'Sのサイトの表紙をこのスカラ座のダンサー達の映像が飾っています。

国が誇る伝統のブランドが、分野は違えど自国の伝統を支える。
文化芸術を誇りとするイタリア。そんなイタリアが大好きです。

TOD'Sの靴やバッグはとても美しいフォルム!
特にブーツやハイヒールの靴がステキ!眺めてウットリ。
でも、鍛えて磨いたバレエダンサーの美しさには及ばない、と私は思っています。
靴やバッグは革を縫い合わせて作ったもの。
でも、ダンサーの肉体は“一枚皮”。
その美しいフォルムは努力によって作り上げられた賜物。
これが、ダンサーの証であり、誇りです。
 

ドイツ風ビールを飲みながらイタリアを想う。
とか、えらそーなことを考えながら、靴が欲しいという物欲にやられる今宵。。。。

※スカラ座のサイトの方ではジョン・クランコ振付けの「オネーギン」の映像が見られますよ。

しっかしイタリア人はなんであんなに時間にルーズなんでしょうか?
イタリアでお仕事した時、えらい困りました。

2010/09/28

象の鼻?

暑くもなく寒くもない稽古にはとてもいい季節ぅ〜♪

バレエの本を読んでいたら、こんな言葉に出会いました。
ニューヨーク・シティ・バレエ団の創設者であり振付家でもあるジョージ・バランシンの言葉。

It takes a long time to develop a body for dancing-----especially the feet.
The pointes for girls have to be, I always say, like an elephant's trunk ; strong and yet flexible and soft. It takes some time.
-------George Balanchine

ポアントで踊る足が強くそしてしなやかであれ!ということですが、その例えが「象の鼻」。
分からなくもありませんが、象の鼻みたいに足が太くなりそうな気がしなくもありません。
かと言って、「フラミンゴの足」では片足バランスは取れても、ポアントで立つことは到底無理そう。

生徒さん達が発表会で踊る演目の中に、私の好きなバランシン作品も候補に挙がっていますが、はてさてどうなることか。


ちなみにバランシンさんは猫がお好きだったようで、よく猫と一緒に写っているお写真があります。
これはその中の一枚。

さすが、偉大なるダンサーであり、教師であり、振付家をご主人に持った猫。
なかなか、ダイナミックな飛びっぷりです。

NYC BALLETのサイトを見ると、すでにニューヨークの年末恒例「くるみ割り人形」(勿論、バランシン版)のチケットが発売になっているとのこと。

いつか、この公演を観にNYに行くのが夢です。
前回は公演直前に泣く泣く帰って来たので。

さて、ストレッチして寝ます。
おやすみなさい。zzzzzzzzz

2010/09/27

ポアント裁縫箱

今日は目黒での教えの前に生徒さんにポアントのリボンとゴムの付け方を教えて差し上げました。
チャコットやシルビアといった国産のポアントにはリボンがついて売られているものが多くありますが、外国製のポアントにはついていません。




リボンをつける場所、リボンの長さ、リボンの端の始末、リボンをつける角度etc・・・・

初めてのポアント、慣れない糸針。
手間も時間もかかって、ちょっと大変ですね。






でも、どんなに有名なバレリーナでも自分のポアントのリボンやゴムは自分でつけています。

お店によっては「リボンつけ無料」というサービスがありますが、面倒だからといって自分のポアントのリボンつけを人任せにするとバチが当たる様な気がして、私は利用したことがありません。




本番を無事に踊れますように。
少しでも上達しますように。
新しいポアントに色々な願いを込めてひと針、ひと針。

これもバレエ。私は面倒な事が嫌いですが、これは好きです。

→これは私のポアント用ソーイングセット。
(大好きなデメルのチョコの箱を利用)



中身は・・・・最低限必要な物だけ。
*ハサミ 
*ポアントと同色のボタン付け糸
*針  *予備のゴム(新品)
*予備のリボン(こちらは潰れたポアントから取った古し)
*ライター(リボン、ゴムの端をあぶってほつれない様にするのに使用)

ミシンで縫うのが一番早くて便利だとは思いますが、私はいつも「デメルのチョコ箱」。
これなら稽古場や楽屋にも手軽に持って行かれてとっても便利!
箱の可愛い猫を見て、ちょっとホッとしたりもできます。

2010/09/26

家猫プチ家出

今日は我が家の「太郎」がプチ家出をしました。
ダメだよ!と言われているのに、網戸が開いていたのをいいことにソロリとベランダへ。
そして、お隣のマンションの非常階段脇にある物置の上に飛び乗って、ご近所の野良友達と一緒に外の空気をエンジョイ!

いつもなら私が「太郎ぉ〜」と愛の手を差し伸べ、我が家へと引き戻すのですが、
今日はI'm busy Today!
そのまま“お外”に放置して稽古場へ行きました。


帰って来たら、網戸の向こうに一匹の猫。
うちの太郎に似てるなぁ、と思ったら、太郎でした。
そうそう、放置したんだっけ。

家にいたはずのパティシエ様にも見放されていたらしく、閉められてしまった網戸の向こうから住み慣れた我が家を眺めてションボリ。。。。
帰宅後はもちろん風呂場に直行。
ノミの持ち込み厳禁ですッ!



【今晩の甘いもの】

パティシエ様の研ぎすまされた勘で作ったバニラ・アイスクリーム第2弾!
前回よりも口溶けなめらかぁ〜。

世の中にはアイスクリーム・メーカーなる便利な物がありますが、我が家の場合はボールと電動ミキサー。

料理もバレエも同じ事を繰り返すことで上手く(=美味く)なるんですね。
ふむふむ。

2010/09/25

仏版・昭和歌謡♪

発表会の参加募集締め切り間近にドドドーーーーと申し込みがあり、なんだか忙しくなって来ました。これから1〜2週間は生徒さん達と踊る演目に関する相談が続きます。
何を踊ろうか?
あれにしようか?
それともこれに挑戦にしようか?
楽しく悩む日々です。

今晩も生徒さんが踊る曲探し&セレクト作業。
を、していたら、、、、、
隣りで我が家のパティシエ様が偉大なる昭和歌謡をYouTubeで聴きはじめ、私も思わずハマってしまいました。
(注)ここから先40才以上ネタです。

因幡晃の「わかって下さい」(仏語バージョン!)
もちろん、因幡晃さんご本人が歌っています。
♪tres bien!



さて、バレエなお仕事に戻らないと。
大好きなプロコフィエフの「シンデレラ」。
いい曲いっぱい。

楽しい悩み事、しばらく続きます。

※我が家のおじさん、昭和歌謡を歌いまくる今宵。。。。。♪

2010/09/24

G97

G7は先進7か国財務相・中央銀行総裁会議ですが、「G97」は「Gamba97」のこと。
もっと分かりやすく言うと、ポアントの種類のひとつで、Gamba=ギャンバというメーカーが作っている「97」というモデルのポアントのことです。
通称「G97」。

昨日のブログでご紹介したサイトにGambaについてこんな記事がありました。


Sadly, Gamba's long tradition in London - they were established in 1903 - is now over. A few years ago, Gamba was bought by the French dancewear company Repetto, and the shoes are now made in France.

ギャンバは1903年に誕生したイギリスの老舗ポアント屋さん。
けれども、数年前にフランスのレペットというバレエ用品会社に買収されて、イギリス老舗の「Gamba」はそのブランド名は残しつつも、フランス・レペット社製のものとなった。
というわけです。

仏のレペット社は英の老舗だったギャンバのポアント製造職人さんたちを自社で雇用し、Gamba社はなくなってもGambaのポアントを作り続けているんでしょうか?
その辺の事情はよく分かりませんが、ポアント職人さんが他社に引き抜かれたり、再就職したりという話は時々、耳にします。

プロ・アマ問わず、世界中にGambaのポアントを愛用し踊っている人は大勢いるわけですから、会社がなくなってもポアントはなくなっては困ります。
Gambaを愛用していたダンサーにとっては、レペット社が救いの手を差し伸べてくれた会社ということになるかもしれませんね。
少なくともGambaのポアントは今でも世の中に存在するんですから。

そんなGambaの「G97」を私のクラスの生徒さんは生まれて初めて履くポアントとしてセレクトしました。
ポアントひとつにも実に色々な歴史と物語がありますね。

今晩は現在Gambaを製造しているフランス、レペット社のステキなサイトを旅してみました。(ずっごくステキなサイト!)
もちろんGambaのポアント「G97」もちゃんと出ています。
職人さんがポアントを製作している手元が見られる映像もあります。
(バックに流れているのは「ライモンダ」の曲です)


私の教室のホームページもステキにリニューアルせねば。。。。。
夏の宿題だったはずなのにまったく進んでいない。。。。。
絶対に年内には“夏の宿題”終えないと。。。。。
反省しながら、今宵のおやつ。



生徒さんの出張土産。(from福山)
お仕事で日本全国を飛び回りながらも発表会に参加される生徒さん!
その体力と根性があれば、舞台でもきっとキラリン!と輝けるはず。

ごちそうさまです。

2010/09/23

18羽の白鳥たち

今日は目黒学園カルチャースクールのスタジオを借りて「白鳥の湖」第2幕の白鳥たち(=コールド)の踊りと、オデットの踊りを体験する特別レッスンを行いました。
短時間の中で、みなさん非常によく集中して踊ってくださいました。(拍手!)
そのままの勢いで発表会に出られそうな出来映え!
いつの日か、みんなで舞台でやりたいですね。
18羽の白鳥の皆様、お疲れさまでした。



我が家では現在、白鳥を舞った生徒さんが代わりばんこに着けて楽しんだ練習用チュチュ(=ボン)がぶる下がっています。

うかつにその辺に置いておくと、猫たちの餌食になってしまうので、さっさとお片づけ。

皆さんにお見せしたオデットの頭飾りも明日にはお衣装さんにお返しします。



実は、特別レッスンの後、この秋からポアントにチャレンジするおふたりの生徒さんと一緒にバレエショップに行きました。
9/20に引き続き、ポアント選び第2弾。
私がセレクトしたポアントを片っ端から履いて、自分の感覚、足裏を通して、前回行ったお店で選んだベストのポアントと記憶を頼りに比較。。。。。

結局、おふたりとも今日行ったお店で決めました。
サイズは違うものの、おふたりともギャンバ97の細幅。
初めての一足、はじめの一歩。
「先生ぃ〜、ヒモがついてない・・・・」
自分で縫い付けるのですよぉ。
履いて、バーにつくまで、まだ道のり遠し。
何をやろうにもバレエに近道はないですね。


白鳥が1羽、白鳥が2羽・・・zzzzzz


「ポアントって何でできているんですか?」
とよく聞かれます。

是非、こちらのサイトの How Ballet Pointe Shoes are Madeの映像をご覧ください。

ポアントは美しきミラクル!
ポアントを履いて踊る苦労はバレリーナの秘密です。

さて、ストレッチして寝ます。
皆さん明日は“羽根”や“水かき”辺りが筋肉痛でしょうか・・・・・

2010/09/22

“羽根”汗だく・・・

今日は稽古の後、ひとり稽古場にこもって、明日、生徒さんたちに教える「白鳥の湖」のコールドとオデットのヴァリエーションを踊りまくってきました。
ポアント履いただけで汗ダラダラ・・・・・




16人以上はいる白鳥たち(コールド)の踊りの先頭ダンサーになったつもりでコールドの振りをひと通り確認。

その流れで、ジークフリート王子と従者の芝居も自分ひとりやって、さらに途中から出て来てコールドに合流する大きな白鳥と小さな白鳥たちもひとりでやって、挙げ句の果てに一番最後に登場するオデットまでやって、完璧な“ひとり白鳥の湖”。





当たり前ですが、疲れました。。。。
でも、結構楽しかったです。

これを明日は生徒の皆さんに踊って頂きます。
もちろん、皆さんは“ひとり白鳥”ではなく、コールドの役とオデット役で。

う〜む、“ひとり白鳥”よりも携帯のカメラで“ひとり撮影”の方がムズカしい。。。。



明日はオデットの髪飾りも間近で見られます。

2010/09/21

秋ドリア韓国風

正しくは『きのこのドリアとろ〜りコチュジャンソース』。
ヨーグルトを使った秋のドリア。
これが作りたくて9/11にコチュジャンをド〜んと買ったんです。



トリささみときのこ3種(しめじ、舞茸、えのき)を炒めて、それをご飯の上に盛り、そこにヨーグルト(とろ〜りとしたタイプのもの)と卵黄、コチュジャン、味噌、醤油、ごま油を混ぜたソースをかけて、オーブンへ。








お見本の写真は万能ねきが散らしてあるので色取りがきれい。
しかし、今日の我が家にはフツーのねぎしかなくて、こんな感じ。。。。

ささみときのこの炒め物の中にこんにゃくを入れてカロリーを抑えるというお上品なレシピでしたが、私は肉体労働者ゆえ、こんにゃくの代わりにササミを多めに入れました。




ちょっと驚いたのが、ヨーグルト&コチュジャン&味噌ベースのソース。

発酵食品同士で相性のいい組み合わせ、とレシピにある通り、和洋韓の発酵モノ同士が仲良くすると美味しい!
新発見!
しかも余ったソースはそのまま韓国風ドレッシングに変身。



発酵食品は人類の大発明!すべて美味しくて大好きなものばかり。
しかも、混ぜると更に美味しぃぃぃぃ!
新しい味に大満足。

2010/09/20

ポアント・ソムリエ

今日はバレエショップで生徒さんのポアント選びのお手伝いをしました。
おひとりは子供の頃に少しポアント履いたことはあるけれども感覚的な記憶はほとんどなく、足指の皮が剥けて痛かったことくらいしか憶えていない方。
そしてもうおひと方は大人になってバレエを始めて、初のポアントに挑戦する方。
つまり、おふたりとも大人になって初めてのポアント!

そんなおふたりのために私は優秀な“ポアント・ソムリエ”になろうと奮闘。。。。
目星をつけておいた初心者向けポアントをあれこれ出してきて片っ端から試し履き。
「これと、前に履いたのとどっちがいいか」「普通幅と細幅ではどっちがいいか」etc....

現在の生徒さんのポアント感覚はゼロ地点。
そこから色々なポアントを履きながら、痛いとか痛くないとか、キツいとか緩いとか、わずかながらのポアント感覚の経験値を積み上げて、とりあえずは今日行ったショップでベストと思われるポアントをセレクトしました。(試し履きをすること約1時間)

でも、今日は買いませんでした。
もう一軒、別のバレエショップに行って、そこのポアントも試し履きしてから、最終的に「はじめて買う一足」を決定する予定です。

Freed社から日本人として初めてシューフィッターとして認められた方から、ポアント選びに関してあれこれ教えて頂いたことがありますが、それはあくまでも私の足が履くポアントの場合。
ポアント・ソムリエとして一発でベストのポアントをセレクトして差し上げたいとは思うものの、履いた感覚、実際の稽古で使った感覚は履いた本人にしか分からないので、なかなか難しいものです。

でも、ひとつだけ良かったと思ったことがあります。
それは、生徒さんがポアント初心者とは言え、日頃のバレエシューズでのお稽古で自分の足裏や足指の感覚を感じながら(=探りながら、意識しながら)お稽古をされている方だったので、ポアントに足を入れて立ってみた時の感覚を自分なりとてもよくキャッチしていて、それを私に一生懸命伝えてくださるので私はソムリエとしてセレクト作業がしやすかったです。

自分の身体の感覚を自分なりにキャッチすること。
これはとても大切なことです。
“念願のポアント”に向けて今日は半歩、前進しました。(拍手!)



こちらは私が生まれて初めて履いたチャコット製のポアント。

「ベロネーゼ」とか「スワン」とか、そんな種類がなかった時代のものです。

なんでもポイポイと捨てる母が大切にとっておいてくれた一足です。





内側には母がひらがなで書いてくれた私の名前が。。。。

本当はもっとキレイな薄ピンク色のポアントだったはずですが、長い年月のせいですっかりカビ臭くなりこんな色になってしまいました。。。





な、な、なんと、サイズは19センチ!
ちっちゃーーーーーい!!!

「19センチ」というのはだいたい小学校の低学年の足の大きさ。
(実は何才でポアントを履いたのか憶えていません)
ええええーーーー、
はっきり言って早過ぎます。





私がヨーロッパの先生から教わった“ポアントはじめ”の適齢期は「初潮を迎えて身体がほぼ大人に出来上がった12才くらい」。

なのに私は小学低学年で履いた早熟リーナ。
当時のバレエ教授法がまだまだ学術的な見地から身体を考えていなかったからでしょうね。




早熟でさぞかし苦労したのではと思いきや、19センチのポアントのPlatform(=トウ先)には偏ることなくついた汚れ。
これは床に対してトウ先が真っすぐ立っていた証拠。
しかし当時、使うべき筋肉をちゃんと使って立っていたのかどうかなんて、はっきり言って記憶にありません。

もしかして、6才の私、今の私より踊り上手だったのかしらん?
おーーーーー、明日の稽古ぎゃんばらねば。
6才のガキに負けてたなるかッ!
プチなポアント見て、奮起するお彼岸の夜ぅ〜。

2010/09/19

Takoyaki!

行って来ました〜!
我が家のすぐ近くの神様、熊野神社のお祭り。







 通りを渡ると境内からあふれた屋台。
そして、人、人、人・・・

例年、秋雨にやられることが多かったのですが、今年は天気も良くて大賑わい。





境内の神楽殿の前に人だかり。

何をやっているのかと思ったら、「マックのドナルド」と「のっぽさん」を足して2で割ったような人が、、、



風船アートを披露しているクラウンでした。
(風船で宇宙人を製作中)

その他には演歌歌手にマジック。
祭りの演芸ショーってベタですね。。。

私が生まれて初めて「皿まわし」を見たのもこの神楽殿での演芸ショーでした。




参拝をして境内をブラブラしていたら、スゴい物が目に飛び込んできましたーーー。

超ド級の大盛り焼きそば。(500円)
おじさん曰く「世界一だよ!」

確かに。麺の量が世界一。
持ちにくさ、食べにくさも世界一。
そして、おじさんの気前の良さも世界一!




くじびき屋台では魅力的な「大当たり」を発見!

オモチャの拳銃や刀、ニンテンドーWill、各種ゲームソフトの中でも、ひときわ輝いていたのが、iPadぉぉぉぉぉーーーーー!





どーせ空箱よっ。
とか思いつつも、1回300円かぁ、、、、、
と、真剣に考えちゃったりして。

そんなこんなでわずか30分ほどでしたが、結構楽しんで帰って来ました。

お土産はもちろん大好きな「たこ焼き」!




3軒のたこ焼き屋台をじっくり比較検討の上、一番熟練した手つきのおじちゃんが作っているたこ焼きを買いました。(400円)

ビールとたこ焼きで幸せ〜。
ちなみにガイジンさんも「タコヤキ〜」って言ってました。

日本が世界に誇るジャンクフードです。

2010/09/18

(続)綜芸〜愛用者談〜

昨日のブログに「綜芸」のポアントについて書いた所、愛用者の生徒さんからさらに詳しい情報を頂きましたので、今日はそれをご紹介。

★綜芸のポアントは、フルオーダーではなくて、セミオーダーと言うかイージーオーダー。
なので、オーダーと言っても誰もが一発でピッタリ!という幻想を安易に抱いてはダメ。
何度もお店の足を運び根気よく微調整しながら、好みに近付けるという感じ。
愛用者の生徒さんは、現在履いている“ほぼ満足できる”ポアントに辿り着くまでに、職人さんと直接会ってやり取りをし、型を変えたりして4〜5足作ったそうです。

1足約1万円弱とすると・・・
やはり自分の“理想”に近付くのには時間もお金もそれなりに必要ということですね。

★注文の手順はこんな感じ。
まずはお店に電話をして予約を取ります。
(職人さんと約1時間は採寸等のやり取りをするそうです)
そしてお伺いしてまずは採寸。 お店の方が、両足の足型を紙に鉛筆でなぞり、ポイントになる長さと幅を計り、足の形のタイプも見ながら、3タイプのポアントから合いそうな型を選んでくださって、実物をお試し。
あとは、あーでもないこーでもない、と、履いた感じ・立った感じを職人さんにお話しし、チェックして頂きながら、決めていきます。(タイプの違うポアントのお試しも可能)
そこで決ったポアントを作ってもらい、あとは出来上がったポアントを実際に稽古場で履いて動いた結果を作ってくださった職人さんにフィードバックして、次のポアントを調整、新たに作り、また試す…ということになるそうです。

そうやって職人さんとやり取りをしていくうちに、4、5足目でようやくコレだ!というポアントに改良というか成長していくんですね〜。
長くて手間も時間も(お金も)かかる道のりですが、まさにバレエ的な“コツコツ”の道のり!

★愛用者の方曰く、「自分で足の型をとり、お店に出向かずにオーダーすることも可能ですが、そうなるとかなり理想に近づくのが遠くなるような気がします」

確かに。時間と手間を惜しまず、自ら“理想”を求めに行かないとダメでしょうね。
あぁー、私も行きたくなって来たぁ!

★できあがったポアントは当然ながら完全な既製品ポアントよりも自分の足にフィットしていて、動くときのズレが殆んどないので、足のサイズ・形に左右差のある人でも、トウパッドなし(化繊綿で薄く足先をくるむのがお店のお勧め)で履けるそうです。

私も子供の頃、今以上に左右の足のサイズに差があり、それもあって「綜芸のおじさん」のお世話になっていたんだと思います。

外国製のシューズは、甲高なものが多く、試し履きして合うと思っても、実際に履くとき、履きやすいようにと揉んだりつぶしたりしてボックスの形が微妙に広がってしまい、つま先を落ちて履けなくなってしまった・・・・なんていうこともありますが、綜芸のポアントは厚みが薄いので、そういう危険性は少ないようです。
(逆に足に厚みがある人でもセミオーダーなのでキツくて痛い・・・という心配も基本的にはないはず)

★幅、ソールの固さもオーダー可能。左右別の注文も可能。幅はもちろん、場合によっては左右のソールは固さも別の物を注文することが出来るわけです。
サイズは四分の一まで対応可能。(勿論、こちらも左右差可能)
履き口の長さ、かかとの高さも指定できます。

★愛用者の生徒さんはソールが薄く軽量、極端にいうとまるで靴下みたいな履き心地が気に入っているそうです。
(ちなみにこの生徒さんはバレエシューズでのレッスンはバーもセンターも五本指靴下をシューズ代わりに履いていらっしゃいます)

★総括すると・・・綜芸は、お店に通える暇があって、気の長い人向きということでしょうか。ちなみに工房には猫がいるそーです。
そして私が大変お世話になった「綜芸のおじさん」は今では「工房の翁」とか。
息子さん、そして娘さんたちがお父上の職人技を受け継ぎ、現在に至るそうです。

特別レッスンやら、発表会やら、もろもろのお仕事が落ち着いたら、ポアントを作りにはもちろん、翁となった「綜芸のおじさん」に子供の頃お世話になったお礼を言いにお伺いしたいです。


“理想”への近道はないのニャ。


2010/09/17

綜芸

これまでコツコツとお稽古をし、この夏も暑さにまげず頑張ってきた生徒さんに「この秋からポアントに挑戦してみましょう!」と声をかけました。
来週、一緒にバレエショップに行って、ポアント選びをする予定。

それを前に、今日は新宿村スタジオに行く前、自転車を歌舞伎町にチョイと止め、地下に潜ってサブナードの「シルビア」へ。
生徒さんとポアント選びをする予習がてら、新しいポアントを見たり、気になるポアントを試着させて頂いたりしました。
私が履いた所で生徒さんの足に合うかどうかは分かりませんが、コレはどうかな?と思う初心者向けポアントをいつくかセレクト。
あとは生徒さん達が履いてみてのお楽しみ。

そんな事をしてから新宿村スタジオに行ったら、今日は生徒さんのひとりが「綜芸」のポアントを履いていました。
綜芸」は日本のポアント職人がオーダーでその人の足に合うようにポアントを作ってくれる工房。

実は私も子供の頃、足の親指と人差し指が長いせいでチャコット製のポアントが合わず、当時の先生に「綜芸のおじさん(=職人さん)」を紹介して頂き、オーダーでポアントを作っていました。



これは、かれこれ26年前、1984年の「綜芸」からの請求書。→
(ひゃーー、昔過ぎるッ)
ポアント1足が5200円。

現在はフルオーダーで約9000円だそうです。

※ちなみに私の旧姓は佐藤。





当時、稽古場に納品に来る度に、「足出して」と言って、日々、成長していく私の足形を紙に写し取っていってくれたのが、「綜芸のおじさん」こと本多静雄さん。

今もポアントを作っていらっしゃるのでしょうか?





4500円だったり、4700円だったり、5200円だったりするのは、次第に私の足が大きくなっていったからでしょうか?
それとも生意気にも靴に何か特別な注文をつけていたからでしょうか?
(遠い昔のことで覚えていません)



ポアント代の支払いが7、8月に集中しているのは、夏休み中に自分の教室の発表会があったり、よその小さなお教室の発表会にお呼ばれで踊りにいったり、海外からの先生のレッスンを受けたり、なにかとポアントの使用頻度が高く、潰れるのも早かったからだと思います。


 一度に何足も買わない(=買えない)のは、当時の私の家にとってはポアント代が決して安くはなかったことと、私の足が日々、成長しサイズが変わっていくからです。

「綜芸」で26年ぶりにポアントを作ろうかな。
今度はもちろん自分で稼いだお金で。




【今晩のおやつ】
ブログを読んでくださっているのでしょうか?
今日も「どらやき」を頂きました。
赤坂・雪華堂のどらやき!
季節限定の「芋どら」もおいしいぃーーー!
今晩もあんこ物で幸せ〜、ごちそうさまでした。

2010/09/16

栄えある81位

飲み、食い、踊る、&猫、程度のくだらない話がほとんどの私のブログ。
今年365日を書き遂げたら来年は遅ればせながらツイッターに参入か?
と、思う方もいるかもしれませんが、残念ながら今の私には呟きたい願望も興味もあまりなく、参入の予定はありません。
第一、私が呟いた所で「稽古終了なうぅ〜」「ビール、なうぅ〜」といった程度。

そうやって時代の流れから取り残されていくのでしょうか・・・・

興味はないと言いつつも、お勉強がてら世界のTwitterアカウント・ランキングを見てみました〜。
1位はLady Gaga、2位はBritney Spears、その他、上位はオバマ大統領とかマライヤ・キャリーとか。
そうそうたる面々ですが、予想通りでおもしくないです。

ニポン人の最高位は誰かな????
と思って見ていったら、ななななな、なーんと、81位に我らがガチャピン!
80位のオジー・オズボーンには及ばなかったものの、82位のダライ・ラマ14世を抜いての81位!

おおおおおーーーーー、
すべてのニポン人ツイッターの中で世界に食い込んでいるのはガチャピンですかーーー。

793680人もの人がガチャピンのTwitterをフォロー!
我らがガチャピン、スゴいです。


ということで、Twitterは我らがガチャピオンに任せておく事にします。

→これは、今年の夏、お台場で会った巨大ガチャピン。
ムックって、いつも日陰の存在。
でも、そんなムックがあってのガチャピン人気のような気がしなくもありません。

2010/09/15

Rolfting

「ロルフィング」、「ロルファー」。
専門的に身体の勉強をしていない限り、聞き慣れない言葉かと思います。
「ロルファー」とは「ロルフィング」という身体トレーニングを勉強している方、習得された方のことです。

私のオープンクラスを受講しにいらっしゃる方の中には、色々な勉強をされている方がいます。
今日は「ロルフィング」をお勉強中の方がいらっしました。
(日本にもロルフィング協会があります。)
世の中には実にさまざまな身体トレ−ニング、身体コントロール技術が存在しますね。

バレエにも充分に応用できるロルフィング。
私もレッスンの中で同じようなことをバレエ的な切り口で生徒さんにアドバイスしています。
私の中では“Airily Ballet”なのですが。(私が勝手に名付けました)

選ばれし西洋のバレリーナのように完璧に股関節が開いているわけではない大和撫子の我々が、グリグリと力づくで股関節を開く事なく、いかに美しくバレエを踊るか?
“撫子リーナ”の永遠の課題。
私自身の課題でもあります。

身体のすみずみをAirilyに!
それにはまずもって、心が風通し良くAirilyじゃないダメですね。
けれども人間ですから、その辺がなかなか難儀です。

ムズかしいからこそ、その“難儀”をエンジョ〜イ♪
人間の身体って、面白くてムズかしい。
バレエも、ムズかしく、そして面白いのですよ。


【今夜の甘いもの】

あんこが苦手な生徒さんから頂いた“頂き物のどらやき”。
私はあんこが大好き〜!
あんこ本」を聖書代わりに愛読するほど。
美味しかったですよ〜、ごちそうさまでしたぁ〜。

2010/09/14

我が家の癒し系

今宵は我が家の“癒し系”総出演。


→「花子」の肉球。

これをムニムニ揉むと、私も花子もお互いに癒されます。
猫の肉球にもツボがあるのかも知れません。






こちらは「太郎」の肉球。→

オスだからでしょうか?
「花子」よりも固めの肉球。
ムニムニすると、ギュッを握り返してくれます。
私はすっかりコレにヤラれてしまっています。♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥





→お美しい「花子」のアゴの下。

体調が悪いと、このアゴの下にニキビのような吹き出物ができます。

今は体調もご機嫌も麗しく、白くてポヤポヤ、天然美白!






こちらは「熊太郎」の鼻。→

なぜか鼻先だけがこの色。
横一列にキレイに並んだ黒いポツポツは、ヒゲの毛穴。
数を数えたことがありませんが、左右の頬にキッチリ4列ずつ。
神様のデザインセンスに感服いたします。

皆さん、私よりもはるかに素晴しい癒し系パーツをお持ちです。

2010/09/13

“ビール” 1日30錠

キツかった酷暑、何とか乗り切りました。
気合いだけで乗り切った感じもしますが、実は私にもちょっと頼っている物があります。


→それがこちら。
エビオス錠
ビールはビールでも、ビール酵母です。

内臓を休めるようにと“腹七分”を宣告しても、なかなか守れない私を見かねて鍼の先生が飲むように勧めてくれた栄養剤(医薬部外品)です。



胃の働きを助けてくれる効果があり、私はこれを朝晩、ザラザラと飲んでこの夏もあれこれ美味しく食べて元気だったというわけです。
15才以上は1日3回、食後に10錠ずつの1日計30錠。
結構な量なのでいつも「たいだいザラザラ」と飲んでいます。

現在、私がいつも買っている2000錠入りの瓶が発売中止になっています。
なんでもAsahiスーパードライの売れ行きが悪くて、ビール酵母の原料になるビールかすの量が足りなくなったのが原因だとか。
よりによって私はスーパードライが嫌い。。。。

ネットでエビオス錠を検索するとその効果はダイエットだったり、精力増強だったり、若返り、筋肉増強、育毛etc...実にさまざまは情報がありますが、要は体にいいっていうことだと私は判断しています。

ちなみに、我が家の猫達も大好きで1日2錠をポリポリ。お腹の調子も快調で皆さん元気。
でも私は、やっぱりビール酵母より泡の出るビールの方が断然好きです。

さて、ストレッチして寝ますかね。
今日、レッスン前のストレッチの際に生徒さんたちと一緒に押してみた足裏のツボ「湧泉(ゆうせん)」。
私もじんわりプッシュしてから寝ます。
元気が泉のように湧き出るツボ「湧泉」と「エビオス錠」で明日もご飯が美味しいこと間違いなしです。

2010/09/12

たこ焼き延期

9/9のブログに書いた鳩森神社のお祭り。
稽古場への道中、寄り道をする予定でしたが、寄らずに帰って来ました。。。。。


お祭りはやっていたものの、境内にはたこ焼き屋さん1軒とあんず飴の屋台1軒の計2軒だけ、、、、
食べることが主な目的の私には淋し過ぎる状況。。。。

お祭りで必ず食べるたこ焼きは、2軒以上のたこ焼き屋さんを下見した上で、タコの大きさ、全体的なボリューム、焼いてくれるおにーちゃん、またはおねーちゃんの熟練度等を比較検討の上、買うのが私の流儀。
なので、1軒ではダメなのです。


けれども、ひとつだけ良い事が。
稽古場への行きは子供神輿に遭遇。そして帰りは大人達が担ぐ御神輿に遭遇。
厳かできらびやかな御神輿にしばしウットリ。
写真を撮りたいところでしたが、御神輿は神社の神様がお乗りになってご近所を練り歩いているということだそうなので、うかつにパチリとやってはいけないと思って止めました。

今、住んでいる西新宿に越して来た当初、ご近所の熊野神社の御神輿の列を歩道橋の上から見物しようとしたら、「神様を上から見下ろしてはいけない」と怒られた事があります。

その熊野神社のお祭りは今度の週末。
こちらは屋台がズラリとの軒を連ね、奉納神楽もあり、リアルふんどし姿の男衆が立派な神輿を担いで一日中、街を練り歩く、都心にしてはかなり大規模なお祭り。
大好きな屋台のたこ焼きは、ご近所の神様のところで食べる事にします。

2010/09/11

アジアンな夜

今日は久しぶりにJR新宿駅からプラプラ歩いて西新宿の我が家まで帰って来ました。
ジワッと汗をかきました。今晩は少し蒸し暑いですね。
歩きながら聞いていたのはチャイコフスキーの「白鳥の湖」。
プロコフィエフも大大だ〜い好きですが、チャイコフスキーも大好き♥
私はチャイコとプロコのネタで美味しい酒が飲めるオンナです。



帰って来るとまずはプシッ♪

またまた新しいビールを発見!
エビスのまろやか熟成
〜客船飛鳥船内限定ビール〜

リッチな方々が船酔いしながら飲むビールがあったんですね。私がこれを我が家で堪能。





おつまみはこちら→
生徒さんから頂いた中国土産の酒の肴。

大連北海明珠商貿有限公司のイカのゲソ。
“真空系列調味魚”=味付け魚の真空バックです。
日本にもよくあるオヤジな甘辛系おつまみ。






晩ご飯は昨日買ったコチジャンを使った麻婆豆腐。
ドーンと500gで399円。
使い切れるかちょっと心配でしたが、韓国女性は唐辛子を食べているからお肌が綺麗だとのこと。

今年の冬のチゲ鍋あたりで美味しく使い切り、私のお肌ツルツルになる予定。





そして食後は再び中国に飛んで、イカゲソと一緒にもらった中国のひとくち羊羹。

確かに羊羹のようではありますが、和三盆な感じではなくて、果糖と黒砂糖でできたゼリーのような羊羹。
みすず飴の中国黒糖バージョンといったところ。
懐かしい感じの甘さでした。




はぁ〜、今晩も色々食べて大満足。これで明日も気持ち良く頑張れます。
「あんたのブログ、食べ物のことばっかだね」と言われる昨今。。。。

来週はコチジャンを使った秋のきのこメニューを作る予定!
バレエに関する予定と、食べる事に関する予定で私の人生のスケジュールは埋まっていきます。

2010/09/10

“地図帖”購入

“地図帖”を買いました。
スーパーのレジ脇にある奥様向け雑誌の棚に発見し、ほぼ衝動買い。



“体のツボの地図帖”です。
雑誌クロワッサンの特別編集号。

鍼の先生の所に行く度にツボのことも色々教えて頂いているのですが、この雑誌は素人にも分かりやすい図解がたくさんあるので、これまで覚えたことを整理したり思い出したりする上で便利だと思って買いました。



「百会」「風池」「神門」「血海」「足三里」「魚腰」「目窓」「照海」「命門」・・・・

漢字文化圏で生きてきたからでしょうか、ツボの名称に惹かれます。
ステキな名前です。
2006年にWHOによって361のツボの国際統一基準が決められたそうです。
我らが東洋医学を世界も認めているということですね。
かなり嬉しい。

ニューヨークにもダンサーやアクター向けの鍼灸師がいましたが、そのほとんどが「痩身」を主眼においた鍼治療でした。
ダンサーの身体コンディションのために鍼をしてくださる先生は数が少なく、いい先生はたいてい有名ダンサー、有名カンパニーのお抱え鍼師。一般の人が治療を受けるのはなかなか大変だと、ニューヨークの稽古場で会った日本人ダンサーが嘆いていました。

その点、東京は鍼の先生がたくさんいて助かります。
外国の有名ダンサーが日本公演で来日した際に、必ず行く鍼の先生の所がある、という話も珍しくありません。

私が今お世話になっている鍼の先生もかつてはロシアの有名バレエ団が来日した際、本人曰く「拉致監禁状態」でお抱え鍼師として舞台袖や楽屋で鍼をうっていたそうです。
その時、主役を踊った超有名バレリーナから「あなたの鍼のお陰で私は踊れました」と言って、感謝の気持ちを込めてその日、本番で使ったポアントを頂いたそうです。
(キャーーーー!)
なのに、そのファンがノドから手が出るほど欲しがるポアントをその後どこにやったか覚えていないそうな。。。。。。
(ガックシ、、、、、)

しばらくの間、レッスン前のストレッチの際に「肩こりに効くツボ」とか、「肌荒れ防止のツボ」とか「水太り防止のツボ」等々をやる可能性大。
己の身体を駆使して踊るバレエ。みんなで自分の身体地図帖を探検してみましょう。

もちろん、“バレエが上達するツボ”もちゃんとやりますから、ご安心ください。