2010/09/10

“地図帖”購入

“地図帖”を買いました。
スーパーのレジ脇にある奥様向け雑誌の棚に発見し、ほぼ衝動買い。



“体のツボの地図帖”です。
雑誌クロワッサンの特別編集号。

鍼の先生の所に行く度にツボのことも色々教えて頂いているのですが、この雑誌は素人にも分かりやすい図解がたくさんあるので、これまで覚えたことを整理したり思い出したりする上で便利だと思って買いました。



「百会」「風池」「神門」「血海」「足三里」「魚腰」「目窓」「照海」「命門」・・・・

漢字文化圏で生きてきたからでしょうか、ツボの名称に惹かれます。
ステキな名前です。
2006年にWHOによって361のツボの国際統一基準が決められたそうです。
我らが東洋医学を世界も認めているということですね。
かなり嬉しい。

ニューヨークにもダンサーやアクター向けの鍼灸師がいましたが、そのほとんどが「痩身」を主眼においた鍼治療でした。
ダンサーの身体コンディションのために鍼をしてくださる先生は数が少なく、いい先生はたいてい有名ダンサー、有名カンパニーのお抱え鍼師。一般の人が治療を受けるのはなかなか大変だと、ニューヨークの稽古場で会った日本人ダンサーが嘆いていました。

その点、東京は鍼の先生がたくさんいて助かります。
外国の有名ダンサーが日本公演で来日した際に、必ず行く鍼の先生の所がある、という話も珍しくありません。

私が今お世話になっている鍼の先生もかつてはロシアの有名バレエ団が来日した際、本人曰く「拉致監禁状態」でお抱え鍼師として舞台袖や楽屋で鍼をうっていたそうです。
その時、主役を踊った超有名バレリーナから「あなたの鍼のお陰で私は踊れました」と言って、感謝の気持ちを込めてその日、本番で使ったポアントを頂いたそうです。
(キャーーーー!)
なのに、そのファンがノドから手が出るほど欲しがるポアントをその後どこにやったか覚えていないそうな。。。。。。
(ガックシ、、、、、)

しばらくの間、レッスン前のストレッチの際に「肩こりに効くツボ」とか、「肌荒れ防止のツボ」とか「水太り防止のツボ」等々をやる可能性大。
己の身体を駆使して踊るバレエ。みんなで自分の身体地図帖を探検してみましょう。

もちろん、“バレエが上達するツボ”もちゃんとやりますから、ご安心ください。