2011/01/31

食料調達

今日は目黒からの帰りにスーパーに買い物に行きました。

米5キロ、パン、豆腐、納豆、海苔、昆布、玉子、鶏肉、豚肉、白菜、長ネギ、はんぺん、玉ねぎ、トマト、しめじ、牛乳、あんこ、そしてビール。

調子に乗って買い物をしたら、到底、ひとりで持ち運べる量を超えてしまったので、急きょ、我が家へヘルプの連絡を入れて、食料運搬を手伝って頂きました。

そのほとんどを私が食べていると言っても過言ではない、我が家の食料事情。
頑張ってあれこれ買い物をしたはずが、2、3日で食べ尽くして冷蔵庫は空っぽに。
育ち盛りじゃないのに、育ち盛り級の食料調達が必要です。

毎日の食事は外食はせず、偏食もせず、かと言って神経質になり過ぎず、好きなものをほどほどに食べるようにしています。
冬は温野菜をたっぷりと。

でも、今日はこんな物も買ってしまいました。


カルビー「じゃがりこ〜期間限定うめぇ梅〜」

時々、こーいうものが食べたくなります。
「じゃがりこ」
「カール」
「カップヌードル」
「マクドナルドのチーズバーガー」

なぜ、食べたくなるんでしょうかね?
人間の身体って、単に体にいい物だけを欲しているわけではないよーな気もします。
さってと、ストレッチぃ〜して寝ます。

2011/01/30

マジシャン参上!

今日はリハーサルに『美のマジシャン』が参上しました〜!
な、な、なーんと、プティ〜な教室のプティ〜は発表会なのに、贅沢にもプロのメイクさん付き!(実は、生徒さん)
お仕事が忙しく残念ながら発表会に参加することはできませんが、「何かお役に立てれば」と快く『美のマジシャン』役を買って出てくださって、今日は本番に向けての下見に来てくださいました。

「自分のお顔は自分で」がモットーの教室であったはずが、マジシャンが参上してすっかりお任せモード。
この調子で本番もおんぶに抱っこかも。。。。。
正直、マジシャンがそばにいれくれるだけで、心強いものです。
本番もダンサー達をどうぞよろしくお願いいたします。

どんなに小さな舞台でも、ひとりだけではできませんね。
感謝、感謝。

差し入れのオヤツでまったり。。。。

2011/01/29

What, Who & How

一生懸命になり過ぎると、頑張っているのに目指すベき目標を見失ったりするので、時々、立ち止まって考えます。

〈今、自分は何を踊っているのか?〉

で、さらに一歩、前に進むために、もう少し想像を巡らせてみます。

〈誰のために、どんな風に踊りたいのか?〉

何をどんな風に踊りたいのかは、たいていの人が考えることでしょう。
ピルエットを上手に回りたいとか、足を高く上げたいとか、、、

そこに〈誰のために踊るか?〉という気持ちが加わると同じ踊りでも観る人の目にはずいぶん違って見えるのではないか、と私は思っています。

ここまでお稽古を頑張ってきた自分自身のために踊ってもいいし、観に来てくれた友達や彼氏のために踊ってもいいし、お母さんのために踊ってもいいし、天国にいってしまった誰かのために踊りを捧げてもいいし。

たったひとりの人にでも、踊りを通して想いを伝えようとすれば、その想いは客席にいるたくさんの、お名前も知らないお客様の心にも届くんですよ。
舞台ってそーいう不思議でステキな世界です。

とか、あれこれ、考えていたら、、、、、

GOOOOOOO〜L !!!!(パティシエ、絶叫〜)


現在、我が家は珍しくテレビが付いています。
アジアカップ決勝戦で日本が先制。

よく、サッカー選手や野球選手が病院で闘病中の子供のためにシュートしたり、ホームラン打ったりするでしょ。
ああいう、一点はハートがこもっていて、だたの1得点とは大違い。

踊りもしかり。

ふぅ、今夜の話はえらい壮大な話になりました。
明日も寒さにめげず発表会のリハーサル。
みんなは誰のために踊るのかな〜?

あ、ニポン、アジアのチャンピオンになりましたわよ。
ニポン男児もなかなかやりますわね。


我が家の“男児”はあまりの寒さにションボリ。。。。

2011/01/28

図解〈股関節〉

今日は、生徒さんから「先生、股関節を回すっていうのが分からない」という質問があったので、〈股関節〉の勉強を少々。



これが我々の骨盤と、そこにはまっている左右の大腿骨(足の骨)。

大腿骨は骨盤の骨と一体化しているわけではありません。
骨盤と大腿骨とは別々の骨のパーツで 靭帯によってつながれています。





ちょっと大雑把過ぎる言い方かもしれませんが、操り人形のパーツが糸によってつながっているのと似た感じです。



もうちょっと近くでみて見るとこんな感じ。
股関節が骨盤の一部、穴ぽこが開いた部分にはまっています。

このはまっている角度、はまり具合の緩さ等が各人の股関節の可動域の違いとなって現れます。






骨盤を取っ払ってしまって、大腿骨の上部、股関節部分だけを見てみるとこんな感じ。

足の骨(=大腿骨)の上の方にある〈大腿骨頸部=だいたいこつけいぶ〉のさらに先っぽにある〈大腿骨頭=だいたいこつとう〉がいわゆる股関節のボールの部分。
ソケットに当たる部分はこの股関節がはまる骨盤の穴ポコ部分です。

バレエはこの丸い股関節部分を回して、足が開き、そして最大限の可動域を使って、足を高く上げたりすることが可能となります。



なのでバレエは〈TURNOUT〉であって〈OPENOUT〉ではないのです。

と、頭で理解はできても、これを自分の体で実践するのは難しいですね。
なのでバレエには気長なレッスンが必要なんです。
続きは、お教室で。

我々の身体の中には等しくこの〈股関節〉があるんですよ〜。
今夜の卓上バレエはこれにておしまい。
今夜は珍しくマジメなお話でした。

2011/01/27

見て見てオーラ120%

今日は夜から発表会のリハーサル。
北風ピューピューの中、皆さんお仕事の後に駆けつけてくれました。

寒いし、疲れているし、仕事はあるし、まだうまくいかないステップがあるし、なのにもう残された時間はあとわずか。

誰もが焦って当然。
なので、無計画に焦らずそれなりに順を追って焦りつつ、踊る己に愛のムチするのが私の教室の〈正念場〉。

今日は舞台とほぼ同じ広さのスタジオでお互いの場所を確認しつつ踊りました。
これまで人任せにせず、自分で自分の踊りを作り上げて来た生徒さん達なので、実は私は特別心配していることはありません。
強いて言えば、寒いので怪我に要注意ということくらいでしょうか。
あとは付けまつ毛を上手につけてとか。。。

でも、ひとつだけこれから本番にかけて絶対にやらなければいけないことがあります。
名付けて『見て見てオーラ』
私を見てぇ〜!!!というパワーを放出しながらスマ〜イル♥
これをやらずんば、きらびやかに踊るバレエにあらず!

皆さん、ここまで頑張ってこられたんだから大丈夫。
でも、まだまだ、ぎゃんばるべし。
ここで何となく諦めてしまうか、食らいついて踏ん張るかで、その人の舞台での輝きは天と地ほどの差がつきます。
だから舞台ってコワイ。
でも、ダンサーにとってはこの世で一番ステキな場所です。

お疲れさまでした〜。

こちらは猪木スマ〜イル♥
ダンサー仲間のAZちゃんからキャラメル。サンキュー!

2011/01/26

“吸引”準備

発表会に向けて踊りは勿論ですが、小道具やら化粧道具やら、色々な準備を毎日少しずつ進めています。
10日から1週間前までにはすべての準備を整え、いつものキャリーケースに詰めて玄関に置いておかないとどうも落ち着きません。
そして、本番ギリギリまで踊りのブラッシュ・アップをエンジョイするのがいつのもパターン。
これだとドキドキしながらも“心の準備”もそれなりに楽しめます。
 
昨日は本番に向けてインフルエンザにやられないように予防接種(打つのが遅かったのでほとんど気休め程度、、、)を打ちましたが、もうひとつ、そろそろ準備しておかなければならないことがあります。

花粉症対策。

今年は去年の10倍もの花粉が飛ぶとか。
鼻の粘膜を焼くとか、ニンニク注射が効くとか、色々なことが言われていますが、私は去年に引き続き“吸引”することで、10倍とも言われる花粉を乗り越えようと思っています。

“吸引”とはつまり、花粉を吸うと言う事です。
小春日和の中、自転車で移動をしながら思いっきり空気を吸って、本格的な花粉の季節に向けて少しずつ自分の体内に花粉を取り入れて、免疫を作っていこうという作戦です。

〈花粉を吸って花粉を制する〉何とも安上がりな対策です。

去年はこの“吸引作戦”で薬やマスクのお世話になることなく春を乗り越えました。
さて、今年はこの作戦で〈10倍〉を乗り切れるかどうか???

ちなにみ我が家には加湿器はあっても、空気清浄機はありません。
高度成長期、東京のほぼド真ん中で、光化学スモッグ注意報が発令される中、校庭を駆けずり回って発育した身ですから、〈10倍の花粉〉も吸って乗り越えたいです。

明日あたりからぼちぼち“吸引”スタート!

未開封マスク、外箱がボロボロに・・・

2011/01/25

“注入”完了

今日は稽古場に向かう前に近所の病院へ。インフルエンザの予防接種をしました。

「予防するなら11月に来なきゃダメだよ」と言われながらも、「新型もあるからね」ということでインフル各種のウイルスを0.5ml注入。3600円ナ〜リ〜。

予防接種し慣れない身体ゆえ、わずかのウイルス注入でも具合が悪くなってしまうんじゃないかとビクビクでしたが、その後、稽古して帰ってきて、ビール飲んで、ご飯食べて、お風呂に入って、ぜーんぜん、大丈夫。

「あっ、小林さん、アナタ、骨折ったバレーダンサーさんだよね」
先生は私の事を憶えていてくださいました。
去年の5月に手の指の骨を折っておきながら、踊るから何とかして欲しいと先生に無理を言った私。。。。(当時の写真はこちら

「アンタ、そりゃ無茶だよ、でも仕事なら仕方ない」
そう、言って、先生は私の指に快く(?)アルミ板を付けてくれました。

病院の看板には『外科』とありますが、外科疾患だけでなく、風邪から生活習慣病・消化器系の病気、早期ガンの発見などなど、対応分野は多岐に渡るいわゆる“町医者”。
去年亡くなったお父上先生の代から50年以上に渡って、西新宿界隈の人たちを支えている先生です。

そんな先生が帰りがけに言ってくれた一言。
「インフルエンザにかかったって、39度の熱が出るだけ。そしたら注射打ちにくればいい」
先生の一言が、一番効く予防接種のよーな気がします。



稽古まで少し時間があったので、 青山の「アレッシィ・ショップ・TOKYO」に寄り道。
これはウインドーにあったポスター。

このケトルはお湯が湧くと口についた鳥がピョ〜と鳴きます。
その鳥を猫がジッと睨んでいるステキなポスターだったので、パチリと一枚撮らせて頂きました。



我が家もこのケトルをもう15年近く愛用しています。
高級アクセサリーの代わりに私はALESSI製品を少しずつ買い集めています。
クールでユーモアのあるALESSI、大好きです。

2011/01/24

打倒インフル?

インフルエンザが流行っています。
私は予防接種を打っていません。
さて、どうしよう。
明日、病院へ行って打つべきかそのまま“気合い”で突き進むべきか?
なやーむ、なやむ。


今夜も「太郎」とぬくぬく。。。zzzzzzz

2011/01/23

6時間リハ

ふぅ、、、、、行きは舞台衣装が入った大きな段ボールと一緒にタクシーに乗って稽古場へ。
そして帰りは空も同然の段ボールと一緒にタクシーに乗って帰還しました。



“夢”の衣装はダンサーのもとへ・・・
今日はハードはリハーサルでした。
なんだかんだ6時間稽古場に籠りっきり。

ストレッチしてウォームアップのレッスンを軽くやって、その後は踊りの手直しと調整、衣装合わせをしながら計5回も通しました。

最後の2回は衣装を着けて、裏方のサポートをしてくださる2人の生徒さんの前で“本番”として通し稽古。



美しい衣装を着ただけでテンション上がって上手くいく、なーんて『本番』が生易しいものじゃないことぐらい百も承知。
生徒の皆さん、顔がほころぶのもつかの間、キンチョーの面持ち。
お顔も踊らなくちゃいけないっていうのが普段の稽古とは違ってムズカしいですね。




リハ中は水を飲むのが精一杯。
途中、ビタインゼリーしか口にしなかったので、帰って来たらさすがにお腹がペッタンコ。

義妹がくれたおつまみ『しっとりカリーせんべい』とビールで生き返るぅ〜。






こちらはリハの差し入れに頂いたワッフル。→
「どれがいいですか?」と言われて即、小豆入りをゲット。

疲れている時は甘いものに限ります。





こちらも差し入れ。サケの押し寿司。
笹のいい香り。
日本の食べ物ってすばらしいですね。
手軽に食べられて、美味しくて、しかも見た目が美しい。
なんと金箔がのっていました!

いっぱい踊って、あれこれ食べて、幸せ。



今日はハードでしたが今のうちにこの“ひと山”を乗り越えておけば、本番はキンチョーする自分をエンジョイできるかな?
ダンサーの皆様、そしてスタッフのおふたり、今日はお疲れさまでした。

2011/01/22

夢の段ボール

今日は我が家に大小2つの段ボールが届きました〜!
中には色とりどりの舞台衣装。そして目にもまぶしいティアラの数々。
キャーーーーーー、ビューティフォーーーーーー!!!

生徒の皆さんはこれを着て夢の舞台へと羽ばたいて行くのですね。
はぁ〜、段ボールに詰まったきらめく夢をチラ見してうっとりの今宵。。。。。
バレエとは高度な技術を伴った高級な本格コスプレ。
踊りは勿論、観てくださるお客様に夢見て頂くためには“見栄(みば)”も大切。
完璧なコスプレをしなくては。



こちらは私が踊りで使う小道具。
ホウキとシルバーに輝くポアント(=ガラスの靴の代わり)。

私の衣装はスパンコールといったキラキラした物は一切ついていません。
毎日、家の仕事に追われる〈灰かぶり〉役ですから。





今回の発表会はそんな〈灰かぶり〉が体験した夢の様な舞踏会の世界を、生徒さんたちがお客様の前で踊ってみせるという構成なっています。

日頃、仕事に追われながらも稽古場に駆け込んで来る生徒さんたち。
そんな現実を生きる〈灰かぶり〉達に夢見ることを忘れないで欲しいという願いを込めて踊ろうと思います。
あとは、観てのお楽しみ。




きゃーーーー、
届いたのは夢の段ボールだけじゃありませんでしたぁーーー。

今年もやって来ました確定申告の季節。
提出期限は3月15日。
こーいう現実的なことは後回し。




ちょっと〜!
そんな所でぬくぬくしてないで、
たまには“猫の手”貸してみなさいッ!

アレして、コレして、パタパタパタパタ。。。

明日はたっぷり4時間は踊りのリハーサル。
夢の衣装を身に着けるべく、現実と向き合います。



2011/01/21

“遺跡”発掘

この所、寒いです。
ホッカイロなしには生きて行かれません。

私に「ホッカイロ必ず持っていなさいよ」と教えてくださったのはバレエの先生ではなくて、ピアノの先生でした。
鍵盤の上を華麗に指先が動くように手を温めていなさい、ということなのですが、私の場合、手がかじかんでしまってミスタッチではなく、単に練習不足でミスタッチ。。。
ホッカイロで手を温めた所で、演奏の出来映えはほとんど変わらないというレベルでした。




今日は我が家で歴史的遺産を発掘しました!

見ての通り何の変哲もないホッカイロです。

が、よく見て、ビックリ!!!





 な、な、なーんと、有効期限1997年の9月。
ひえぇぇーーーー、14年も前のホッカイロぉぉぉぉぉぉ。

1997年と言えば、ダイアナ妃が事故死し、山一證券が破綻し、14才の少年“酒鬼薔薇”によって神戸連続児童殺傷事件が起きたかなり暗〜い年。
マザー・テレサさんが亡くなったのもこの年。

実はコレ、我が家の非常用持ち出し袋の中に入っていました。
ずっとチェックしないでそのままだったんですね。
この塩漬けされていたホッカイロ、早速、開封してみましたが、その温もりは3時間と持ちませんでした。仕方がないか、

ちなみに非常用持ち出しの袋の中には非常時の食料として「スニッカーズ」や「カロリーメイト」もあったはず。。。。。が、ない。
どうやら食べ物は賞味期限を前にして盗掘された模様。

 犯人は、、、、あっ、アタシだ。


我が家の1997は「太郎」と「花子」がやって来た年。

2011/01/20

チャイコの記憶

今日はベルリン国立バレエ団の『チャイコフスキー』(全2幕)のチケットが手に入ったので、午後に稽古をして夜から東京文化会館へ来ました。


『TCHAIKOVSKY』
チャイコフスキー〜生と死のミステリー〜

台本・振付・演出:ボリス・エイフマン
音楽:チャイコフスキー

チャイコフスキー:ウラジミール・マラーホフ
チャイコフスキーの妻:ナディア・サイダコワ




不幸な結婚生活、同性愛、二重人格、パトロンの存在、賞賛と孤独・・・・・

チャイコフスキーの生涯を描いた演劇的なバレエ作品。
ロシアの巨匠チャイコフスキーを、ロシアの振付家がバレエ作品にし、ロシア人であるマラーホフが全身全霊で演じ切った重厚な作品でした。




白タイツを履いていなくてもマラーホフの足は強靭でありながら、繊細で非常に美しく、たとえ派手なジャンプをしなくても、立っているだけで“物語る”存在感。
満席ではありませんでしたが、かなりのお客さんがStanding ovationでした。

『悲愴』でチャイコフスキーの妻がツルっ禿の死神のようになって踊る2幕は圧巻。
見応えのある作品でした。



子供の頃、毎年12月になるとチャイコフスキーの『くるみ割り人形』を踊っていました。
ハッピーエンドのようで、どこか心の底からハッピーには思えなくて、いつも踊り終わると、虚しいというか淋しいというか、子供ながらに何ともいえない気持ちになっていました。

物心がついた頃には、コーラスの入る雪のシーンの曲を聴くと、このままどこか遠い所に連れて行かれてしまうような気がして、その美し過ぎる旋律に怖くなりました。
クララが王子様の案内で行くこの夢のようなお菓子の国は、実はあの世なんじゃないか・・・・
そんなことを考えてしまって、踊りに集中できず先生に怒られた苦い記憶があります。

チャイコフスキーが亡くなったのはバレエ『くるみ割り人形』が初演された翌年の1893年。
私は今でもお菓子の国があの世に思えてなりません。

これ以上、語り出すと私の場合、えらいことになるので今日はこの辺でおしまい。
私のチャイコ話の続きが知りたい方は、お時間がある時、一緒に飲みに行きましょう。
朝まで語れます。

さてと、明日の稽古の支度をして、ストレッチして寝るべ〜。
ホントに毎日、毎日、同じことやって生きていますわ。あたし。


2011/01/19

POLINA SEMIONOVA

【昨日のクイズの答え】
Gerhard Haase-Hindenberg著
『POLINA』
〜Aus der Moskauer Vorstadt auf die großen Bühnen der Welt〜

現在、マラーホフ率いるベルリン国立バレエ団のプリンシパルとして来日中のポリーナ・セミオノワさんの自伝とも言える一冊。
20代にして自身にスポットを当てた本が出版されてしまうんですから、凄いです。

ページをめくるとそこにはほとんど知られていない幼少期のエピソードの数々、そして現在に至るまでの天才の努力の日々の模様・・・・



バレエの世界は“天才”が血のにじむほどの努力をして築き上げている世界。
だからこそ、万人が夢見ることのできる世界なんでしょうね。

 (左)5才のPolina
(右)ボリショイ・バレエ学校時代Poline→

この『POLINA』という本にご興味のある方、お貸し致します。
(注)独語で書かれておりますが。。。。



【今日の晩ご飯】
「いなだ」の刺身
牡蠣鍋

「いなだ」は「ぶり」の幼魚なんですね。美味しかったです。
牡蠣鍋は牡蠣が予想以上にPetitになってしまってちょっとガッカリ。
“当たる”のが怖くて本番間近に牡蠣は食べられないので、今のうちに堪能。

そうそう、発表会の打ち上げ、何食べましょうかね?
寒いからやっぱりお鍋かな。
楽しみだな〜。
でも、その前にまだまだやるべき事がテンコ盛り。

やるべき事、片っ端からやって、目指せ本番!
そして、打ち上げ〜!
うおぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーー(丑三つ時の雄叫び)

2011/01/18

顔面・寒風摩擦

「乾布摩擦」とは、肌を乾いたタオルなどで直接こする健康法。
自律神経のバランスを整えて免疫力を強化し、主に呼吸器疾患の予防に効果があると言われているそうですが、私がこの所、自転車で移動をしながらやっているのは「顔面・寒風摩擦」。

さすがに5度を下回ると顔面がキツいです。
鼻水が垂れているのかどうかさえ定かでなくなります。
これ以上、冷たい風にさらされると私の顔面はシオシオ、カサカサでなってしまうかも・・・

それとも乾布摩擦並みに自律神経のバランスが整い、免疫力が強化され、気がついたらツラの皮がえらい厚くなっていたりするのでしょうか?

くだらないラヂオを聴きながらのチャリ移動が唯一の気分転換と言ってもいい今日この頃。
今日もまた「顔面寒風摩擦」をしてしまいました。



【今宵のクイズ(バレエ編)】

このデコっぱちでちょっと野暮ったいお
嬢さんは誰でしょう?

ヒント:小さい頃から踊るのが大好き。







立派にお育ちになった現在は
こーんなにすんばらしい足の持ち主。

ヒント:ギエム級の足ですが、ギエムさんではありません。

彼女は今頃、日本で何を食べてるんでしょう?
スキヤキ?テンプラ?



さてと、顔面に保湿クリーム塗って、寝ます。
おやすみなさい。また明日♪

2011/01/17

ガラスの靴作り

今日は自分の稽古はお休みの日。
鍼の先生の所に行って身体のメンテナンス。
これまでは毎週木曜日でしたが、そろそろ2月の本番(11日の金曜日)に合わせて月曜日にシフト・チェンジ。


鍼の後は入門クラスを教えに目黒へ。
その途中、ユザワヤで買い物。
発表会で使うシンデレラのガラスの靴を作るための材料を買いました。

布用ラメ入り絵の具「Setacolor Silver Glitter」
何種類か同じような布用ラメ塗料がありましたが、これは pēbēo=ペベオというフランス製の塗料。

Made in Franceでガラスの靴を作る事にしました〜!
ガラスの靴と言っても今回はポアントにこのシルバー・ラメ塗料を塗って“ガラスの靴”として使う予定。

おフランスなキラキラ・ポアント、上手にでっきるかな?
その出来映えは、発表会のお楽しみ!




今日はもうひとつおフランスな買い物。
フランス製の手袋を買いました。

自転車移動用のグローブは持っていたのですが、普段用の手袋がなかったので、仏製のセール品を見つけて即購入。

手首の部分が長くて折り返すととても温かい!

さてと、靴作りの続きをします。

2011/01/16

集中力勝負!

東京は当たり前に寒い程度ですが、各地では大雪が降る中、受験に向かう若者は大変ですね。
私もウン十年前の今頃は“受験生”でした。

それまで踊ってばかりでほとんど勉強などしていなかったので、いきなり始めた“受験勉強”が物珍しくて楽しくて、結局そのままのお気楽な勢いに乗って大学へ入りました。
両親は予想外の一発合格にビックリ!
その一方で、私は気合いたっぷりで集中して勉強する予備校が楽しくて、もう1年浪人して予備校に通いたいとも思ったりしていました。
実の所、大学に行きたかったんじゃなくて、生まれてこのかたまともにしたためしがなかった“勉強”が楽しかったんです。

なのに、当時勉強したことはほぼ100%、忘れてしまいました。
唯一、身に付いたのは“集中力”。これだけでした。


その集中力をフル活用して、今日も発表会のリハーサル。
みんなでガッツリ4回通し。
つべこべ言っている暇ないと言いつつも、最後の最後まであれこれ練習したり、修正したり。

本番までに完成させなくちゃって、なーんて思わなくていいんです。
本番に至っても何か新しいことに挑戦するぐらいの気持ちで、踊りをエンジョイして欲しいです。
私も自分を見捨てず、皆を見捨てず、最後の最後までグリグリっと粘ります。



今晩は頂き物の干し柿を食べて、まったり。

生の柿はあまり好きではありませんが、干し柿は大好き。
甘さは砂糖の1.5倍だとか。

この調子で風邪を引かずにGo、Goぉ〜!!

2011/01/15

世界最高峰の・・・

今日はベルリン国立バレエ団『シンデレラ』を観て来ました。
芸術監督兼プリンシパル・ダンサーのウラジミール・マラーホフの振付・演出作品。

シンデレラ役はマラーホフがこの人のために作品を創ったというポリーナ・セミオノワ
マラーホフ自身も、肉襦袢を来て、チュチュにポアント姿で“甘い物好きのバレリーナ”役を好演。




 マラーホフのベタベタな“バレリーナ”姿はハッキリ言って“トロカデロ”

しかし、演じているのがマラーホフゆえ、世界最高峰の“トロカデロ”でした。
マラーホフ、きっとコレがやりたかったんでしょうね。







来月の発表会で『シンデレラ』の曲で踊る生徒さんたちが観に来ていました。
いい刺激を受けて、明日のリハーサルでどんな風に踊ってくれるのか、楽しみ。

会場で久しぶりに会った、我らがバレエ教室のメイク担当の方から、早くも本番用のコスメの差し入れ。→

目の下に付けるキラキラ・リキッド。
これでお目めキラリン・パワー倍増です。
ありがとうございます。





帰りのコンビニでエビス・ビールのおまけ『金のエビス様』をゲット。
金銀並べて大満足。

さてと、明日のリハーサルはつべこべ言わずにまずは2回通して、ちょっと休憩。
そして1回アドバイスをしながらさらって、最後に1回通し。
計4回通すのが目標。


刻々と迫る本番。
ポジティブな焦燥感でバシッと決めるべし!ハイっ!


2011/01/14

18才の先輩

「先生のお宅の猫ちゃんとうちの猫、ちょっと似てないですか?」と言って、生徒さんからご紹介頂いたのは、こちらの猫さん。

ミニさん・メス・御年18才

今でも外に散歩に行ってはご近所の若造猫たちに睨みをきかせている現役のおばーニャン。
歯は何本か抜けているそうですが、食欲は旺盛だとか。
さすがに足腰は少し弱ってきていて、気持ちはあっても自力でベッドの上に上がるのがシンドくなってきているそうです。
でも、人が見て分かる“気持ち”があるっていうのが大切なんでしょうね。
その“気持ち”が御年18才を現役たらしめているんだと敬服する次第です。


ウチの「花子」は14才
健康の秘訣は〈究極のマイペース〉

2011/01/13

“秘密兵器”再登場!

今日は年明け初めての鍼治療に行きました。
お正月もあって、私にしてはかなり間隔の開いた約2週間ぶりの針。
日頃、どんなに自己メンテナンスに手間ひまをかけていても、10日を過ぎた辺りから腹の奥の筋肉の動きが悪くなります。
そうなると、その分、他の筋肉を使わざるを得なくなってくるので、同じ稽古をするのにもいつも以上に疲れてしまいます。
なので、どんなに自己メンテをしていても、鍼での調整は欠かせません。


→鍼の先生の所で働く院長わんこ「笑(えみ)ちゃん」に遅ればせながらのお年玉。

手作りごはんの店「Pusako Kitchen」のオリジナルおやつ2種。
「細切りささみ」と「うなぎボーン」。
どちらも炙って醤油をたらせば、充分に私の酒の肴になりそうなおやつ。
「うなぎボーン」好評でした。





こちらは私の今宵のおやつ→
大好きな焼きたらこ!

ビールはなぜかエビスのグラスでハイネケン瓶ビール。




さて、今日の本題『秘密兵器』はこちら→
今日の発表会リハーサルは広いスタジオに移っての“原寸リハ”でした。

めぐろパーシモン大ホールは間口8間、奥行き5間。(1間=1.8メートル)

その間口1間ごとに、舞台上にいる人間が自分のいる位置を把握できるよう、舞台のヘリに小さなライトが付いています。



それが、めぐろパーシモンの場合、センターが「赤ランプ」で、そこから外にいくにつれて「黄」「青」「白」のランプ。
なので、今回のリハーサルで用意したのは、豆乳各種とアップルジュースの「赤」「黄」「青」「白」の7つのブリックパック。
これをスタジオの隅に並べて、本番のライトのつもりで位置確認をしながら練習しました。

去年、文京シビックでの発表会の際にこれをやってみたら生徒さん達に好評で、私も場所の説明をするのに便利だったので、今回もこの作戦でいくことにしたんです。

そうそう、去年は「伊衛門」と「トマト」でしたっけ。

秘密兵器、再登場!
そして、またもや“佳境”に。
あとは本番へ向けて突き進むのみ!

2011/01/12

“ピンタイ”の練習

今日は自分の稽古でピンタイ(=バレエ用のピンクタイツ)を履く練習をしました。
今度の舞台は生徒さん達とご一緒の〈バレエの発表会〉ですから、私の役柄がいくら「灰かぶり」でも、生足というわけにはいかないだろうと思って、まずは“練習”。

※「灰かぶり」=『シンデレラ』のボロを来て義母様や姉様たちの召使いのように暮らしているシーンのシンデレラのこと。

ピンタイで踊ることが「ザ・バレエ」だということは百も承知。
しかし、ここ数年、生足での稽古が当たり前、舞台も生足にポアントで踊る作品が多かったため、久しぶりのピンタイがちょっとこっ恥ずかしく・・・・
なので、まずは初心に戻って稽古で“ピンタイ”な自分に慣れることから始めようというわけです。



今回、舞台で履く予定で、新しく買ったピンクタイツはこちら→

足先と踵の部分がないタイプのタイツ。
色はピンクというよりも肌色。

足裏とポアントの間にタイツ生地が入るのがあまり好きではないので、限りなく〈タイツを履いてはいるけれども、足裏にタイツ生地の触れる面積の少ないもの〉を選びました。




このタイツ、S〜Lのワンサイズ。
ちょっと心配でしたが、私のお尻でも入りました。(ホッ)

チャコットのサイトにはこの商品は載っていませんでしたが、渋谷店のタイツの棚の一番下にあります。




久しぶりの“ピンタイ”、当然ながら生足よりも温かくて寒い冬にはGood!
しばし、“おバレエ”をエンジョイします。



【今日の我が家のヤンキー】



2011/01/11

オトコの聖典


キリスト教には聖書、イスラム教にはコーランがあるように、私にもいつも手に届く所に置いている1冊の本があります。

それがこちらの分厚いバレエ教本。
 教本と言っても、Pas(=バレエのステップの事)の解説が写真入りで出ているだけ。
 どうやったら上手く美しい踊ることが出来るか、なーんて事はちーとも書かれていません。




やはりバレエは机上でできるモノではないんですね。

どんなに読んでも“確認”にはなっても、“練習”にはなりません。









そして、こちらは私のバレエ教本よりも、更に分厚く、金ピカの表紙が目にまぶしい我が家のパティシエが様が大切にしている教本。

ハーレー・ダビッドソンの整備マニュアル。

肌身離さず、いつでもそばに置いている大切な1冊。





バイクのばらし方から組み立て方、整備の仕方までありとあらゆることが載っているプロの整備士も使うハーレー・マニュアル。
はるばる海の向こうに注文した本で、これを片手に実際のバイクをいじるのは勿論、ただ眺めているだけでも、幸せになれるんだそーです。
私にはぜーんぜん分かりませんが、つまり〈オトコの聖典〉です。





バレエの本も見ている分には充分、楽しいですね。
でも、実際やってみると、鏡の中に見える自分の姿は本に出ているお美しいダンサーの格好とは似ても似つかない、摩訶不思議な格好だったりして。。。。

なので、稽古をするんです!(鼻息荒)

私は明日も、今日に引き続き、稽古場で“ピンタイ”の練習。トホホ、
ここから先は、明日のネタ。

1ヵ月後の今頃は、発表会が無事に終わっている予定。
うっひゃー、あと1ヵ月。
ここから先が、Let's enjoy 正念場。
気持ちを引き締めて、楽しもうと思います。