2019/11/06

高田茜さんの『Manon』

稽古を終えて
大急ぎで今日もオペラハウスへ。
午後は『眠れる森の美女』の
ドレスリハーサルを観ました。
オケ奏者達はジーンズ姿ですが、
あとは本番のまんま。
オーロラ姫はAnna rose O’sullivan
オケボックスを見下ろす席だったので
指揮者がダンサーをどう見ながら
棒を振っているかがよく見えました。
どうやらアパートの地下には
会社が入っているらしく
今朝はご主人と出勤して来たわんこに
起こされました。
裏庭の鳥に向かって吠える吠える……😆

今日は最低でも
1年に一度は会いたい先生のクラスへ。
教えているのはBallet×Contemporary ですが、
先生はパーキンソン病の人達のための
ダンスクラスもやっている先生であり振付家。
私も今年からDance for PDという
国際的なパーキンソン病患者さん達を
ダンスでサポートしていく
coaching、artist director として
活動を始めたばかり。😅
日本にはまだ相談できる先輩がいないので
ロンドンで活動している先生に会うと
ホッとします。☺️


【今日の観光地Photo】
渋谷のスクランブル的なピカデリーサーカス。
(移動途中に歩いて通っただけ…)
『眠り』のドレスリハを観た後、別の稽古場でフツーのバレエクラス。
二丁目のオカマ的ディーバのアカンパニスト(=レッスンピアニスト)が
15分も遅刻してその間、音無しで体幹トレーニング……😑
でも、オカマさんの弾くピアノはサイコーでその後はご機嫌にレッスン♪
オカマニストさん、レッスン後は女子更衣室でしっかりメイク直しをして
本職の?勤務先に向かうあたり、天晴れ。

2つ目の稽古を終えて歩いて再びオペラハウスへ。
夜は高田茜さん主演の『マノン 』。
日本人サポータとして大奮発😤
1万円を超えるいい席で観ました。
西洋人にはない
独特のなでしこオーラの高田茜さん、
カツラだったせいか
毛皮&宝石ジャラジャラで出てきた時は
華奢な花魁のようでしたが
彼女にしかできないマノンでブラボー‼️


夏は怪我して日本での公演はキャンセルになった高田茜さんですが、
世界のバレエダンサーとして見事に踊りきって日本人として嬉しくなります。
彼女が踊ったマノンは、
マノンが生まれてこの方、どんな思いをしてどんな目に遭ってきたかが踊りの端々に滲み出る、
そんなマノンでした。

洗濯機が使えるのは8時まで………
帰ったら10時半……結局、稽古着は洗面で手洗い…

今日は朝から忙しくて帰ってきてからやっと落ち着いてご飯を食べました。
日本では高くて買えないUKビールが美味しい🍺😋♪
今の所、日本から持ち込んだ物を食べて生き延びています。😝

【今日のロイヤルバレエ映像】8年前の高田茜さん。この可愛らしさは今も変わらず。
『マノン 』の中でエロおやじにいたぶられるシーンは幼児虐待を思わせる痛々しさでした。