2021/07/10

踊る金魚、錦鯉を目指す

これは去年のポスターですが
こんな金魚展があったんですね。
金魚、かわいい。😻
家に空の水槽があるので
この夏に飼い始めようか
かなり真剣に考え中🙄

発表会から早1週間。
明日からまた目白の稽古場で気持ちも新たにいつものサンデーオープンクラスが始まります。✨🩰🎶💦

目白の稽古場は男性ダンサーのダイナミックなマネージには狭いけれども、そこそこのカンパニークラスができるくらいの広さと天井高があるスタジオです。
毎週、こんな広いスタジオを借りていたら先生のご負担はさぞかしだろう……と心配してくださる生徒さんもいますが、ご心配無用。
このコロナ禍でも皆さんが来てくださっているのでお陰様で大丈夫です。
台風が直撃🌀☔️といった日は赤字だったりしますが、そんな日は年に一度か二度。
そういう日は雨風の中、稽古場にやってきた生徒さんにいつも以上に〈ステキに踊るためのお土産〉を手にして帰ってもらえれば、私は満足です。☺️

話は急に変わりますが、子供の頃、盆踊りの夜店の金魚すくいですくった金魚を飼っていました。
5センチにも満たない小さな、でもとても鮮やかなオレンジ色の金魚で、小さな水槽で大切に飼っていました。

ある日、母親がかなりお値段が張ったであろう大きな水槽を買ってきて、「小さい所で育てているとずっと小さいままだから、大きな水槽で育てた方がいい」と小さな金魚を大きな水槽に移しました。
以来、金魚は年々、大きくなってついには10センチ以上に。夜店の金魚すくいが出身とは思えないほど立派な金魚になりました。
しかも10年近く生きて、しまいには立派になり過ぎたのか鮮やかなオレンジ色がかなり薄くなった長老金魚になって大往生しました。

さすがに錦鯉は
庭に池のあるお屋敷住まいじゃないと
飼えませんね…
話はバレエに戻って、
私を含め、Dance Alive Balletで稽古をしている生徒さんたちは生まれながらのバレリーナではなく、皆、フツーの人。
個性的でステキな方々だけれども生まれながらの天才バレリーナではなく、偉大なるフツーの人。出どころは夜店で可愛く泳いでいた小さな金魚たちです。
でも、そんな金魚たちを大きなスタジオに放ったら、水を得て踊り出し、いつの日か錦鯉に化けるんじゃないか?というのが、私の野望です。😁


日頃、広いスタジオで稽古をしているせいか、DABの金魚ちゃんたちは満足な舞台稽古なしの、ほぼぶっつけ本番の舞台でも、物おじすることなく実にのびのび楽しく踊る人たちです。

今はまだ泳ぐ宝石と言われる錦鯉にはなれていないかも知れませんが、踊る宝石💃✨と言われるくらいの美しい金魚を目指して、明日も広いスタジオで汗だくになって頑張ろうと思います。そして、いつの日か〈錦鯉〉に。✨