2021/03/16

身体格差社会

コロナ禍以前から何事においても世の中〈格差〉が問題となってきていましたが、1年以上続くコロナ禍でその〈格差〉はさらに大きくなってきているような………

私がバレエを教える仕事をしていて身近に感じる〈格差〉は〈身体格差〉です。

人間としての二足歩行ができるようになってからも、長いこと座ったっきりで楽ちんに移動ができるベビーカーや車に乗って生活してきたお子さんと、道中寄り道をしてお母さんを困らせたり転んだりしながらも自分の足で歩いて生活してきたお子さんとでは、同じ歳でもビックリするほど運動神経、身体能力に差が出てくる。


そんな幼児期における〈身体能力格差〉を日頃のバレエの稽古の中で目の当たりにしている私は、同じ歳でも事情はそれぞれで決して同じではない、という事を肝に銘じて小さなお子さんたちに接してます。

子供に限らず、オトナもこのコロナ禍で身体の調子が悪くなってしまった方もいれば、かつてなく身体良好、健康になった人もいて、〈身体格差〉がこれまで以上に広がってきていると周囲を見渡して実感。。。ご老人も然り。

〈身体格差〉は生活全般におけるさまざま〈格差〉を生む要因にもなり得るんですね。

最近こんな記事を読んでコロナ禍にひたひたと進行する〈身体格差〉について考えたりしました。子供に限らず大のオトナも年齢に関係なく身体を動かしていないと脳みそも錆び付いてしまうんでしょうね。明日も頑張ろ。💪🧠✨