2021/03/19

バレエ的〈冷えピタ〉活用法

足指の皮が剥けそうになって
困り顔のバレエ少女にひと言。
「鉄棒をして手の皮が剥けて
強くなっていくのと同じように
足指の皮も今、強くなっている
真っ最中なのよ」☝️
バレエ少女は
ハハ〜んと納得した顔で
帰っていきましたが、
ホント、ポアントって
厄介な靴ですね…🩰

ポアントを履き始めたばかりの生徒さんに「足指が痛くならないように小さく切った冷えピタを指に貼るのもいいわよ」と教えたら早速、お母さんから質問が。
「ポアントを履くのに冷えピタがいると娘が言っているんですが、何か間違ってはいませんか?」
ご質問ごもっとも。ポアントを履くのになんで冷えピタがいるのか不思議に思って当然です。
でも、便利なんです、冷えピタ。
熱を吸収するゼリー部分がポアントの硬いトウ先=ボックスに足指が当たって皮が剥けたりするのを防ぐクッション材となってくれるんです。
同じ役目をする〈セカンドスキン〉という衝撃吸収クッション材がバレエショップでも売っていますが、もとが医療用素材のせいかとっても高い…なので、大抵のダンサーは百均で売っている冷えピタを代用しています。
これなら貼りたい場所の大きさに合わせて切って貼って、ポアントを脱いだら貼り付けたテープと一緒にポイっと捨てられます。
百均にはその他にもポアントを履く際に使える色々なものがあって、オトナの生徒さんの中には、地震の時に家財道具がズレるのを防ぐ、耐震粘着クッション材をトウ先入れて快適に踊っている人もいます。
今度、みんなが各々、どんな養生をしてポアント履いているか写真に撮ってみようと思います。もちろん、一番大切なのは身体の引き上げとか足指、足裏の筋力ですが。😸📸