2019/12/05

義足舞台人は女形

今日もロンドンからやって来た
ゴリラ人形に抱きついて寝る熊太郎。🇬🇧🐻🦍
今日は教えの仕事がないので落ち着いて自分の稽古。どんなに精一杯やってもまだまだ…でも精一杯やらない事には何の発見もないので今日もいつも通り精一杯。🎶🤪💦
ロンドンで少々炎症を起こした踵(=アキレス腱の付着部滑液包炎症)もほぼ治って今は身体のどこも痛くなくてその点では充分に幸せ。☺️このまま年を越したいです。
夜は昨日に引き続き「舞台医学」勉強。
でも今日はつまらなかった…😑
「ダンスにおける足関節傷害メカニズム」で、中でも怪我が多いバレエダンサーに関して。
膝の靭帯断裂こそしていませんが、バレエを踊っていてよくある足首、膝関節の傷害のほとんどを経験済みで悲しいかな勉強をするまでもありませんでした……
でも、自分が怪我してオペまでしたその後の対処が決して間違っていなかったことが確信できてホッ。これが今日の勉強かな?🙄


早速、今日の勉強でも寄り道をしてしまいました。😅
なーんと日本人で初めて義足をつけたのは、一般人でもスポーツ選手でもなくて舞台人。
幕末から明治初期に人気を集めた歌舞伎役者、美貌の女形、三代目澤村田之助だとか。
「舞台医学」の原点ここにあり、みたいな話です。
2020を目前にいよいよパラスポーツ全盛となってきましたが、スポーツ以前に日本は〈パラ歌舞伎〉だったんですね。
※探してはみましたが、さすがに映像はありませんでした。

【今日のダンス映像】
Candoco Dance Companyは去年、私がロンドンで初めて観たハンディキャッパーたちのダンスカンパニー。
今年はロイヤルオペラハウスでオペラとのコラボ作品を上演するんですね。観たかったなぁ。
ロンドンの稽古場ではプロフェッショナルのクラスでも、お勤め帰りの人たちのクラスでも、フツーに片腕がない人がいたりします。(なのにターンがメチャメチャ上手。😲)
「ネイルをやってもらう時はやっぱり半額?」とかいう話で盛り上がったりして、一緒にいて楽しいです。😁