その昔、パリオペの学校の生徒さんたちがレペット製のブルーのスカート付きレオタードを着ているのを見て、それはそれは憧れてレオタードが自由に選べる上のクラスに進級したのと同時に、当時はまだ雑居ビルの中のお店だったチャコットのおじさんに無理を言って、特別にフランスから取り寄せてもらって着ていました。
当時、日本に来日したバレエ学校の生徒さんたちの公演で見たのか、それともテレビのドキュメンタリーか何かで見たのか忘れてしまいましたが、そのエレガントさは衝撃的で、自分が日本の冴えない子供であることをすっかり忘れて、同じレオタードを着ただけで大満足、意気揚々と稽古をしていました。
その後も長いことブルーのレオタードはパリオペの学校の制服レオタードだったらしく、つい先日、そのレオタードが映っている映像を発見しました。
今は同じレペット製でも色が違うレオタードが制服になっている様子ですが、このブルーは永遠に憧れのブルーです。
