2020/09/05

野良猫に学ぶ

今日は少々乱暴ではありますが、ミケの首根っこをグイと掴んで爪を切りました。
もと野良猫にとっては生きるための大切な道具である爪を切られることは大変屈辱的なことだと思います。
でも、ミケはこの春から私の家に隠居し家猫になった身。爪切りに耐えてくれました。

ミケは家で暮らしながらも、その立ち振る舞いは依然、野良猫然としています。
一言で言うと、無駄なことは一切しない。
おもちゃで遊ぶなんていうことは絶対にしません。
そんな幼稚なことをしようものなら、母猫が子猫を叱るように猫パンチでお叱りを受けます。
ご飯も基本1日1回、一度にしっかり食べます。好き嫌い皆無。
いつでも飲めるようにしている水も基本的に人の寝静まった夜にジャブジャブと飲んでいます。
我が家で暮らすようになって環境が激変しても下痢など一度もすることなく完璧な快便。
自己管理能力の高さと柔軟性を感じます。

唯一、家猫っぽくなるのは私がマットを広げて寝る前のストレッチをしているひと時。
いつも足元にいたミケが最近は近寄ってきてお尻をブンとぶつけてくるようになりました。
何を認めてもらっているのかよく分かりませんが、
少しずつ私の何かを認めてくれているような。🙄
子猫の時からチューチュー😽していたこれまでの猫たちとは違うミケとの暮らし。
少々の距離があっても気持ちを通わすお付き合い、悪くありません。😸

【今日のダンス映像】
同じ場所に暮らしていて同じような事をやっていてもこの1年でその環境は劇的に変わりました。
同じと思っていたことが実はもともと同じでなんかなかったんじゃないか?と最近になって思うようになりました。
人は〈いつもと同じ〉ということに安らぎ感じたりしますが。。。