2019/09/22

剣の道とバレエ

今日は9/19のブログで書けなかった剣術=居合とバレエが似てるかも、という話。

剣術は斬ろうという思いがあると斬れないんだそうで、対象に固執していると斬れないけれども、力まずに剣をスッと振れたらすばらしく刃筋が通るんだそうです。
目の前にある「碁盤を斬ろう」と思ったら刀なんかはね返されてしまうけれども、刀の力というのは不思議で「地面を斬ろう」と、その「先」をイメージすると、その途中にある碁盤はさっくり斬れるとか。
これは何をイメージするかというマインドの問題で、剣術の技術とか腕力の問題ではないそうです。
うーむ、これってバレエで回ろう回ろうと頑張れば頑張るほど撃沈する…というのに似ているかも。
アイススケートが回転した後の着氷の出来が点数を大きく左右するように、バレエの回転でも回った後のポーズや次のステップをしっかりイメージしてそれをやろうとするとその前の回転がうまくいくのかも知れません。是非お試しあれ。

踊りではイメージがとても大切。技術はイメージの上に築かれるもの。
明日9/23(祝月)は昼前からポアントの集中クラス。
詳しくはホームページをご覧ください。
明日はポアントで踊る自分のイメージに集中してお稽古、と捉えるのも良し。
人間の身体はポジティブなイメージをもってより確かに動きます。ではまた明日。^ - ^

ドガが描いたポアントを履く踊り子たち。
この格好からしていつの時代もポアントは大変だったんですね……