2019/09/12

体幹の質を問う

昨日は18禁の濃厚ダンスに感嘆しながストレッチして寝ました。😅
18禁ダンサーズのうねる体幹コントロール凄い!😻
でも、今日はいきなりJapanが誇るパペット、人形浄瑠璃に飛び火です。
3人の人形遣いによって動く人形には首、両手足に遣い手の持つ棒(持ち手)がついていますが、胴体部は完全に空洞で人間でいう背骨、背骨のベースとなる骨盤に代わる軸のようなものまったく内蔵されていないそうです。


ほら、空っぽ。
人形の着ている着物の端々に頭部と両手足が付いているだけ。
それを3人の遣い手が〈1人の人間〉として息を合わせ人形を動かすんだそうですが、体幹に相当するものが何もない空洞な胴体部が着ている着物が歪んだ弛んだりすることはご法度。
空洞な胴体部がしっかりと保たれていないと、頭や手足をどんなに正しく動かしても全体としては不自然に見えてしまうんだそうです。
体幹ないのにやっぱり人間を演じる上では体幹が大事なんでしょうか?
だったら体幹代わりの棒の一本も胴体に内蔵すればいいのに、と思ってしまいますが、それでは近松の心中モノで悲哀に満ちた女人形の立ち姿なんていうものが演じられなくなってしまうんでしょうね。。。


文楽の〈エア体幹〉、すごーい。
今宵は文楽に思いを馳せながら、今日の疲れを取るストレッチと体幹の筋トレを少々。
私には体幹があるんだから上手に使わなくっちゃ。背骨も。

〈エア体幹〉にも似たしなやかに動く体幹が理想かな。
18禁ダンサーズのようなパンチのきいた強い体幹にも憧れます。
でも、あそこまで強い体幹は騎馬民族を祖先に持たない倭人には厳しい……かな。🙄
今日は文楽『艶容女舞衣』の酒屋でも見てから寝ようと思います。
文楽の方が私より色っぽい……😅