2021/02/06

やり残した事をやる🩰

私の25㌢弱のポアントに比べると小さくて
思いのほか縫いにくかった……
子供サイズのお裁縫って大変なのね、
初めて知りました。😅
今日はミケ婆にゃんと一緒に日向ぼっこをしながらポアント改良の縫い物をしました。
私のポアントではありません。サイズは22センチのチャコット製の「スワン」。今年からポアントを履き始めた生徒さんの大切なファーストポアント。
サイズは合っているのですが、私と同じ、長いけどペロンと薄い細幅の足……一番幅細のポアントを選んでもサイドがブカブカになってしまうので、足とポアントがしっかりとフィットするように甲の部分に幅を詰めるためのゴムをつけました。
お母さんもバレエを知る人ではなく、当人もまだポアントの稽古をして目を白黒👀…の状態。
ここはたとえ不器用であってもペラペラの細幅足でポアントを履いてきた私がこれまでの経験をもってやるしかありませんッ。

太古の昔、小学生で履き始めのポアントが足に合っていなくて苦労した私は、細幅の足の場合、どんな細工をしてポアントを履けばいいかまったく知らなかったし、誰も教えてくれませんでした。
たとえ足に合っていなくてもド根性ひとつで頑張るのが当たり前ッ❗️そんな時代でした。

でも、今は違う。
自分があの時、知らなくて苦労したことをそっくりそのまま自分の生徒の無駄な?苦労にはしたくない。そう思って、ちっこいねーとか言いつつ縫い縫い。😆🎶
合っているポアントを履いていたとしても、限りない苦労と努力をベースに磨かれるポアントワーク。無駄な苦労をする時間があるんだったら、その分、良質の稽古をして前に進もう!と言うのが私の考えです。🩰✨
生徒が学校の家庭科の授業で糸針を持つようになったら、自分でやれるようにアドバイスしようと思いますが、今は私が。
かつての幼い私が知らなかった事を今、次の世代のためにしようと思います。😊