とサッサと先輩にさよならをして稽古場から脱出。
プチな鰻丼 |
生まれも育ちも静岡県の養殖鰻。
それを人間ふたりで半分ずつですから、我が家の土用の晩餐はえらくささやかな晩餐です。
でも、家で温め直して食べる鰻ですから、この程度で十分満足。
私の場合、鰻はほとんどお酒のお供に頂く感じ。
本日の日本酒は福島県の人気酒造が作った『純米吟醸・人気一』。
飲みやすい辛口で冷やが一番。
東北支援の一環として飲んでいます。
さすがに鰻が半匹では足りないので、揚げ出し豆腐のキノコあんかけも食べました。
上にドサッと乗っているのは、香菜。
あとは切っただけのトマトでおっしまい。
肝吸いがないのが残念ですが、肝はやっぱり新鮮な物をお店で頂くのが一番。
美味しい物は食べ足りないくらいが丁度いいです。
鰻をひと口もらって大満足の「太郎」 |
鰻は鮭とは逆に、川で暮らしているのにわざわざ大海原に出て行って、6000キロも旅をしてメスと出会い子孫を残すという、未だに謎の多い生き物だそうです。
移動中に聴いていたラジオで鰻研究者が話していました。
6000キロも旅して会いに来てくれるオス。
私の周りには今の所、皆無です。