新国立劇場に吉田都さん演出の新国立劇場バレエ団、新制作『ジゼル』を観に行きました。👀
大幅な改定演出ではなくて、これまで踊り継がれてきた『ジゼル』のひとつひとつのシーン、踊りから余計なものを取り除いて、ダンサーたちが踊る人間像が浮き立つ〈新制作〉。吉田都さんがイギリスの、ロイヤルバレエ団で踊ってきたことがベースにあっての舞台装置、衣装の色味、そして演出でした。
ビックリしたのは1幕の見せ場、ジゼルが正気を失うシーン。唯一の子役(小学低学年)を使っての演出が素晴らしかった。
幕が開いてすぐに「何でたった1人だけ子役がいるんだろう?」と思ったら、こうきたかぁー❗️😳
これ以上書くとネタバレするのでやめておきます。
でも、この度肝を抜かれる演出の1幕のラスト、お客さんの半分くらいは死んだジゼルの美しすぎるつま先(バレリーナ、死んでも爪先が伸びてるのね)に目を奪われ、見逃しているような気もしますが。
平日の2時からでもほぼ満席の新制作『ジゼル』。観に行って正解でした。😺