2012/07/10

泣く子は育て!

梅雨明けはまだですが、昨日も今日も暑かった。。。。

ので、あられもない格好で寝ています。
(裸じゃありませんが)
そんな私に抱きついて寝るオスが一匹。
我が家の野獣「熊太郎」。
全身毛むくじゃらの上に脂肪がタップン♪
暑いっつーのッ。
でも、これだけオスに好かれるというのは有り難いことです。



今日も『プチバレリーナ』クラスはいつも通り賑やかでした。
本日の“涙ちゃん”計ふたり。

レッスン時間になるとスイッチが入ったように「ママぁ〜」と泣き出す子、1名。
母に引きずられる彼女をサクッと抱き上げて、さっさと教室へ。
先週はしばらく抱っこをしたままでいましたが、今日はすぐに下ろしちゃいました。
「涙を拭いてあづさ先生の所に行きなさい」とちょっと急かしてみたら、
「まだ涙、ふいてない」とタオルで自分の顔をごしごし。
涙目ながらも今日は最初からレッスンに参加することができました。(ホッ)

「ママぁ〜」となるのは、彼女がバレエのレッスンを始めるに当たっての独自の“儀式”のような感じ。
それさえやればちゃんとレッスンができるんです。
今週の“儀式”は、先週よるもかなり短く、ものの3分ほどで終了。
来週はこの“儀式”、割愛されるといいのですが。

そんな“儀式”が無事に終了し、おだやかにレッスンが進行したかと思ったら、ストレッチをしながら鼻をすする子、1名。
鼻水が出ちゃったかな、と思って見てみたら、うつ伏せカエルポーズでストレッチをしたまま、秘かにしゃくり上げ泣いていました。
みんなよりも体が固くてストレッチに四苦八苦している彼女。
みんなに比べてなかなか上手くいかない自分に挫けてしまった様子。
彼女にとって、バレエはこれまで生きてきた中で〈人生最大の壁〉なんですね。
(と言っても、まだ4年しか生きていませんが)
目の前に立ちはだかる壁を前に涙がこぼれちゃったんです。
髪の毛をピタッと結び直して、私の手拭いで涙と鼻水を拭いて、気分一新。
結局は笑顔で踊って帰って行きました。

大好きなバレエは泣いちゃうほどムズカシイ。。。。
毎週の稽古を通して、今、彼女達が自然に学んでいることのひとつです。
どんなに泣いても、踊っていく強さがあれば、それで良し。
泣いて笑って、そして踊って、育ってチョーダイな♪