2011/05/29

倭人の金髪


今日は土砂降りの中、先週に引き続き
本日の演目はバレエ鑑賞、初中級者向けの
『真夏の夜の夢』と『ダフニスとクロエ』。

ダフニスとクロエ』はバレエリュスでディアギレフが制作したバレエ作品をフレデリック・アシュトンが再振付したもの。
アシュトンの振付うんぬんと言うよりも、私はバレエリュス作品の特徴のひとつでもあるダンサーが一斉にじゃんすか、じゃんすか、ひたすら踊りまくるシーンが好きです。








真夏の夜の夢』はアシュトンの超高速アレグロしまくりの妖精たちの振りが好きです。
今日はタイターニアが吉田都さんだったので満員御礼。

ちょっと残念だったのは、やはり倭人が金髪のカツラを被りこなすのは難しいかな、、、と思ってしまった事。
(ターターニアは宝塚並みの金髪たてロールの全かつら)

吉田都さんのその脚さばきたるや、トーゼンながら他の妖精達とは大違いの軽やかさ!
金髪じゃなくて、自毛の黒髪でも十分に“妖精の女王”だったと思うのですが、、、、、





私は生まれて初めてのバレエの発表会の時に、倭人なのに4才にして〈フランス人形〉を踊り(と言ってもお遊戯程度)、パツ金たてロールのかつらを被る羽目になりました。
ぜーんぜん似合ってないのは4才の私にも十分に自覚ができて、とても嫌でした。
以来、その苦い経験がトラウマとなり、発表会に参加するかどうかで毎年ごねる問題児になってしまいました。
倭人に金髪は合いませんよ。



会場でもらったチラシの中にこんなのが入っていました→
あまり目新しい演目がないよーな気もしますが、大震災でへこんでしまった日本のためにギエムが10月に来日するそうです。
私はコンテンポラリーを踊るギエムが好きです。
NBSのホームページにも詳細が既に発表されています。
こちらは現在のギエムの公式サイト。(是非ご覧あれ)













一方、来ない人たちもいます。
ルグリ、来ないって‥‥、、、ロビーにお知らせが張り出されていました。

さってと、明日からまたおNewな一週間。こんな時だからこそ、倭人、ガンバルべし。