2011/05/16

食べて筋トレ

今日から必要に迫られて「食べて筋トレ」を始めました。
「食べて筋トレ」と書くと「食べて痩せる」みたいで、魅力的に聞こえるかも知れませんが、
正確には「噛んで筋トレ」。

実は、今年に入ってから右の肩甲骨の裏、肩、首筋の凝りがまったくとれない状態になり困っていました。
なんとその原因が顎関節の大きなズレにあったことが分かりました。

左側で物を噛む癖があり、左側のあごの筋肉だけが強くなったのが顎関節がズレた原因。
見た目にはほとんど分かりませんが、口を大きく開けると、右の顎が筋肉の強い左の顎に大きく引っ張られて、ガックンと半ば外れたようになり、下あごが大きく左側にズレてしまいます。
鼻から下の自分の顔が大きく左側にズレているのを見て、我ながらビックリしました。

この顎のズレが原因で右の顎から右の首筋へと伸びている筋肉が凝ってしまい、それが更に右側の肩、肩甲骨にも影響を及ぼしていたんです。

と言う事で、今日は右側の顔と首まわりの鍼、そして生まれて初めて、口の中に手を入れての顎関節の調整をしました。



移動中、黙々とモグモグ‥‥
そして、自分でも顎のズレを調整すべく筋トレをスタート。
移動中、キシリトールガムを右側で噛んで右側の顎を動かし、顎の内側からつながっている首すじの筋肉をほぐします。晩ご飯も意識して右側でモグモグ。

これまでほとんど使っていなかった右の顎関節はすぐに疲れてしまって、正直シンドイですが、リハビリと思ってしばらくこれを続けないといけません。

歯医者さんで大きな口が開けにくかったのも、ビックマックが食べにくかったのも、生まれつき口が小さいからじゃなくて、顎関節が大きくズレていて口を開けにくかったからだったんですねー。
今まで気がつきませんでした。ふぅ、、、、、



踊ったり、踊りを教えたりする上で身体解剖学の勉強はしましたが、踊りの場合、やったとしても足、腰、胴体部、背中や肩まで。
首から上はまったくと言っていいほど勉強しません。
そこが盲点でした。

ひとまず原因が分かってホッ。
しばらくの間、お稽古中以外は大リーガーのようにガムをクチャクチャしているかと思いますが、
どうぞご勘弁ください。

肩、首、顎(口)、頭の筋肉は互いに関連性のある筋肉群なんですね。