2011/05/19

シューズ生き返る

今日、稽古着やポアントといった踊りの道具を整理していたらポロッと出てきました〜。
棚の奥で瀕死の状態のまま放置されていたバレエシューズ。
ほぼ新品なのに、シューズの履き口のまわりに通してあるゴムがスルリと中に入ってしまって
そのまま‥‥


このゴムを通し直すのが、実に難儀。
しかもイライラする作業。
今日は、じっくりと腰を据えてこのシューズの蘇生作業に取り組みました。

履き口に通してあるのが、ヒモのバレエシューズの場合、こんな面倒な事にはならずに済むのですが、ゴムの場合は引っ張って結んだ結び目が解けてしまうと、スルスル吸い込まれて、消えていなくなります。
コレ、結構よくやる失敗です。


さて、シューズの蘇生作業に用意したのは大きな針(布団を縫う時に使うものらしいです)と細いヘアーゴム。
もともと通してあったゴムはどこかにいってしまったので、ヘアーゴムを代用。
本当は白いゴムを通してリキッドファンデを縫って肌色にするのが一番見た目が美しいかとは思いますが、今すぐやらないとまた放置しそうなので、手元にあった茶色ゴムで強行。



出来上がりはこの通り。
アハハ、、、、
シューズからぶっ太いヒゲが出てるみたいではっきり言って格好ワル。

でも、布団縫い用の大きな針を使ったら、結構楽にスルスルとゴムを通すことができました。(所要時間約5分)
普通のゴム通しでは太すぎて無理です。
ひげチョロぴ〜ん!



もう二度と吸い込まれない様にしっかりと固結び。
茶色の結び目がちょっと見えてしまいますが、このヒゲちょろびんをシューズの中にしまい込めば、蘇生作業完了!お稽古可能!

皆さんのお宅の仮死状態のシューズも生き返らせましょう!

これで稽古すれば、一度は不慮の事故で死にかけたバレエシューズが生き返り、そして踊ります♪