今日は地味ぃ〜に黙々と自分の稽古をする日。
センターのAllegro(アレグロ)の中にBallotté(バロテ)というPas(パ=ステップのこと)がありました。
腰を上げてホイサッサ♪と調子良くやったつもりが、バレエシューズが脱げちゃいました。
慌てて、片足でケンケンしながら、おとと、、、とシューズに踵を入れて、
一緒に踊っていた面々のご迷惑にならないように途中はひゃーーーと走っちゃって、
最後のブリゼだけやって何食わぬ顔をして5番ポジジョンを決めて終えました。
あーーーー、何やってるんだか。
踵が脱げていようがそのまま踊るべきでした。
それか、いっそのこと、バレエシューズをポイっと投げ捨てちゃって、片足裸足で涼しい顔して踊るべきでした。
シューズが脱げても、踊らなきゃダメダメ。
【Ballotté at 90°】どんなのかというと、こんなのです。
まずは5番ポジションから
こんな格好でピョンと飛び、
1/4方向を変えてー
着地と同時に前足を伸ばす。
(90度まであげる)
そこから更に片足で踏み切ってピョンと飛び、
空中でこんな格好。
(これがどーして結構シンドイ。。。)
このカエルのよーな格好になっていないと見応えのある正しいバロテとは言えないのです。
そして、後ろ足を伸ばして着地。
この時も足は90度まで上げる!
本にはこうあります。
Ballotté at 90° should be attempted by advanced dancers only.
腰も足も上がらなければまともに出来ないので上級者じゃないとあかん、と。
ふぅ、これでシューズが脱げるようでは話にならない。。。。
Ballottéとは、「前後に揺れる」という意味。
ダイナミックかつ優雅、そして足を前後に伸ばし揺れる様に跳ぶのは難しいです。
バレエは一生やっても、エンドレスにディフィカルト。
それを楽しめるような人が、バレエが上達する人。
おやすみなさい。