2019/10/17

「オイディプス」by 海老蔵

バレエダンサーが
何を踊ってもバレエダンサーな様に
歌舞伎役者は
何をやっても歌舞伎役者なんですね。
あんなオーラを出されたら
そこそこの俳優さんでも消されてしまいますね。
今夜はシアターコクーン市川海老蔵さん主演『オイディプス』を観ました。
いつも一緒に稽古をしているコンテのダンサーの方から「メチャメチャいいらしいよ」という話を聞いて完売寸前、残り5席のうちの1席をゲット。
久し振りの芝居です。
日本のコンテンポラリーダンサーも出演しているとあって、実はそれを楽しみに行ったのですが、すっかり海老蔵さまの歌舞伎節オーラにやられて帰ってきました。😻

ギリシャ悲劇の『オイディプス』は超弩級のドロドロ人間ドラマ。
うら若き✨18才の私が大学の芸術学部映画学科脚本コースに入って最初に学んだドラマツルギーの基本が〈近親相姦〉モノ。😑
その時にシノプシスやプロットに落とし込んで提出した『オイディプス』が実際のところどんな話だったのか30年以上経た今日、改めて実感して帰ってきました。


早めに渋谷に着いたので
劇場近くのVIRONでくるみパンを購入。
幾らでも食べられちゃう、飲めちゃう、ヤバいです。😋
ちなみにギリシャ悲劇の次に学んだのはシェイクスピアのドロドロ系。
実はあの時に大学で学んだことが今になって私の日々の仕事、舞台の構成といったことに役立っていたりします。

昼夜2回公演を終えた海老蔵さんは筋肉疲労を取るために夜の部を終えた後に軽く泳いでお帰りになった様子。さすがプロ。
黒木瞳さんが59歳というのにもビックリ。こちらも相当のプロですね。