2012/05/08

Dita Von Teese's Pointe


とある生徒さんから「せんせー、こんなポアントが履きたいですぅ」とメールが。
ど〜れどれと見てみたら、あーら、カラフルなポアント。
よく見てみたら、コレ、ゲイナーのポアント。
ゲイナー・ミンデン社に特注したんでしょうか?
ソールは真っ赤!




何でも、このポアント、バーレスクダンサーの女王であり、マリリン・マンソンと結婚していたDita Von Teese(ディタ・ヴォン・ティース)がクリスチャン・ルブタンに特注したポアントだとのこと。

クリスチャン・ルブタンといえば、靴底が真っ赤なことで有名なおフランスの高級セレブ靴ブランド。(ここのブランドの運動靴は20万近くしますからねー)
このルブタンに特注したからソールが真っ赤なポアントなんですね。
ルブタンさんはゲイナー社に色付きサテンでポアントを外注し、ソールに自社のトレードマークの赤い皮を張り付け、ポアントの中にルブタンの刻印が入った中敷きを張り付けた様子。(こちらのサイトで見られます)

単なる金持ちセレブのわがまま特注靴のように思えますが、コレ、実用ポアントです。
決してバレリーナの様に踊る訳ではありませんが、さすがはバーレスクの女王様、ちゃんと仕事しています。



やはり子供の頃にバレエを習っていたんですね。

ルブタンの特注ポアントはお金があれば履けるけれども、普通のポアントを履いて踊るのにはお金じゃなくて、スキルが必要。

とか何とか、ちょっと意地悪なことを言ってみようかと思っていたのですが、Dita Von Teese のバーレスクダンサーとしての徹底した肉体とキャラの作り込み(改造ぶり)を見たら、もう何も言えなくなりました。

四十路にしてこの見応え。
来世はこちら方面に行くのもいいかも知れません。
前世のバレエスキルが多少は生かせるかも知れないし。


〈生徒さんへ〉
あなただってルブタンばりのポアントを特注することができますよ。

ルブタンだったらウン十万はするでしょうが、こちらだったらポアント料金に+1000円くらい。
ソールは私がマジックで赤く塗ってあげますから心配しないで。
中敷きにはDance Alive Balletの〈DAB〉ってマジックで書いてあげます♬