2012/05/05

En Pointe!

体幹はもちろんですが、やっぱり足指まわりの筋肉がいかに正確に、かつ繊細に動かせるかが、ポアントの技術を大きく左右するんだと、つくづく思います。
バレエシューズでも足指1本1本を使って稽古をして帰って来ると、足の甲の内側、5本の足の指の骨のまわり=つまり足指の筋肉がジンジンします。
自分の稽古をして、教えの仕事もして帰って来た日はなおさらです。
夏場になると、足からなかなか熱が引かなくなるので、痛めている箇所がなくてもアイシングします。
強制的にクールダウンしないと、火照りが続いて、翌日に疲労を残してしまうことになるので。

踊れる人は足指を使う達人でもあります。
バレエ団のプリンシパルともなると、それはそれは足指の超達人なわけで。
今宵はその様子が伺える映像をご紹介。
オーストラリア・バレエ団のプリンシパル達が自分のポアントをこしらえる様子を紹介している映像です。その中に、ステキな“踊れる足”が出て来ます。
ちなみに、彼女達のポアントの作り方(改良の仕方)はあくまでも、玄人使用。
素人の皆さんが真似をして踊りやすくなるわけではないことを、重々承知の上、ご覧ください。(場合によっては、踊れないどころか怪我をする恐れ有り)
日本のアンメルツを愛用しているダンサーもいるんですね〜。
(私はヒリヒリし過ぎて苦手です)



さってと、明日はGWラストDayを締めくくる特別レッスン第2弾。
『白鳥の湖』の中から、オデットの登場シーン、オディールの登場シーン、王子に自分をアピールしまくるのお姫たちの踊り、4羽の白鳥、などなど、色々な所をつまみ食い。
『白鳥の湖』は色々なタイプの女(=白鳥)が登場するお話なのです。

いつの時代も〈白い、いい女〉も〈黒い、いい女〉もいるわけで、その狭間で男はクラクラ、フラフラ、放浪されちゃうのね。
『白鳥の湖』。
主役は鳥ですが、私はえらく人間っぽい話だと解釈しています。

明日も踊るわよん♪