2010/10/16

2303分の1

 今日は東京文化会館にオーストラリア・バレエ団の「くるみ割り人形〜クララの物語〜」を観に行きました。
観終わった後はすぐに目黒に移動して教えのお仕事があるため、私は稽古道具の入った大きめのバッグを持って、会場へ。

1階14列33番の通路から二つ目の席。
通路側の席の方がすでに着席なさっていたので、大きな荷物をなるべく迷惑にならないようにギュッと抱えて「すいません」と言って、前を通らせてもらおうと思ったら、なんと私の教室に通って来ている生徒さんでした〜。
ビックリ!まったくの偶然です。

東京文化会館の客席総数は2303席。
その生徒さんは通路側の席だったので、隣りの席はひとつ。
それが私だったので2303分の1の確率で彼女は“先生”と遭遇したわけです。
昨夜は新宿の稽古場でお会いしたばかりなのに。
バレエを巡って何かと縁があるんですね。



オーストラリア・バレエ団のグレアム・マーフィー版「くるみ割り人形」。
とても心の残る作品。
ラスト・シーンは思わず泣いてしまいました。

さてと、明日からいよいよ発表会に参加される生徒さん達のリハーサルが始まります。
皆さんすでにキンチョーなさっている様子。
私は楽しみです。