バレエを踊る上で大切なことは色々あります。つま先を伸ばすこととか、背筋を伸ばすとか……
でも、それ以上に大切なのが全身どっぷり音楽に浸れるか、音楽が好きになれるかどうかだと私は思っています。音楽にも色々ありますが、特にワルツ。
つま先を伸ばすことがまだまだでも、幼稚園児の頃からワルツの音楽を聴かせて、小学生になった頃には体で3拍子を理解して、それからしばらくするとワルツの曲をかけただけで放っておいても勝手に踊っている。🐥🎶
そんな子になればあとは稽古をした分だけ確実にスキルがついてくる。音楽を愛し、踊りを愛する感性が芽生えてこそのバレエ。
だいぶ長いことお子さんたちにバレエを教えてきてそういう考えに至りました。
もちろん大人からバレエを始めた方々も同様。でも、大人の場合もう少し幅を広げて、濃厚なダンゴやスパイシーなジャズにも反応する身体でもあって欲しいのですが、その辺は生きてきたこれまでにどんな音楽を耳にしてきたかに大きく左右されます。
人間って、音楽を聴いて心躍ると身体も踊れるようになる。身体の柔軟性を云々する以前にこれが肝かな、と私は思っています。🎶😽🎵
【今日のワルツ🎶】とか言って、私はバレエのワルツに食傷気味の今日この頃。今宵はグリーグのワルツを聴いておやすみなさい。😴