2016/10/09

古しのポアント求む。

ちょうど履きつぶしたポアント2足を
捨てようと思っていた所に「中古ポアント求む」のメール。
あまりにもジャストなタイミンでビックリ。
今日は皆様にお願いです。m(_ _)m

ひょんな事から私のブログをお読みの神戸在住の女性の方からオリジナルの服と古着を売るお店を開店するに当たって、ディスプレイ用の古しのポアントを探している、というメールを頂きました。

古着を買い付けにいった海外や、ネットオークション等で探しても出ているのは新品のポアントばかりで困っていた時に私のブログに行き着いたそうです。




履きつぶしたポアントで店内をディスプレイして
臭かったりしないかな、と少々心配.....
「古いポアント(トウシューズ?)」とかいったワードで検索したのでしょうか?
私、このブログにきったなーいポアント写真、結構載せていますからね.....^^;
古しのポアントなんて、私のまわりにいくらでもあります。
ポアントを履いて踊っている人の家にだったら、最低でも1足はあるでしょう。
でもネットオークションにはないんですね。
あったとしてもそれは名だたるバレリーナのサイン入り古しのポアントでしょうね、きっと。




これは私が生まれて初めて履いた
20㌢にも満たない小さなポアント。
さすがにこれは大切にとっておきます。
私のくっさいポアントの匂いをクンクンする変態だったらど〜しよ.....とか一瞬妄想してしまいましたが、今日、コンタクトを取ってみたら身元もご自身で開店しようとしているお店のことも大変丁寧にお知らせくださる女性オーナーの方でした。
お店は神戸の繁華街のど真ん中、みなと元町駅の近く。
まだホームページ等が出来ていないのでお店の名前を出すのは止めておきますが、お店のオーナーの方はバレエをやっているわけではありませんがバレエが大好きな方。




実験、練習、稽古、デッサンといった物事の途中過程というものに興味があって、そこからもともと自分が好きだったバレエの“舞台裏”をコンセプトにお店づくりをしようという発想に至ったそうです。

取っておいても仕方はないから.....といってポイと捨ててしまう古しのポアントに色々な事を感じ取る方がいるんですね。
履き潰したポアントはもう使える代物ではありませんが、どんなに汚れていてもそこにはバレエを踊る人間の努力の途中経過が染み込んでいますからね。
皆様、是非ご協力ください。
古しのポアントはレッスンの際に私まで託してください。
リボン、ゴム等の有無、汚れの程度は問いません。
第1便は今週の水曜日夜にも神戸に向けて着払い発送する予定。
100足あっても困らないそうなので、今後も数が集まり次第送ろうと思っています。
行ったことのない神戸、行ってみたくなりました。(^^)

♪明日(10/10)の『ポアント集中講座』ほぼ満員御礼。m(_ _)m
体育の日ですからね、フルパワー。でもエレガンスを目指します。


【オールジャンルな踊る馬】