2015/06/30

稽古場でキャッチボール

私がNYに行っている間に
やけに距離が近くなったオス猫2匹。
寂しかったんでしょうかね、、、、
今日はバレエを教えている稽古場で“キャッチボール”をしました。
お互いの思っていること、考えていること、感じていることの交歓。
気持ちのキャッチボールとでもいうんでしょうか、バレエを習う子を持つ親御さん達と今後のお子さんのバレエに関してのお話をしました。(今日は3ヶ月に一度のクラス参観日♪)
キャッチボールをするのはバレエを教えている教師と、我が子にバレエを習わせている保護者。
で、この子はこのままバレエを続けていって一体どうなるの????


【今日の晩ご飯】蒸し鶏に白鬚ネギ&水菜、白米、
オクラのスープ、大根おろし&じゃこに塩ゆず
一体、どうなるんでしょうね。
そこが親の知りたい所。
でも、それは誰にも分からない。
勿論、教えている側にはこうなって欲しいという希望、目標はあります。
が、実際にバレエをやっているのは子ども自身。
子供にだって自分がこれからどうなっていくかなんて分からない。
結局、身近にいながらにして誰にもこれからバレエを続けていってどうなるのか、確かなことは分かりません。


夏野菜入りキノコのアヒージョを作るための材料を調達。

だからやるんでしょ、
だから続けるんでしょ、バレエを。
というのが私の考えです。
もちろん、子供がバレエを好きであることがまずもっての最低条件、一番大切なこと。
その気持ちさえあれば、明日は今日より先に進める可能性がある。
親の仕事は見守ること。
先生の仕事はその字のごとくバレエという世界で“先を生きて見せる”ことでしょうか。


やっぱり日々の中の至近距離の“キャッチボール”って大切ですね。
それを繰り返しているからこそ、いざという時に互いに気持ちを合わせてエイヤッと遠くにまで届くボールを投げることができます。
大人たちがそんなこんなで“キャッチボール”をしているさなか、当の踊る子らはキャッキャ♪とそれはそれは幸せに騒いでいました。