2014/12/10

私の?超豪華Wedding

【今宵の健康法】
赤ワインと日本が誇る森永の板チョコ。
この組み合わせが好きです。
私は結婚したことはありますが、結婚式をあげたことがありません。
あまりにも若く、あまりにも忙しくかったので役所に書類を出しただけ。
借金もありませんでしたが、貯蓄もなく。
指輪もなく、世間的なお披露目もなく。
えらく地味で日陰な感じ。
でも駆け落ちじゃありません。
そんな状況でも、フツー女子だったら結婚式はしたいでしょ。
個人的にはそう思います。
が、私には結婚式の憧れは皆無、、、、
自分の中の何かが病んでいるんじゃないかと、ずっとずっと思っていました。


そんなイジイジとした気持ちが、実は今日スッと晴れて気分爽快♪
私は物心ついた時にはすでに豪華絢爛、夢々しくて華々しい壮大な結婚式を十分に堪能していたんでした。
それは何かというと『眠れる森の美女』。
バレエをやっていたら絶対に関わるバレエ音楽の天才チャイコフスキーと、偉大なる振付家プティパがダッグを組んで作った壮大なバレエワールド。

お金持ちのお嬢さんに生まれて、生まれた時に妖精たちが祝福に来てくれて、少々トラブルはあったものの訳あって100年の眠りについた後に運命の王子様のキスで目覚めて、即、国を上げてのきらびやかな結婚式。
その結婚式に参列するのは子供時代に親しんだおどぎ話の中のお友達たち。
とんでもない結婚式ですね。
私が生まれて初めて認識した結婚式はコレです。

Edward Frederick Brewtnall が描いた「眠り姫」。
なので、親と一緒にお呼ばれでオベベを着ていく親戚の結婚式はとんでもなく居心地が悪く、到底、それを自分がしたいとは思えないわけです。
自分の結婚式に参列してもらいたいのは名前もよく分からない親戚よりも、自分の子供時代に親しんだお話のなかの登場人物達という方がむしろリアルで身近、納得のいく結婚式です。
そんな考えに至って、気持ちがスッキリした今日、2週に一度の鍼の先生の所にも行って心身ともに爽快♪

さて、ここで一曲!
ミハエル・プレトニョフがピアノ曲に編曲した『眠り』。
チャイコを崇拝する作曲家は多く、ストラヴィンスキーやラフマニノフがその代表。
両者ともにチャイコの『眠り』を自ら編曲し、勉強しています。
(踊る用にはできていませんが)
ラフマニノフはゴージャスな『眠り』の世界をオケ・スコアから4手のピアノ曲に編曲。
しかーし、M・プレトニョフは2手にして『眠り』のキラキラ感をこれでもかと音符に込めた作曲家。
6分24秒でお相手が誰かなんて吹っ飛んでしまう豪華な世界を堪能できます。
ちなみにこの編曲、引き手にとっては超絶技巧の嵐、、、だそうです。