2012/09/05

踊るための腹

一般の人はバレリーナはとっても細いと思っています。
確かに、日本人ダンサーの中には蚊トンボのように細い人もいます。
でも、本当に踊れて、しかも美しい人は違います。蚊トンボなんかではありません。

踊れるバレエダンサーは〈ほぼウエストがない〉です。
踊るための胴回りは、腹筋、側筋、そして背筋がしっかりとある〈ほぼ茶筒状態〉。
もちろん、贅肉で茶筒なんじゃなくて、筋肉で茶筒。
しかもその茶筒は実に柔らかな筋肉で、どの方向にも自在に動きます。

New York City Ballet のダンサーたちのカラダを見れば一目瞭然。
私の“踊る腹”の理想は、この映像の2'20"で開脚をしている女性ダンサーの腹です。
フツーの痩せている女性と比べたら、男並みに太い胴回り。
でも、いいんです、踊るんだったらコレで。

今日はダンサーの腹回りに注目して見てみてください。
みんな、しっかり太いから。


日々のトレーニングで丁寧に磨き上げたカラダは本当にキレイね。