踊りを踊る場合、 同じ曲でもどの演奏を選ぶかでだいぶ違ってきます。 なので入念かつ慎重にセレクト♪♪♪ |
この所、発表会の選曲をしている都合上、『眠り』だの『白鳥』だの、『ジゼル』『ドンキ』『ラ・シル』に『コッペリア』......
いわゆるバレエ音楽を片っ端から聴いているわけです。
さんざん聴いてきた音楽で、とっくのとうに聴き飽きていても不思議じゃないのに、不思議と飽きることがありません。
バレエが好きだから、と言えば確かにそうかもしれませんが、聴く度に音の細部に発見があったりしてぜーんぜん飽きないのはなぜ?
音楽は身体機能的には「耳」で聴いているんだとは思いますが、やっぱり私の場合は「身体」=身体全体で聴いていて、「身体」で聴いていると、子供の頃に聴いた『くるみ』と、若い時に聴いた『くるみ』と、今この歳になって聴く『くるみ』とは同じ曲でも違ってくるわけです。
聴き方というか、聴こえ方が。
おそらく、その時代ごとに私の「身体」が違うからでしょうね。
音楽って不思議。
身体って不思議。
全毛穴から音楽を吸収して踊るのが好きです。