2014/11/15

Fosseの中のNijinsky

BalletのNijinsky's hand positionsがFosse StyleになるとFaun Hands
その名も「牧神の手」。
今日は10時から4時間、途中、着替える暇もなく、水を飲むのが精一杯の集中稽古。
昨日に引き続きFosse Jazzの勉強。

Fosse Jazz はバレエと真逆のことがいっぱいあります。
手の指先に力を入れる、脇は締める、ターンアウトじゃなくてターンイン、腰は低く,
お尻をセクシーに突き出すetc....

終わったら膝が笑っちゃっていました。バレエで4時間よりはるかに疲れます。


夕方、一度家に戻って、まずはお風呂にドボン。
ギシギシになってしまった股関節、膝関節、足首、そして使い切った筋肉を緊張から解放〜。

Fosse Styleはバレエとは真逆のことがいっぱい。
でもバレエの『牧神の午後』からInspireされて生まれたFosse styleの手の形があります。
やっぱり踊りはすべて何らかの形で、ルイ14世の時代から続く古典のダンススタイル、バレエにつながっているんですね。
バレエがあっての真逆のスタイル。
あらためてバレエがさまざまなジャンルの踊りのベースになっていることを知りました。

そんな新鮮な気分で夜はみっちり3時間、ザ・バレエの教え。
朝から真逆の身体の使い方でちょっとガタガタだった身体が、ターンアウトしてバレエをしたらいつもの場所にしっくり収まってホッ。
これで明日も朝っぱらからFosse Styleの勉強に勤しめます。

今はちょっと気張ってよそのお山に登って、自分のお山を遠くから改めて眺めている感じ。
よそのお山は楽しい。そして自分の居場所であるバレエという名のお山は絶対的に美しい。


【Fosse Styleのザ・猫パンチ踊り♪】
今日、踊ったナンバーではありませんが、1966年の映像。古いけど決して古くない作品。
約5分。FunnyでCuteで、そしてCool!バレエの皆さんも是非見てみて。
Fosse Styleの基本Movementがテンコ盛り。
この基本が真似事程度じゃ“ただの変な動き”にしかならないムズカしさ。
バレエも同じね。
明日もガンバろ♪