2014/04/23

(続)バアさんリノベる

朱色の唐傘、キレイぃ〜♪
日本にはステキな色がたくさんあります。
中でも日本の文化を鮮烈に表現しているのが「朱色」だと私は勝手に思っています。

だって、神社には朱色の鳥居があるし、和装、和の道具の中にも「朱色」が多用されています。
秋になれば山々が「朱色」に燃え、古来から人々はその自然が織りなす色彩美を愛でてきました。
一言で言えば、日本古来のおめでたい文化的な代表色というところでしょうか。




つい先日「私はよく分からないから任せるわ〜」という他力本願な母に代わって、母の新居になる部屋のメインカラーを決めてきました。
限りなく黒に近いグレーの天井に、白のようで実は白じゃない壁面。
そしてあともう一色。

実は、ポイントとなるメインカラーは建築デザイナーさんのセンスに「お任せ」していました。


候補として出してきた色は2色。「黄色」と「朱色」。
金運の「黄色」という人もいるかも知れませんが、「朱色」に即決♪
黄色より、ビビッときたのが「朱色」。
という非常に感覚的な理由で決めました。

「朱色」は生命の躍動を表すとともに、古来より災厄を防ぐ色とされているそうです。
部屋に置く家具等の色や材質の選び方が少々難しくなってくる予感はしますが、何はともあれ、もうすぐ83になるオババが暮らす部屋にはもってこいのオメデタイ色です。


バアさん、長生きしそうな予感.....