日本に持ってくる演目のほとんどが
過去にも上演したことのある『セレナーデ』、『ウエスト・サイド・ストーリー組曲』といったNYCBの十八番ばかり。
(その他にもステキな作品がたくさんあるのに、日本ではなかなかやらないの。なぜ?)
オーチャードに行く前にフランスパンを購入。 VIRON大好き♪ このバケットとワインで十分幸せ。 |
そんな中、今回、日本で初めて上演されるのがバランシン版の『白鳥の湖』。
プティパ版だと全4幕、約2時間半以上の大作ですが、今日観たバランシン版は白鳥オデットと王子の湖畔での出会い&別れのシーンのみのOne Act バージョンでサクッと37mins。
予想通り、オデットを筆頭にNYCBの白鳥たちのたくましいこと。
ロシアやフランスのバレリーナのラインとは大違い。とにかくがっちりご立派な白鳥たち。矢が飛んできても跳ね返す勢い。
何がおもしろいのって、とにかくコールドがすごい!
総勢30名すべてが“黒鳥”で、ガンガン、ワッサワッサと踊る踊る、そして走る走る。
もちろん、バッチリ揃っているなんていうことはまったくなくて、それぞれがワッサワッサ。
そんな見応えのあるコールドたちのドミノ倒しの様なバランシン版の振りと、めくるめく展開する構成に目を奪われてしまって、オデットのソロはさながらひと休みの時間でした。
大好きNYCB。
やっぱり本拠地マンハッタンで観るのがいいですね。
お客の反応と会場の空気が全然違います。
ニポンのお客さんはおとなしくてお行儀が良いのね。
にゅーよーーーーーく、行きたいぞぉーーーー。
その前に、仕事だ、仕事♪