今日の稽古で何人もの生徒さんが おニューのポアントを履いていました。 触発されて、私も新ポアントを作ります。 |
どんなに身体の条件がバレエ向きでも、どんなにバレエのスキルがあろうと、踊る人に豊かな想像力がなかったら、その踊りは観る人を幸せにする踊りではないだろうな、と思います。
で、今日は言ってみました。
「カッターいポアントのソールが猫の肉球だと思って踊ってみてください」
結果は予想以上に良かったです。
ドゥミ、かかと、プリ〜エ♪
オン・ポアントからドゥミを通って、静かにしっとりとプリエに踵がランディング。
生徒の皆さんはこのブログを見て、日々、猫の写真に癒やされている方が多いからでしょうか、
“肉球ポアント”のイマジネーションがちゃんと出来ていました。
バレエは世界中の王子様を虜にするお姫様になったり、背中に羽根の生えた妖精になったり、誰からも愛される可憐な村娘になったり。
んなわけないじゃん、というアホっぽいことを大真面目に、確固たるスキルを持って演じる(=踊る)からこそ、人が観るに値する物になるんですね。
明日は発表会のリハーサル。(最近、異常に一週間が経過するのが早いのは私だけでしょうか?)
実は、ある踊りを踊る皆さんに宿題を出しています。
『大ロシア帝国の歴史を背負った、威厳のある女の佇まいを研究しておいてください』
なんじゃそれ????
そう思っても不思議ではありません。
イリーナ、スヴェトラーナ、エカチェリーナ、エレオノーラ
そんな女達がズラリと並ぶのかな?
うふふ、明日のリハが楽しみ♪