2013/10/08

ヒトの腹の中

人の腹の中はなかなか見えませんね。
でも、私は見せてもらいました。
人様の腹の中。

腹奥の深層筋をいかにして上手に機能させてバレエを踊るか?
というのは、バレエと付き合っている限り永遠のテーマ、場合によっては永遠の謎です。

その腹奥の筋肉の中のひとつ、腹横筋が働いた状態と、まったく働いていない状態の、貴重なエコー写真を見せてもらったんです!

(左側)何もしていない腹の中。
(右側)腹奥の腹横筋が働いた状態。
上から3本目と4本目の白い線の間の腹横筋が働いていて太くなっています。
左側とくらべてみるとその違いが分かります。


実は、コレ、腰の痛みが出ないようにと、“天然のコルセット”とも言われるこの腹横筋をしっかりと使って踊るためのトレーニングをしているダンサーが、整形外科で撮ってもらったエコー写真。
トレーニング方法を教わりながら、実際にちゃんと腹横筋を鍛える筋トレができているかどうか、エコー写真で確認したというわけです。

妊婦さんがお腹のわが子の様子を見るのにエコー検査をするというのは知っていましたが、エコー検査はダンサーのトレーニングにも使えるんですね〜
気になるのは己の“腹の中”。さすがダンサーです。

私の場合、この腹横筋を意識しながら稽古をすると、なぜか口がすこし開いてしまいます。
ギュッと口を閉じてしまうと腹奥の感覚があまりよく分からなくなってしまうので、いつもバーで腹奥を意識していると自然と少し口が開いています。
(もちろん、変顔にならない程度ですよ)

【今日の晩ご飯】豆&チキンカレー

明日は、鍼。
トレーナーでもある鍼の先生にも、この腹横筋と“ちょっとだけ口ポカン”の関係性を聞いてこようと思います。

口元は穏やかスマイルで深層筋を使ってアン、ドゥ〜、トロワ♪
目指す所は、コレ!
ヒトの腹の中を探っている暇があるんなら、自分の踊る腹の中を探らないとぉ。