朝っぱらからネイルサロン。
私ではありません。熊太郎です。
膝の上に座らせて、肉球をムニュッと押すと、ニョッキリと爪が出てきます。
針のように尖った先端をパチンと切り落としたあとは、ヤスリで丁寧に角を丸くします。
文句は言うものの、子猫の時からやっていることなので、人間も熊太郎ももう慣れっこ。
〈膝に抱っこ〉が大好きなので、実は爪を切ってもらうのはまんざらでもなく。
でも、沽券に関わるので、一応、怒ってみせる。
そのくせ、すべての爪の手入れが終わった後は・・・・・
ドッカリと人の膝の上に座ったままご満悦。
ヤスリで丹念に爪の角を丸くした分、
性格も多少は丸くなるといいのですが。
とか、人のこと(猫のこと)を言うんだったら、いい加減、自分にもヤスリをかけてもう少し穏やかになれば、と朝っぱらからひとり悶々。
途端に深まりゆく秋、早い所、冬の服を出さなくちゃ。
寒さが身に応えるようになった今宵、早くも靴下2枚重ね。色気皆無。