2013/03/29

男のお道具箱

幼稚園のおどうぐばこ。
幼稚園に通ったことがない私にとっては
ちょっと不思議な箱。

大切な物、必要な物は人それぞれ違います。
今はまったく必要ないけれども、捨てられないもの。
いつかのためにとって置きたいものがあります。
(実は私にはそういう物はほとんどないのですが、)

でも、人には思い出と共に大切にしまって置きたい物があることは理解できます。
昨日は、我が家のトランクルーム(=私の実家)に〈男の大切な物〉もしまいました。

実家に何を仕舞い込んだか忘れてしまいそうなので、収納品の写真を撮っておきました。
いつ何時『あれはどこにいったっけ?』と聞かれても困らない様に。





作っていないガンダムのプラモデル。
ヤフオクで売ると価値があるそうな。

非常時に役立つ無線機。
パティシエは無線の免許を持っています。
モールス信号器。
これで地球の裏側にツ、ツー、ツーと
愛を囁く事ができるそうです。



男のお道具箱には男の思い出が詰まっているんだろーな、と思います。
私の思い出は物にではなく、どちらかと言えば今ある自分の体に詰まっている感じです。
子供の頃に叩き込まれた踊る為の身体感覚こそが、辛く楽しい思い出であり、今に通じる財産。
あまり好きな言葉ではありませんが、根性とか、体力といったたぐいも同様に財産かな。
私が大切にしているもののほとんどは、形のないものです。
私のお道具箱は今あるこの身体なのかも知れない、と男のお道具箱をしまって気がつきました。

さて、今宵もストレッチしておやすみなさい。