2010/11/13

Mephisto Walzer

先日は「80分間世界一周」の旅を堪能して来ましたが、今日も東京文化会館でモーリス・ベジャール・バレエ団の世界を旅して来ました。


演目は モーリス・ベジャール振付
『3人のソナタ』『火の鳥』、
ジル・ロマン振付・演出『アリア』
の3作品の予定でしたが、サプライズ演目でもうひとつ、ベジャール振付の『メフィスト・ワルツ』が上演されました。

これがすばらしく印象的な作品でした。
1979年にナタリア・マカロワとジョルジュ・ドンによって初演された作品。
それが今も若きダンサーによって見事に引き継がれています。


モーリス・ベジャールが亡き今、作品を引き継ぎ、そして伝えてゆく使命感を担ったダンサーたち。
そして、その使命感をエネルギーに新しい作品にも突き進んで行く姿に胸がいっぱいになりました。

胸がいっぱいいっぱいになりながら、向かった先は目黒の稽古場。
ここにも精一杯のダンサーたちがいました。
踊るって、すばらしく幸せなことです。

作品の中で使われていたフランツ・リスト作曲の「Mephisto Walzer」、今度じっくり聴いてみようと思います。

さってと、明日の幸せのためにストレッチぃ〜♪