(アカンパニスト=バレエのレッスン伴奏専門のピアニストさんのこと)
たいていたわいもないことです。
「あっ、カバンについているの、ムーミンのご先祖さまでしょ?」
「そうそう、よくご存知ですね」
「私、ムーミン大好きだもん、ご先祖さまってところがマニアックね」
こちらがムーミンのご先祖さま |
先生は数々のプリマを育てていらっしゃった大先生。
バーのほとんどが美しいバレエの曲で構成されていたのに、いきなりセンターに来て
♪ねぇ、ムーミン・・・・・・
(何なの、この曲!)
とたんに先生のおでこにピキッと青筋が立ち、目の前で踊っていた私は冷や汗タラリ。
アカンパニストさんは楽しそうに苦笑い。
そんなアカンパニストさんが今日もやってくれました。
バレエの曲ももちろん大好きだけれども、バレエ以外の曲でもノリノリで踊る私を知ってか、センターのトゥール(回転モノ)でピアソラのリベルタンゴを弾いてくれました!
カッコよ過ぎて、好き過ぎて、調子に乗り過ぎて、吹っ飛びそうになりながら“情熱のピルエット“。
なぜか、私は優雅で美しいバレエ曲よりも、タンゴだったり、ロマの音楽で踊る方が生まれ持った身体感覚に合っているらしく、無心で踊りながらもテクニックが発揮できるのは明らかにこっちの音楽の方です。
(バレエを踊ってきたのに何故でしょう?前世はさすらいの民だったのでしょうか?)
♪ヨーヨー・マが演奏しているLibertango by Piazzollaの映像はこちら
♪Piazzollaさんご自身が「ブエノスアイレスの夏」を演奏している映像はこちら
先月観に行ったボリショイ&マリンスキーのガラ公演でもバレエダンサーがピアソラのタンゴでステキに踊っていましたが、ピアソラの曲がスゴ過ぎて音の方が勝っていた印象。
そんなこんなで今晩はピアソラの曲を聴きまくっています。
確か、ヨーヨー・マさんが演奏するリベルタンゴのCD持っていたはず。
えぇーっと、どこにいったかしらん?
ゴソゴソ。。。。