バレエは決して本を読んで上達するものではありませんが、私は時々、机のすぐ脇の本棚からバレエの本を引っ張り出して、ペラペラ眺めます。
お茶飲みがてらの暇つぶしのつもりが、これがどーして、真剣に読み入ってしまいます。
どの本もバレエの基本ポジションを解説する前に、姿勢に関する項目があります。
Plate 1. Correct Posture (angle of pelvis)
正しい姿勢(骨盤の角度)
つまりは正しい姿勢をとって骨盤を立てよ。
ということです。
この骨盤をきちんと立てる事がまずもって難しく、誰にとってもバレエの第一歩目にしてぶち当たる大きな壁です。
(左)腹筋が機能していなくて猫背気味。
骨盤は後ろに倒れた状態。
(真ん中)腹筋、背筋、お尻の下の筋肉がバランスよく機能していて骨盤が立っている状態。
股関節のほぼ真上に耳があります。
(右)胸を張り過ぎて腰の筋肉が反り過ぎ。その結果、骨盤が前に倒れた状態。
これでは股関節を回転させてTurn-outすることが困難。
なのに、 無理矢理、足先を180度開いているので足首から下がローリングしています。
これで長い事、レッスンをすると膝を痛め、外反母趾になる恐れがあります。
と言う事が、本を読んで頭で理解できても、それを自分の身体で正しく実践するのはこれまた別の次元で難しいことです。
でも、ひとつだけ、オトナからバレエを始めた超初心者の人にも、「骨盤をきちんと立てる」ためにまずもって出来ることが上の解説文の中に書いてあります。
the head is held straight, with the eyes looking forward.
オトナからバレエをはじめたバレリーナ達よ!
コウベを垂れるな!うつむくな!
しっかりと前を見据えれば、そこには美しく踊る己の未来ぐわぁぁぁぁ!!!!
おっと、いけない、寝る前にテンションを上げ過ぎてしまった。。。。。
おやすみなさい。
明日は皆様、楽しい休日を!