2010/11/30

神様降臨♪

我が家には時々、天からピピピ♪と「音」が降って来て、突如として苦悩する作曲家が現れます。

只今、仕事用のキーボードを押しやり、鍵盤が並ぶ方のキーボードを出して来て作曲中。

何でも天から音が降ってくるんだとか。
ふぅーん。





モーツァルトは紙の五線譜に筆ペンでおたまじゃくしを書き込んでいましたが、現代は作曲家ソフトなるものがあって、便利ですね。

あれこれちょっとした手直しをしたり、ピアノ以外の楽器で演奏してみたり、アレンジやテンポ調整も思いのまま。





私が踊るための曲を作ってくださっているとか。
踊る私の方にはそうそう年中、神様は降臨して来ませんから、日頃の稽古をおサボりせず頑張らないといけません。

若かりし頃、ヘビメタ&長髪に目覚め、その後プログレを極めた元ドラマー故に、クラシック風ではあっても変拍子だったりシンコペーションだったり、はっきり言ってプロコフィエフよりもずっとムズカしいです。
楽譜が読めないのに、作曲しているんですから不思議です。

で、お菓子作りの神様の方はどこに行ってしまったんでしょうか?
私はそっちの方が気になります。

2010/11/29

近場の飲み処

最近、ぜーんぜん外で飲んでいません。
私も飲み助のダンサー仲間も皆忙しくて、稽古場で顔を合わせてもお互いの安否を確認する程度。
そんな毎日なので、最近の私の“行きつけの飲み屋”はすっかり我が家となりました。


【今晩の肴】

「揚げ出し豆腐」
上に乗っているのはおろし生姜です。

晩ご飯のおかずとして食べる時は、ペローンと大きな揚げ出し豆腐で出て来ますが、酒の肴として食べる時はひと口大。







こちらは頂き物の京都・「和久伝」の高級ちりめん。

大きなちりめんのつくだ煮に私の大好きな実山椒が入っている「鬼ちりめん」。

冷酒と頂きたい所ですが、今日はお酒がないのでおとなしく白いご飯と美味しく頂きました。





思い起こせば、私がお酒を飲み始めた“子供”だった頃、世の中はまだ破局を知らないバブル末期。
昼はサイコロステーキで夜は寿司が当たり前の世の中で、諸先輩に連れて行かれた麻布のお店でざんざん飲んだ“美味しいジュース”がドンペリで、“けっこう美味しい日本酒”が久保田の萬寿でした。
ついさっき成田に着いたというボジョレを飲んで「コレ、薄いね」とか言っていたのもこの頃です。

あーーーー、あの頃は何も分かっちゃいなかった。
で、今は何が分かっているのか。
それも、怪しい。。。。

さてと、ストレッチぃ〜♪

2010/11/28

喋るてんとう虫

今宵はおとといの【久しぶりのクイズ】の答え。

コレは自転車に付ける警笛ベルです。
子供の頃の自転車についていたのと同じ、横のつまみを動かすとリンリン♪と鳴るやつです。

このつぶらな瞳にビビビときて、あっさり財布の口が開いてしまいました。





後ろ姿もなかなかキュート。

今、私が乗っているスポーツタイプの自転車にはまったく合わない“てんとう虫”ですが、ベルが壊れてしまっているので、早速、つけて一緒に移動します。

これはフランスの雑貨屋さんの商品でほかにもたくさん楽しいベルがありました。




「てんとう虫=天道虫」は太陽に向かって飛んでいく虫なので「てんとう虫」なんだとか。

私はこの冬もこれを自転車につけて、都内のあちこちを飛んで走ります。

リンリン♪
ちょっと懐かしい音がします。

2010/11/27

食べる紅葉

稽古場から稽古場へと自転車で移動しながら都内の紅葉をめでている私のもとへ今日はステキな「紅葉」が届きました。 

ひと雨降ってしっとりと濡れた小豆の石畳にモミジ、ナナカマド、そしてイチョウの落ち葉。

そう!コレ、食べられる「紅葉」!
小豆の下にちらりと覗いているのは求肥。





渋谷・広尾にある菓匠「正庵」のその名も『もみじのて』という秋のお菓子。

箱を包んでいた外包みには小さな手形が。
私の1/4くらいの小さな手。
2、3才くらいの子の手でしょうか。
こちらも可愛らしい“もみじ”です。





美しく、そして美味しい「紅葉」を堪能。

2010/11/26

秋の安全運転

今年も都内を自転車で移動しながら紅葉をめでる秋。

こちらは新宿中央公園の欅。→
明治神宮や外苑周辺では銀杏がもう見頃。
桜の葉の紅葉も花に劣らずなかなかの味わい。

いつもよりのんびりとペダルを漕げば、日光に行かなくても都内で十分に紅葉が堪能できます。


しかーし、ゆっくりと走るのには実はもうひとつ訳があるんです。

この時期、歩道や道路脇に降り積もった落ち葉の上をスピードをあげて走ると、ツルリンとタイヤが滑ってコケる危険性大。
ひと雨降った後の濡れた落ち葉の場合は更にデンジェラス。(あれ?デンジュラス)
転んで怪我して仕事に差し支えるといけませんから、ゆっくりと走らざるを得ないというのが正直な所です。

秋を楽しみながら安全運転♪
あと一週間くらいはのんびりと都内を紅葉観光する予定です。



【久しぶりのクイズ】
実は、昨日の“念願の買い物”の際に衝動買いをしたモノがあります。
コレです。→
さてなんでしょう?

〈ヒント〉
おしゃべりができます♪
自転車で移動する時の私のお伴。
一緒に紅葉を眺めながら移動します。

2010/11/25

念願の買い物

今日は珍しく時間があったので“念願の買い物”をしました。
“念願の買い物”と言っても私の場合、ごくごくフツーの日用品です。


まずは大好きなカルディへ。
*YOUKIの「ネギ油」=ラーメンに入れて食べます。
*バニラエッセンス=プリンを作るのに必要だとか。
*ドイツのグリューワイン(ホットワイン)
=冬はコレ!体がとても温まります。
*英製Chipotle Pepper flavored Olive oil
スモークしたハラペーニョから抽出したエキスが入っ
ているスパイシーなオリーブオイル。

店先で店員さんがくれる温かいカフェオレでホッとして、思わず財布がゆるむカルディ。
今日はお買い得な瓶モノ4本で打ち止め。
お菓子はガマン、ガマン、またの機会に。




そのあとはユニクロへ行ってHEATTECHをまとめ買い。

*HEATTECHの長袖ハイネック黒と茶、各一枚ずつ。(稽古の時に着ます)
*HEATTECHのタイツ(自転車移動中の足が冷えないように)
コレ、稽古場の友達が「バカにみたいにあったかい」って言っていたので買ってみる事にしました。





*HEATTECHのネックウォーマー(冬の稽古やリハにはコレが欠かせません)
*HEATTECHのルームソックス(これも稽古場で履きます)

他にも身体を温めるのに良さそうな物がたくさん。
でも、大荷物になってしまうので今日はこのへんで止めておきました。



私の“念願の買い物”は食べる事と踊る事に関する買い物。
実は、それ以外に私にはあまり買いたいものがありません。

欲しいものはたくさんあります。
でも、そのほとんどがお金では買えないものばかりです。

ウロウロしながら買い物を終えたら冷たい雨が降り出していました。
濡れて帰って来ましたが、程良い気分転換になって楽しかったです。

2010/11/24

「Passer」と「Passé」

今日はふたつの「パッセ」のお勉強。

ひとつ目はフランス料理の言葉、パッセ=「Passer」。
これはシノワという円錐状の濾し器を使ってフォン(fond=ソースのベースになるだし汁)や煮汁などを濾し分ける作業のことを言います。
とか、知ったかぶりをしていますが、実はコレ、フランス料理を勉強されている生徒さんから教わった言葉です。




我が家の場合「Passer」はこんな具合。→

プリンを作る際にパッセ〜。
シノワとか言うシャレた物がないので茶こしを使用。

これでプリンがなめらかぁ〜になるのです。





そして、もうひとつの「パッセ」もフランス語。
こちらは皆さんご存知、バレエ用語のパッセ=「Passé」。
料理用語のパッセとはスペルがちょっと違うんですね。



From 5th ---
Lift the front leg through fully pointed cou-de-pied devent, sliding it up the supporting leg until the toe touches just be-neath the knee (retiré devant) 

こちらのPasséに関しては語るべき事がまだまだありますが、長くなるので続きはレッスンで。



「Passer=パッセ」は美味しい料理のために欠かせないこと。
「Passé=パッセ」は美しい踊りに欠かせないもの。

今晩は身近にあるふたつのフランス語についてでした〜。

今日は脳味噌がお疲れモードから抜け切らないまま一日が終わりました。
稽古ではグラン・アレグロで思いっきり順番を間違え、帰りに寄ったスーパーマーケットで牛肉を買ったつもりが、帰って見てみたら鹿児島県産黒豚でした。。。。
ふぅ。。。。


2010/11/23

4時間みっちり

今日は世の中、祝日。
午後から目黒で約2時間のオープンクラスを開講し、その後、さらに2時間、発表会に参加される生徒さんたちのリハーサルがありました。

発表会のリハーサルもいよいよ中盤に入り、各々踊る演目の振付がほぼ終了し、今日はコーダの振付けを一気にやりました。

正直、今日一日だけで振付作業が完了するか不安でしたが、さすがは日頃の稽古でアンシェヌマン(踊りのステップの順番)を必死に覚えて踊る生徒さんたち、ガンガン進む振付け作業に食らいつき、余裕で最後まで振付けをすることが出来ました。
ブラボォ〜!
皆さん、お疲れさまでした。

これからは覚えた振りを何度も何度も踊りながら、「踊り」としてキュッキュと磨き上げる作業に入ります。
日頃の稽古も、舞台に立つためのリハーサルもひたすらキュッキュ、キュッキュ♪



海外から日本に帰って来た生徒さんから頂いたノート。

生徒さん達の稽古について、リハーサルに関して、自分の稽古、そして踊りに関してetc....

私のヒミツ(?)ノートになる予定です。




Keep Dancing ♪

2010/11/22

新星バレリーにゃん


義理の姉様のお宅にやって来た子猫の「うずらちゃん」からメールが。

「先生、バレエを教えてくださいな」

なんでも毎日、飛んだり跳ねたり大騒ぎだそうで、自分には類い稀なる身体能力が宿っている事に早くも気がついた様子。
ついこの間までオッパイちゅーちゅーやっていたというのに、早熟。




猫の場合、椅子の上にピョンと飛び上がるのはPas de chat(パ・ドゥ・シャ)で、タンスや冷蔵庫の上にハラリと飛び上がるのはGrand Pas de chat(グラン・パ・ドゥ・シャ)。
と言ったところでしょうか。

chatとはフランス語で「猫」。
Pas de chat とは「猫のステップ」という意味。
Grand pas de chat は「猫のステップの大きいの」つまり「猫のビックジャンプ」。

バレエには猫のしなやかなジャンプを模したPas(パ=ステップ)があります。
私はこの猫のステップを幼い頃からレッスンしてやっとできるようになった人間です。
相手がいくらオッパイチューチューの子猫とは言っても、教える立場にありません。
むしろ、そのしなやかなジャンプテクニックをご伝授して頂きたい。

近々、猫オモチャを持参して私が入門にお伺いしようと思います。

2010/11/21

Cuteにゃんず♥

「お腹の調子がよくないから今日の引っ越しは延期になりました」
と言って、当初の予定日にはやって来なかった子猫ちゃんが、いつの間にやら、お姉さんのお宅にやって来ていました。
本日、リハーサルをしている間に私の携帯に写真が送られてきました。


ご主人さまを見詰めるキュートにゃん♥

きぃあぁぁぁぁぁーーーーぐわいいいいいい。
お名前は何つーのかしらん?
坊やかしらん? お嬢かしらん?

会いにいかねば。
我が一族に加入した7匹目のおチビさん。
会ったらパクパクチュ〜と食べちゃいたいです。



ブログを見た姉様から追加のお写真が!

「さすけ」くんと「うずら」ちゃんの仲良し兄妹の2匹!
坊やとお嬢のダブル子猫にゃんず!!

っていうことは我が一族の7、8匹目の新入り。
人間の数と猫の数が互角の一族。

お邪魔しなくちゃ。子猫時代はホント、短いですから。
ハグハグ、チュ〜♥

おっと、いけない、我が家にもデカくてCuteなのがいるんでした。


2010/11/20

夢のような夢

今日は目黒でのクラスの後に生徒さんからとてもおもしろい夢の話を聞きました。

なんでも昨日の夜、ピルエットが楽勝で5回転、回れた夢を見たそうです。
もうちょっと欲張れば6回転いかれそうなところを、無理せずに5回転に止め、きれいに余裕でポーズ。
そして、「なーんだこうやればうまくいくんじゃん」というコツもつかんだとか。
まさに夢のような夢。

で、その「こうやればうまくいくじゃん」の「こう」とは何なのかが私もほかの生徒さん達も一番知りたい所だったのですが、残念ながら肝心の「こう」が何なのかは覚えていないそうです。
(一同ガッカリ。。。。)

バレエの場合、「夢」というのは自分が見るものではなくて、客席にいるお客さまに見せて差し上げるもの。
でも、踊る自分が夢見るのも大切なことですね。
現実はえらくキビシいけれども。


【今晩の甘味】
「とらや」の栗蒸し羊羹。
大好きなとらやの羊羹に包まれた秋の味覚。
ひと竿食べ終わる事にはもう冬でしょうね。

今晩は室町時代後期に京都に創業した「とらや」の歴史年表を読みながらホッとひと息。

和菓子は日本が誇る美しく、そして美味しい芸術品です。

2010/11/19

脳味噌ほにゃほにゃ

オンナなちょっとタイヘンで、ちょっとメンドウだな、と思います。
おおよそ1ヵ月に一度は身体内部がリニューアルされるわけですから。
私は激しい生理痛に悩まされることなありませんが、クラぁ〜と貧血気味になります。
そんな日は脳味噌がボンヤリ。。。。。
しっかり、しっかり!と思っても、ボケら〜。。。。

本来、身体は休むべき日なんですね、きっと。
でも、主婦であろうとOLさんであろうとそうそう休む訳にはいきません。
そんな日、私の場合は脳味噌に気合い一発、缶コーヒーを飲みます。
一気に血糖値を上げる作戦。
普段はめったに飲まない缶コーヒー。結構これが効くんです。
単に気分的な問題だけのよーな気もしますが。

脳味噌は缶コーヒーでなんとかなっても、下っ腹はちょっと重たい感じ。
薬を飲むと鈍痛はなくなりますが、腹筋の感覚までぼんやりしてしまって踊る上で困るので、よほどじゃない限り薬は飲みません。

でも、悪い事ばかりじゃないです。
これは私の場合の話ですが、生理の時は股関節周りがフニャフニャ柔らかくなるので、ターンアウトしやすくなります。
勿論、それに伴った筋肉をちゃんと使っていなければ単に開いているだけで使い物になるターンアウトではないわけですが。
この股関節フニャフニャ期(大抵2〜3日間くらい)にホニャホニャと稽古をしていると、それまでの股関節周りの凝りがスッと取れたりします。
体って不思議によくできています。

今日はオンナのお話でした。




これは生徒さんから頂いたとろ〜りストロベリー・チョコがかかったドーナッツ。

と言っても、フェイクです。
小さくてむにゅむにゅした偽プチ・ドーナッツ。

稽古場にて実物ご覧になれます。

2010/11/18

聖夜な季節



渋谷で巨大な電飾タコ発見!
と思ったら、オッシャレ〜なクリスマス・イルミネーションでした。

寒さに首をすくめて歩く今日この頃、繁華街は早くもクリスマス・ムード一色ですね。





この季節、私が移動中に秘かに楽しんでいるのが銀座のウインドー鑑賞。
銀座と言えば、カルティエ、シャネル、グッチにプラダ、そしてエミリオ・プッチ。
なーんていう数々のブランドが軒を並べる世界のブランド美術館。
通りを歩くだけでブランドご自慢のイケ面ドアマンと、ウインドーの中に飾られたこの冬一押しのドレスやアクセサリーが眺められます。

どれもこれも淡白な造形の大和撫子には着こなせないであろうゴージャスなドレス。
背中パカぁ〜で、胸前ギラギラ。
バレリーナもビックリの聖夜の本番衣装です。

つい先日、そんなドレスを眺めながら、私は去年と同じことを思いました。
「コレ、美川憲一なら着こなせる!」


電飾タコになぜか金色鳥カゴ

2010/11/17

オンナみのもんた?

先日のブログで立派な葉付き大根の話を書いたら、「私も無性に大根の葉が食べたくなった」という方がいらっしました。
この調子だと私は“オンナみのもんた”になれるかも。

その昔、と言っても2007年まで日テレでやっていた番組ですが、お昼のおばちゃま番組『おもいっきりテレビ』という健康情報番組の中で司会のみのさんが、「おばーちゃん、椎茸はガン予防になるんだってよ!」とか言った日には巷のスーパーからあっという間に椎茸が売り切れるという時代がありました。
当時私はバレエ団で稽古をした後、買い物をしながら家に帰っていたのですが、欲しい食材がゴッソリない日があって、そういう日はたいていお昼の「おもいっきりテレビ」でみのさんが体にいいと紹介した食材とバッティングしている日。
その食材がフツーに欲しかった私に取っては結構、メーワクな話でした。。。。

そして、こんにち、私がブログに書いた事で巷から立派な葉付き大根が姿を消す。
なーんてことはないです。
 さすがにお大根だとアマゾンのアフィリエイトをつけるわけにもいかず。。。
食べ物は見て買うのが一番です。

先日私がトライして失敗した大根葉を素揚げしておろしに混ぜるというレシピ、雑誌のホームページに出ているのでご興味のある方は挑戦してみてください。



結局、残った大根葉はごま油でサッと炒めて醤油を少々、そこにジャコの代わりのシラスを混ぜて白いご飯と頂きました。
いつもながらの定番メニュー。
料理で冒険をするというのは踊りに次いで難しいものですね。

おっ!0時。
ボジョレー解禁。
今年の出来はどーかしらん?

2010/11/16

魅惑の山頂

今日は朝一番に「丼プリン」を食べました〜。


カフェオレ・ボールに入った「丼プリン」をそっとひっくり返してみたら、お皿にドサッと出てきたのは「ドデカ丼プリン」!

見栄はいまいちですが、カラメルがひたひたした魅惑のプリン山頂。
お味の方はエベレスト級!
私はもうスーパーでプリンを買うことは絶対にないでしょう。





そして今晩も我が家はカラメルのいい香りに包まれています。

早速、第2弾を作っている模様。
えらく美味しくできたのにまだ何か不満な点があるんでしょうね。

私はいつの間にか始まった「プリン道」の行く末を口を開けて見守ることにします。



【今宵心に刻むバレエなお言葉】
「揺らめくセンターで踊る」=身体の中心軸が取れても固まって動けなくなってしまったらどーしようもない。踊りとはムーブメント。
「引き上げ過ぎてしまってもう何もできなくなってしまっている」=腹八分目と同じく引き上げ八分目で踊らないと、次へのムーブメントにスムーズに動けなくなってしまう。

ふぅ、踊るってムズカし。。。。。

2010/11/15

甘〜い丼物

天丼、牛丼、親子丼、カツ丼、柳川丼・・・
この世に丼もの数あれど、今宵の我が家には甘〜い丼物が!

コレ、カフェオレボールにどどぇ〜んと入ったその名も「丼プリン」。

オトコが作るプリンはダイナミック。
蒸し器がないゆえ、プライパンにお湯を入れて蒸し器代わりに。



早く食べたいのに、覚めてないとか、固まっていないとかで現在お預け状態。。。。
とりあえずストレッチしつつ待機。
もう、眠いんですけどぉ。


【今宵心に刻む言葉】
「芸術は守るものではない。攻めるものである。」by モーリス・ベジャール

2010/11/14

Table Ballet

世界には実にさまざまな踊りがあります。
その中のひとつがバレエ。

バレエの中にも色々なバレエがあります。
日本舞踊の世界にいくつかの流派があるようにバレエにも、ロシア、フランス、イギリスで少しずつ違う所があり、ブルノンビル、チェケッティといった踊りのスタイル、特長が微妙に違うものもあります。

そして、今も世界のどこかでルイ14世の時代に確立されたクラシック・バレエは、その基礎を頑に守りつつも、その時代の振付家やダンサーの生身の身体を通してスタイルを変容し続けている現在進行形の古典芸術なのかな、とか何とか、お茶を飲みながらぼんやり考えました。




今夜のお茶は頂き物のMARIAGE
さすが高級茶葉!
ありがとうございます。


今週もあれこれいっぱいあった一週間が終わりました。
明日からは新たにあれこれ始まる一週間。



今宵、Table Balletを見て寝ます。
子供の頃、授業に退屈すると鉛筆に消しゴムを刺してコレをやっていました。
リハーサルの待ち時間、ポアントに手を突っ込んでやったら怒られました。
Table Ballet、大好きです。

2010/11/13

Mephisto Walzer

先日は「80分間世界一周」の旅を堪能して来ましたが、今日も東京文化会館でモーリス・ベジャール・バレエ団の世界を旅して来ました。


演目は モーリス・ベジャール振付
『3人のソナタ』『火の鳥』、
ジル・ロマン振付・演出『アリア』
の3作品の予定でしたが、サプライズ演目でもうひとつ、ベジャール振付の『メフィスト・ワルツ』が上演されました。

これがすばらしく印象的な作品でした。
1979年にナタリア・マカロワとジョルジュ・ドンによって初演された作品。
それが今も若きダンサーによって見事に引き継がれています。


モーリス・ベジャールが亡き今、作品を引き継ぎ、そして伝えてゆく使命感を担ったダンサーたち。
そして、その使命感をエネルギーに新しい作品にも突き進んで行く姿に胸がいっぱいになりました。

胸がいっぱいいっぱいになりながら、向かった先は目黒の稽古場。
ここにも精一杯のダンサーたちがいました。
踊るって、すばらしく幸せなことです。

作品の中で使われていたフランツ・リスト作曲の「Mephisto Walzer」、今度じっくり聴いてみようと思います。

さってと、明日の幸せのためにストレッチぃ〜♪

2010/11/12

有言実行 by お大根

人として何事においても“有言実行”が望ましい所。
私は食べる事に関しては、その“有言実行”に自信があります。
と、偉そ〜に書きましたが、ようするに食べるのが好きなだけです。



先日、買い損ねた立派な葉が付いたお大根、遂に入手しました!
埼玉県産で198円。

早速、立派な葉を「熊太郎」がモリモリ。
大根葉を食べたのは初めて。
案の上、後でゲー・・・していました。





この立派な葉っぱを使って、先日雑誌で読んだ辰巳芳子さんの葉を素揚げにしてパリパリになった物を砕いて大根おろしに混ぜて頂く、というのを作ってみました。
これ食べたさに立派な葉付き大根が欲しかったんです。



できあがりはこんな感じ。
う〜む、色鮮やかだった大根葉は揚げると枯れ葉のような色になってしまって、細かく砕いて真っ白なおろしの上に乗せるとまるで海苔のよう・・・・
で、お味は・・・・ビミョー。
低温でじっくり揚げるのに失敗したのでしょうか?
ふぅ。。。料理ってムズカしい。





こちらはパティシエ様が急きょ天ぷら屋さんとなって、残り野菜(人参&ごぼう)を上手に使って作ったかき揚げ。
はぁ〜、こちらはたいへん美味しくひと安心。

残りの大根葉はやっぱりごま油でサッと炒めてじゃこと醤油をタラリかな。

ちなみに今日買ったお大根は立派な葉っぱに栄養分を取られたとあって、大根の部分は私の足よりはるかに華奢でした。

2010/11/11

ポアント供養

って、ないのでしょうか?
日本は「針供養」や「雛人形供養」、その他色々な形の供養があります。
「針供養」は折れた針を神社に納めたり、蒟蒻や豆腐といったやわらかいものに刺すことで供養し、裁縫の上達を願うのだそうです。

だったら、履き潰したポアントも供養したいです。
そして踊りの上達をお願いできたらいいのに。

とか、思ったのは、今日、稽古場の近くの交差点で信号待ちをしている時にこんな案内板を見かけたからです。


「鰻」も供養するんですね。知りませんでした。

調べてみたら、日本全国のお寺で鰻を扱う業者、鰻の蒲焼き屋さん達が集まって、日頃自分たちの商売を支えている鰻を供養し、さらなる商売繁盛を願うという「鰻供養」が行われている様子。

そういえば、私は今年の丑の日、鰻を食べませんでした。
ふぅ、今更ながら無性に鰻が食べたくなってしまいました。




今夜は帰宅後「バレエシューズ供養」。
稽古中にビ〜ッグジャンプをしたら着地でバリッと両親指の場所に見事な穴が。。。。

これからも怪我をしないで踊り続けられますように。
ナムナム南無ぅ〜♪

2010/11/10

氷結熟成

長いこと同じことを繰り返していると、マンネリに思えて実は色々な発見があります。
バレエしかり。

踊りはしないものの、我が家でその“繰り返し”を続けている人間がもうひとりいます。
やっている事は自作カステラ。
私がこのブログをはじめたばかりの今年の1月24日に処女作を作り、以来、玉子と強力粉と水あめと砂糖、ハチミツ、クッキングペーパーが揃っているのを確認するや、なぜかいつも夜中にゴソゴソと作り始め、深夜の我が家は魅惑的な甘〜い香りでいっぱいに。

昨夜もそんな夜でした。
正確には数えていませんが、たぶん7〜8作目。
ここまでカステラ道を歩んで来ると色々な発見があり、焼き上がって粗熱が取れた後、一晩冷蔵庫に入れて、その次の日は冷凍庫に入れて、3日目にまた冷蔵庫に戻す。
という、なか一日、冷凍庫に入れる“氷結熟成”をすると、ただ冷蔵庫に入れておいたのとは全然違うしっとり感が出てさらに美味しくなることが分かりました。

あーやったり、こーやったり、色々やってみるものですね。


  
今夜は“氷結熟成”前のカステラをちょっとつまみ食い。
(と言うわりには厚さ約2センチカット)

ここまで抹茶カステラと言った脇道にそれることなく、我が家は王道のシンプルなカステラ道を突き進んで来ました。





今年の我が家のクリスマス・ケーキはついに烏骨鶏の玉子のカステラかーーー???
というのは、いつも食べるだけの私の妄想です。

我が家のカステラ道にご興味のある方は、「カステラ」でブログ検索してみてください。

2010/11/09

只今、帰国。

今日は稽古の後、世界一周旅行に行って来ました。


モーリス・ベジャール・バレエ団
2010年日本公演
『80分間世界一周』

LE TOUR DU MONDE EN 80 MINUTES
(振付:モーリス・ベジャール

モーリス・ベジャールさんの遺作です。
サハラ砂漠から北極までをダンスで駆け巡る世界一周の旅。
ステキな旅でした。


ベジャール作品を踊るダンサー達が好きです。
女性陣はエリザベット・ロスを筆頭にダイナミックなダンサーが多く、男性陣はジル・ロマンのように繊細なダンサー達。
いつも男性ダンサー達の肩関節や肩甲骨の柔らかさに驚かされます。

私のクラスを受けている生徒さんの話によると、なんでもエリザベット・ロスさんは先週、新宿のユニクロにいらっしゃったとか。

80分間の世界一周の旅。
どこもステキな国でしたが、北極が好き。
これ以上、話すとこれからご覧になる方がつまらなくなってしまうので止めておきます。



これは「ヴェネチア」の踊りの冒頭流れたベジャールさんご自身の肉声によるナレーション。
今夜はこれをもう一度読んでから寝ます。

子供のように自由に踊りたいと願うダンサーとしての旅路は地味ぃ〜なバー・レッスンから始まるのでしょうか?
ちょっと自由に、そして子供のようになれたかな?と思えた頃、私はもう人生の約半分を生きていました。

残り半分は“自由”を謳歌する時間が待っているはず。

おやすみなさい。


2010/11/08

“一物全体食”

今日は家に帰る途中、最寄りの駅の近くのスーパーに寄りました。
トリの水炊きの材料を買うのと合わせて、欲しい物があったんです。
それは立派な葉っぱが付いた泥付き大根。
出掛けにチラリと眺めてはいましたが、まさか立派な葉付きお大根を持って稽古場に行くわけにも行かず、帰りに買う事に。

実は、最近、電車で移動している最中に読んでいた雑誌においしそうな料理記事を発見したんです。


 『いのちを支えるスープ』で有名な辰巳芳子さんの「野菜に習う」というコラム。

大根葉の食べ方について書かれているコラムで、固い粗葉を素揚げにしてそれを細かく砕いたものを大根おろしと和え、ポン酢少々で絶妙な調和のとれた美味しさとのこと。

しかーし、帰りにスーパーに寄った時には葉付き泥大根はすでに売り切れ。。。。。



辰巳芳子さんのコラムに食べ物を余すことなくすべて食べてしっかりと栄養素を摂る「一物全体食」(いちぶつぜんたいしょく)について書かれていました。
大根の葉も美味しく賢く頂こうというわけです。
私は子供の頃から大根の葉が大好き。
細かく刻んだ大根葉をさっと炒め、それにじゃこを混ぜて醤油をタラリとやったものでご飯を美味しく食べて育ちました。
育ち切った後は日本酒の肴で美味しく頂いています。くぅ〜、飲みたい。

今日のところは仕方がないので、立派な葉っぱのついた大根は、次のチャンスを待つことにします。


そういえば、と思って見てみたら、我が家の本棚に辰巳芳子さんの本が2冊。
『味覚日乗』『味覚旬月』(ちくま文庫)

どちらも我が家の台所を取り仕切るパティシエ様の本。
雑誌を読み終わったら、この本を移動中に読む予定。
無性にお腹が空いてしまうでしょうね。





2010/11/07

踊って踊ってク〜ラクラ

夜から発表会のリハーサルがありました。
今日で4回目。

バレエ経験、舞台経験の豊富な生徒さんはポアントで全幕物の作品の中のヴァリエーション(主役の踊り)をほぼプロがやるのと同じ振りで踊ることに挑戦しています。

その一方で、1曲を数人で、私の振付けで踊る生徒さん達もいます。
ソロではなく、ポアントで踊るわけでもありませんが、簡単かと言うとそうではありません。
ポアントで立つことにテンパルことがない分、踊って踊って踊りまくります。
跳んで回って、走ってポーズして・・・・・1回踊っただけでク〜ラクラ。
(1分ちょっとの踊りですが)

私は日頃のレッスンの中で果敢に色々なパ(=バレエのステップ)に汗かき挑戦している生徒さんたちに、発表会だからといってトチル確率が少ないパだけを選んで安易に振付けをすることはしません。
できそうにもない事をやるのが発表会。

「せんせい、パデシャのところがすごく速いのはワザとなんですか?」
とあっけらかんと私に聞いてきた生徒さんがいます。

ワザとじゃないですよ。
皆さんが舞台で輝くためです。




【今宵のおやつ】

リハ中に生徒さんから頂いた和菓子。→

途中で休憩がてら食べようと思っていましたが、休む暇など1分もなく・・・・・

帰って来てから堪能いたしました。







開けてみたら、一見トリフ・チョコ。
食べてみたら、中から大きなクルミがゴロっ。

あまりの美味しさにあっという間に食べてしまいましたが、クルミの周りを包んでいたサクサクしたちょっと不思議な食感の物は何だったんでしょう?






早速調べてみました。
長野県伊那市の越後菓子店は創業120年の県内でも老舗中の老舗菓子店。

ということは分かりましたが、残念ながらお店のホームページがなく、結局 「月夜唄」が何でできているのか不明。
でも、すごーく美味しかったです。




【宿題提出】
「先生、黒鳥って実在するんですか?」
とオディールを踊る方から質問がありましたのでお答え致します。います。
羽根を広げると2メートルにもなるそうです。
踊りもそんな感じでいきましょう。

今年の1月には石神井公園に黒鳥が飛来していたそうです。
次の冬も来てくれるといいですね。

2010/11/06

あなたに菊の花

「上手だけど地味ぃ〜、あなたには菊の花をあげるわ」

必死に踊った生徒にキツぅ〜い一言。
これ、私が言ったんじゃないですよ。とある先生がおっしゃったお言葉。
バラじゃなくて、菊ですかぁ・・・・
バレエを踊って、菊。。。。。さびしい。
真面目に踊って両手に菊ドッサリ。。。。ダンサーとして御愁傷様な状況。
想像しただけで悲しくなります。ふぅ。

私は自分の生徒に菊をあげるのは嫌だなぁ。
せめてマーガレット。
そして目指すはから大輪のバラの花束でしょうか。


今晩も晩ご飯につきあってくれた2匹。

さてと、明日はマーガレット達がガーベラぐらいにはならないと。

お花にせっせとお水を汲んでくるのが私の役目。
明日もせっせ♪

バレエ踊ってて、菊はダメです。

2010/11/05

Rockin' サザエさん♪

私の母はあらゆるジャンルの本が好きな人で、小説や随筆と同じ様に長谷部町子さん作の漫画『サザエさん』も大好き。全巻持っています。
私もそんな母の本棚から「サザエさん」を引っ張り出しては、子供ながらに“日本の家族の姿”を読み取っていたような気がします。



その母が持っているはずの「サザエさん」のうちの数冊がなぜか離れて暮らす私の本棚にあります。

ボロボロの表紙がセロハンテープでベタベタと止められた「別冊サザエさん・第二集」。

※表紙の汚れは鉛筆でグイグイやった落書き
(もちろん犯人は幼い私です)




昭和30年に発行された「サザエさん」。
私がこの世に誕生するはるか前。
母が丸の内でOLをやっていた頃に買った本でしょうか。
(当時のお値段1冊120円)

今のサザエさんとはだいぶ顔つきが違って、つぶらな瞳に団子っ鼻。





厚手の目の粗い紙に時折2色刷りのカラー風のページ。

フネさん、カツオ、ワカメちゃんの顔つきもサザエさん同様今とはだいぶ違います。
サザエさんがまだ結婚していない時代の本なので、マスオさんは登場せず、タラちゃんは存在すらしません。





背表紙にもピンクのサインペンで数字の1から10までの落書きが・・・
落書魔だった私。。。。
どうやら覚えたての数字を書いた様子。

日曜の夜6時半
稽古もリハも本番もなくなるであろう老後は、瓶ビールを片手にアニメ「サザエさん」を見るのが夢。



そんなことをボケらっと考えた今宵、サザエさんのテーマソングを聴いてつかの間ノリノリに。
(このブログを会社でお読みの方はイヤフォンを装着の上、下記秘かにお聴きください)
最近、私がハマっているロックなサザエさん♪
我らがサザエさんよ、永遠なれ!

おやすみなさい。

★何かしらで進化してみようと始めたアマゾンのアフィリエイト。
今夜のいちおしは勿論、著作権上かなりキワドい「姉さんキャップ」。
そろそろ忘年会の季節ですし。