Netflixではなく映画館で見る映画は こういう作品、と 昭和のカセットテープ世代の 私は思います。 トイレ掃除こそしていませんが、 毎日同じこと繰り返してきた私にとっては 日々の些細な出来事に敏感になるその感覚、 リアルに分かりました。 それがパーフェクトな日々なのかは よく分からないけど、 |
今日は仕事の帰り道をいつもとは違うルートに変えて、新宿の繁華街にある映画館〈kino cinema〉へ。
ヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』を観ました。もう一度見ようかな、思えるくらい自分の感覚にしっくりくるいい作品でした。
ヴェンダース監督作品は高校のつまらない授業を抜け出して映画館に見に行って、大学で映画を学ぶようになってからも授業よりも優先して映画館に見に行っていました。
『PERFECT DAYS』は舞台が東京なので当然と言えば当然ですが、私にとっては感覚的にも地理的にもとても身近な作品。
なーんと、私が仕事で都内(渋谷界隈)を自転車で移動する際に週に何度もその前を通っている渋谷区のおしゃれすぎるデザイントイレが出てくる!
私が通りすがりに参道の前に出てくる猫たちを眺めている代々木八幡宮も物語の重要なスポットして出てくる!
これからは仕事に向かうたびに『PERFECT DAYS』の〈聖地巡礼〉ができるわけですが、あのステキに?デザインされた渋谷区の公衆トイレにはどうも入る気がしません。オシャレすぎて何だか……
でも、誰かからの〈交換メモ📝〉があるんだったらちょっと入ってみたい気します。これ以上、書くとネタバレになるのでやめます。
ご興味を持たれた方は是非、映画館へ。平日の夜の200席くらいの映画館でもお客さんは20人程度。そのうちの数人は劇的なストーリー展開がないからでしょうか?途中で帰って行きました。でも、それが誰にも媚びない映画の証拠かも。
私は明日も〈平山〉のように自転車を漕いで、例のオシャレ過ぎる公衆トイレの前を通って、いつもの稽古場に向かいます、🚲🎶