2015/11/13

近所のアングラ断念.....

クリスマスの仕事が終わると
ここはお正月のしめ縄作りの作業場に早変わりします。
紅葉狩りもままならない秋ですが、早くもほんのちょっとだけクリスマス気分を味わいました。
この時期になると近所のボロビルの空き店舗がクリスマスツリー作りの作業場になります。
自宅から新宿村スタジオに向かう途中、いつもこの作業場の作り途中のクリスマスツリーを目にしていよいよ師走♪と気合いをいれます。

今週末はやり応えのある仕事があれこれ。
生徒さん達の本番もあって否応なしに気合いが入ります。
このいいエネルギーの波に乗って、自分のリハビリも着実にガンバって、ぼちぼちヨレヨレしながらも稽古に復帰しようと思います♪
近くの新宿中央公園では唐十郎さんの一派でしょうか、『唐ゼミ』という芝居テント小屋が登場して、その昔の新宿を彷彿とさせるアングラ演劇を上演しています。



上演前の小屋のまわりを長身の男性の役者さんが
白塗りセーラー服姿で歩いていました。
さすがアングラ。
行って観たい!しかも新宿区民は半額!
しかーし、今週末は生徒さん達のリハが大詰め。月曜日にはホールで場当たり。
人の舞台を見ている余裕はなし.......
観られないのは残念ですが、近所の新宿で細々?ながらもアングラが生きているのがちょっと嬉しかったりします。
アングラの熱狂的なファンではありませんが、アングラは芸術文化の起爆剤です。
あの時代(って私はリアル世代ではありませんが)が今の日本の演劇文化のベースになっています。
そのアングラが時々、怖いモノみたさ?で観たくなります。



観に来ていたお客さんはその昔のアングラリアル世代。
私よりもひと回りは年上の方々でした。
現在、酉の市が開かれている新宿の花園神社は
唐十郎さんのアングラ演劇の本拠地。
境内に芝居小屋〈紅テント〉が
建った時代がありました。
さすが芸能の神様がいる花園神社!