2015/11/14

誰も教えてくれない。

落書きをするとピエロになる右膝。
この冬は冷えて固まる膝をまだめてすかして
春を待ちます♪
私が膝のオペをして現在リハビリ中だということを知った方からどんなリハビリをしているのか?と聞かれます。
踊っている人間にとっては明日は我が身.....
誰にどんな事を教わってどうやっているのか、気になりますよね。
私は大変有難いことにここまで身に余るほどの“人運”に恵まれていて、日頃お世話になっている鍼の先生のお知り合いの腕利きのドクターにオペをして頂きました。
膝オペ(マニア?)の“神業”にあやかろうと、スポーツ各界から半年後のオペの予約が入る先生に「やるならすぐにやろうよ」と言ってもらって、そのままいい波に乗って無事にオペを終えました。
オペ後のリハビリの相談に乗ってくれる理学療法士さんは理学療法士協会の副理事?をしているとかいう方でこれまた身に余る光栄。。。。
これで良くならなかったらどーしましょう、、、というプレッシャーすら感じる有難すぎる状況です。


でも、リハビリ=自分のカラダの事は、結局の所、誰も教えてくれない。
というのが、私の結論です。
ドクターの言われた通り、リハビリ療法士さんの考えてくれたメニュー通りにやってもうまくいくとは限らず、現に私の膝はオペ後、療法士さんに言われた通りにやったら少しプレッシャーが多すぎて腫れてしまいました。
でも、療法士さんが悪いというわけではありません。
専門家の先生たちの言っていることは医学書や理学療法の専門書にも載っている真っ当な事。
でも、それを私の今のカラダがどう受け止めるか、どう反応するかは専門書にも書いていないので、結局の所トライ&エラーで自分の身体で感じ、考えていくしかありません。
その途中経過を次の通院の時にドクターたちにぶつけてみるのが私の通院する目的。
そこでキャッチボールをしてまた自分のリハビリの仕方、方向性を練り直します。

3歩進んで2歩下がるぅ〜。
でも1歩は進んでいるんだからそれで良し♪
誰も教えてくれないから自分のカラダで考える。
踊りも同じ。
バレエも結局は先生から教わったことを自分の身体でトライ&エラー。
そういう稽古をしていかないと自分で(自分が?)踊れるようにはなりません。

明日は迫り来る本番へ向けてのリハーサル♪
自分の身体で考え、踊りを磨く毎日、エンドレスです。
どんなにテンパッても心穏やかに頑張るのみ。

【360° Ballet Video】カーソルを動かすと稽古場や舞台袖の隅々まで見られます。