2014/09/01

“完成度”って何?

プログをご覧の皆様に
可愛いと言って頂いた「洗面の熊太郎」
正直、身支度をする時にお邪魔です。
 今日は稽古を見て頂いている先生に「完成度が高い」と言われました。
単純な性格ゆえ、やったぁ〜!とは思いましたが、一体、“完成度が高い”っていうのはどーいうこと?
って、帰り道にふと思いました。

完成度が低いと言われるよりはずっといい事だとは思いますが、何をもって“完成度が高い”とするか。
第一、踊りに“完成”ってあるのか。(ないでしょ)

振付作品ではなくて、基本的なバレエの稽古ですから、ある一定の技術的な完成度はなくちゃダメ。
で、その“完成度”とはいったい何?
足が高く上がること?何回転も回れること?
絶対にそれだけじゃないはず。
で、何か。そこに踊る人間の価値観が見えます。きっと。



この夏の美味しいお土産まだまだあるぅ〜♪
今日はご飯に混ぜて頂く三陸産トロかつおぉ〜!

私にとって完成度とは何かというと、
やっぱり自分のためにじゃなくて、観ている人のために踊るということでしょうか?
というか、観ている人に見てもらえる踊り。

じゃないと、いくら達者に踊った所で“技術”は見てもらえても、“踊り”は観てはもらえない。
“踊っている私”なーんていうのは、まったくもって印象に残らない。

何回まわるとか、足がどんだけ上がるとか、そんな事、最終的にはどーでもいいこと。
何が大切かというとバレエの場合、身体とか動きとかのラインと音楽性。
そのライン(=動きの流れ)と音楽を自分の身体で捻出?するスキルこそ、磨かなくちゃいけない。
って、今更ですが、つくづく思います。



ご飯に混ぜてネギを乗せたら、あ〜ら絶品!
2膳半をペロリ♪
カツオをちょぴちょぴつまみながらの日本酒も最高。
技術的には、アレグロを真横から見ても美しい、とか言うのが、理想的な“完成度”の高さです。
あーーー、もうこの辺で止めます。
こーいう事を考え始めると、寝られなくなっちゃうので。

バレエねぇ、“完成度”を高めていって、
完成するのは来世かな。

どんな先生の稽古を受けていようと、自分の“完成度”を上げられるのは自分だけ。
先生はそのヘルパー。私も。



【ニャン黒柱「太郎」の写真も見て!】
いいおじーちゃんになったねぇ〜
血気お盛んな3歳の頃。
ガッチリ太っていました。
18歳を目前に渋さ絶好調の現在の太郎。
お昼寝前のボケボケ顔です。