2014/11/30

明日は我が身

生まれて初めて飲んだビールはコロナ。
少々お行儀が悪いけども
コロナは瓶でラッパ飲みが好き。
今日は久しぶりに下北沢に行きました。
「飲み」ではありません。
よその教室のバレエ・コンサート(=発表会)を観に行きました。
さまざまな年齢、さまざまなバレエ経験の生徒さん達が踊るオトナのバレエの発表会。
色々と勉強になりました。

バレエがムズカシイことはどんな先生にとっても、どんな生徒さんにとっても同じ事。
上手く踊らせよう、上手く踊ろうという以前に、何を見せよう、どんな風に見せようということを考えるのが大切だとつくづく思いました。
その辺のコンセンサスを教える側、教わる側双方が共有することが、一緒にひとつの踊りを磨き上げていく上でベースとなる信頼関係。
実際にはお客さんに見えない、教える側と教わる側の関係が本番の踊りの“温度”とか“雰囲気”=空気感となって現れます。

明日は我が身。
そう、思って、魅惑的な飲み屋の誘惑を振り払いサッサと家に帰ってきました。
いよいよセンセー突っ走る師走です。
でも、私ひとりが勝手に突っ走っても絶対に上手くはいかない発表会。
みんなと一緒に温かくて楽しい舞台を作るのが目標。

出て楽しい、見て楽しい発表会♪
これがDance Alive Balletの発表会の掟。
もちろん、ターンアウトが掟の踊りあってのことですが。

2014/11/29

1129の日!

ドドーン、冬のごちそう!

今日は11月29日、いい肉の日!
ここの所、魚三昧でしたが、今日はお肉!
タイミング良くお歳暮に頂いた『掛川酵母豚』が!
今宵は豚しゃぶです♪

神奈川県・横浜市で作られているという『掛川酵母豚』はアルコール成分を含んだオリジナルの“掛川酵母”でできた飼料で育った豚さん。
つまりは毎日、一杯やってストレスとは無縁のご機嫌な豚さん達のお肉ということ。

生まれてこの方、ほろ酔いで幸せに生きてきてのに、私に食べられちゃうなんてちょっと不憫なだと思いつつ、どこかで不思議と親近感を覚えるプレミアム豚。
ごちそうさまでした。
残された師走、精一杯、頑張ります。


横浜にこんな豚さんがいるとは知りませんでした。
穏やかな香りの色艶のいい豚肉!

2014/11/28

日々レッスン〜魚編〜

今まで小さな鯵割きで間に合っていたところ、最近はおろす魚が大きくなってきて難儀してた様子。殺されるんならIKEAの包丁とどっちがいい?といって先日我が家のパティシエは合羽橋で『正本総本店』の出刃包丁を買ってきました。

以来、毎晩食卓に魚が登場。
いい道具も使ってこそ道具。
ということで、毎日、切れ味バツグンの包丁で魚をおろしているわけです。
本日、私の代わりに犠牲となったのはホウボウ


熊太郎、生まれて初めて竹麦魚(ホウボウ)とご対面。
コバルトブルーの胸ビレがキレイ!






魚らしからぬお顔。















頭と骨は汁物のだしを取ります。




鯛、鯖、イナダ、イカ、鯵、鰯、イサキ、コノシロ・・・
そして、今宵のホウボウ。
 
私の代わりにさまざまな魚たちが生贄となり、そして今日も私の胃袋で成仏。
生きていることに感謝して、私は相変わらず食べる役目に徹しています。






包丁の箱に入っていた取説を読んでビックリ。
「決して人前で振り回したりしないでください」
って書いてある......


2014/11/27

エアティアラ★

【クイズ】この中に私(たぶん小2くらい?)がいます。ど〜れだ?
しっかし、みんなお顔だけ白くてダサいですね。
今日は自分の稽古だけに集中する木曜日。
腹奥の筋肉の感じ、背骨の伸び具合い、アームスの運び、頭蓋骨の向き、角度etc.......
超マニアックな時間です。

あまりにもマニアック過ぎて、それが好きじゃなきゃやってなんかいられないバレエ。
来る日も来る日も、これです。
あまりにもマニアックな事に心地よく集中し過ぎると、一体自分は何をやっているんだか、その全体像と方向性を見失います。



自分がやっているのはバレエ。稽古と言えども、バレエはバレエ。
で、いったい、そのバレエって何なのよということになります。
衣裳はキラキラ、ふわふわ(ちょっとチクチク)でカラフル。
頭にはきれいな花飾り、そしてお姫様なティアラ。

本番を前に最後の練習に余念がないダンサーから
「冠が頭に乗っているという意識は庶民にはない、、、貴族や姫のバレエは冠を頭に乗せて練習するのが大事だ」という話を聞きました。

舞台を前にいきなり慣れない衣裳やティアラをつけて踊るんじゃなくて、日頃からチュチュにティアラで稽古すること、確かに大切。
どーして日頃からそ~いうことやらないんでしょう?
舞台では超キラ☆キラなバレエなんですから、日頃からボンにティアラくらいは身につけて稽古しておくべきですね。

来年、年が明けて早々、Dance Alive Balletの発表会のリハーサルがスタートします。
すでに色々な準備が少しずつ進んでいます。
なーんと、今のスケジュールだと、正月明け早々にも衣裳のための採寸をします。
恐ろしくも飲んで食っての正月明け.....

今度の発表会で姫を踊る人にはMyティアラをつけて通勤してもらおうかな。
スパニッシュな踊りを踊る人は真っ赤なバラを。
実際にティアラや花飾りを付けると背骨が伸び、首の後ろに意識がいきます。
職場でティアラが禁止されているという方はせめて「エアティアラ」を。


【今日の575】 バレリーナ、常にアタマにエアティアラ (ココロにも♪)

2014/11/26

プレステ♪バレエ

いつかは観たいニューヨークのX'ms♪
この時期になると駅から自宅に帰る道中のホテルや高層ビルは電飾でキラ☆キラに。
それを眺めながら歩くだけで、気分は十分にクリスマスというか師走モード。
私の場合、あとは大好物のシュトーレンが食べられれば十分満足。

なのですが、本当はこの時期こそニューヨークに行きたいんです。
理由はNYのクリスマスシーズンの風物詩、New York City Balletの『Gerge Balanchine's The Nutcracker』。
まだ一度も劇場で観たことがありません。
NYの子どもたちが初めて見るバレエがバランシンのくるみ。それを毎年家族で観に行くのがクリスマスの過ごし方のひとつ。
そんなNYのクリスマスシーズンに欠かせない演目なので、この時期に海外で上演されることは絶対にない作品です。


NYに限った話ではありませんが、クリスマスシーズンはホテル(私の場合はアパートですが)エア、すべてが高い......
もちろん、バレエのチケットもご祝儀価格。
時間とお金になかりの余裕がないと果たせない夢で、今の所はお預けです。

そんな私の大好きなNYCBのダンサー達がこの冬、ゲームの世界でもひと踊り、仕事をしています。
私はまったくゲームに興味がないのでさっぱり分かりませんが、ゲームの中の世界を踊っているんだと思います。
その中からチュチュでシュート編を。
(最初にぴょ~んとやっているバランシン・パドシャがステキです!)
→今度、稽古でやってみましょう!


実は、チュチュでダンクシュート編もあります。
ダンサー達が才能を持て余している感が否めない映像の数々、その他もご覧になりたい方はこちらのPS4 presentのWorld's Greatest Victory Dance のサイトへ。

【ちょっと宣伝】
私がNYに行かない代わりに日本でやる冬の特別ワークショップに関しては
Dance Alive Balletのホームページをご覧ください。
X'mas特別ワークショップに年末年始の年越しワークショップ。
どれも普段のレッスンとはひと味もふた味も違う内容で楽しく、そしてしっかりと稽古いたします。
どんなに寒くても踊ればココロもカラダもぽっかぽか♪
皆様、お誘い合わせの上、是非お越しください。

さて、お口直しにNYCBダンサーズの冬の本業プロモを見てから寝ます。
明日もカラダ、しゃっきり、気分、すっきりと♪

2014/11/25

踊る体の大掃除(年末稽古の追加)

今日は仕事帰りにデパ地下で穴子を買いました。

本格的に師走を迎える前に落ち着いて年末までの予定を確認しました。
今年は新宿村と目黒学園カルチャースクールの稽古場で開講しているレギュラーのクラスのほとんどがクリスマスを前に早々に終わります。
あとは12/28と1/4の年末年始の特別レッスン♪
この年末年始の特別レッスンは、2014を締めくくり、2015を華々しくスタートしようという少々お祭りのようなレッスンになる予定。(もちろんやる事はしっかりやりますが)




女帝・花子、つぶらな瞳の穴子にチュッ♥
楽しく踊って一年を締めくくるのはそれはそれでいいのですが、急にこの一年踊ってきた自分の体に感謝の意味を込めて“大掃除”をきちんとした方がいいんじゃないか、という気持ちになりました。
やっぱり楽しく締めくくるのも大切ですが、
きちんと締めくくるのも大事。

ということで、
この年末にもうひとつ特別クラスを追加いたしました。
12月23日(祝火)11:00〜14:00
『バレエを踊るためのストレッチ&筋トレ』&
『ダイナミック・バレエ』
場所はつい前日も特別クラスを開講した目白の広〜いスタジオ。
何が“大掃除”かというと、45分のストレッチ&筋トレ。



甘く煮付けて穴子ド~ン!
湯引きして煮ると、ちょっぴりに......でも、美味しかった。
寒いですからね、十分に身体をほぐして準備してから、皆さんの大好きなのびのびレッスン『ダイナミック・バレエ』♪

一度のストレッチや筋トレでこれまで一年の凝りや疲れが取れちゃったり、いきなりバレエがうまくなる体幹筋肉がついたりするわけではありませんが、この1年バレエを踊ってきた自分の体に丁寧にストレッチを入れて労ってあげましょう。
そして、来年も怪我することなく踊り続けられるように、嫌だと言わずに地味な筋トレもしっかりと♪


いつも思うことがあります。
こういう皆がちょっと嫌だな.....と思っていることをやると、受講しに来る生徒さんの数がいつもより減ってしまってきっと「赤」になるぞって。
経営者に徹するならば、こんな特別クラスやらない方が無難です。
でも、やります。私は経営者である以前に人に踊りを教える先生なので。

ストレッチや筋トレをおざなりにして、踊りたいだけ踊って、怪我をした経験があるので、エラソーにあれこれ言えるわけじゃないんです。
でも、ちゃんとやっていればどれだけのことが踊る自分に返ってくるのかはよく知っています。

体の硬い人、体幹がヘロヘロな人、大歓迎!
踊るのが大好きな皆さんにこそやって欲しい“踊る体の大掃除”。
これをやると踊るココロもスッキリと晴れ渡り、年末年始を気持よく過ごせるはず♪

明日の夜までに詳細をホームページに掲載いたします。
とりあえず、皆様、スケジュールだけは入れておいてください。
年末年始のレッスンに関しても情報をアップしないとぉ〜。
今宵の仕事、まだまだ続きます。

美しく踊る、踊って美しくなる、どっちもすごく大変なのね、ふぅ〜


2014/11/24

休日にゃんこ


今日は3連休のラスト日。
近所の会社や事務所がお休みなせいか、路地裏はいつにも増してひっそり、まったり。
坂道の下の飲み屋の看板娘がかまってくれる人が少なくて、暇を持て余していました。
彼女のお気に入の場所は、自分の店の向かいにそびえたつ高層マンション。
笑福亭鶴瓶さんお住まいのマンション下の植栽ガーデンが猫好き人間を待ち構える憩いの場所です。



飲兵衛に人気の飲み屋の看板娘。
甘え上手で商売上手。

【今日の晩ご飯】自家製フランスパン&オリーブオイル
じゃがいもと人参のポタージュスープ、サラダ
 我が家のパティシエの作る自家製フランスパンがかなりの名品となり、この調子だったら失業してもパン屋としてなんとか生きていかれそうです。
幸い今は私の腹を幸せで満たすに留まっていますが。

私は今日もいつも通りの月曜日でしたが、ブログはなんだか休日モード。
私から踊りに関することを取り除くと、猫か、食べることくらいしか残らない、ということです。



イタリア帰りの生徒さんからお土産を頂きました〜!
クノールのインスタント・リゾット。
お味はポルチーニ。さすがイタリア。
こちらはチョコとキャンディー。
キャンディーの包み紙がキレイ。

2014/11/23

ダイナミックな踊り心♪

“レオいち”の生徒さんも。
注)レオいち=レオタード一張の事。
つい最近生徒さんから教わった新生バレエ用語???
山手通り沿いの程よいアップダウンの自転車レーンを走って稽古場へ。
ハラハラと葉を落とす街路樹がキレイ〜♪

今日は昼過ぎから目白の広いスタジオで特別ワークショップ『ダイナミック・バレエ』&『ポアント』。
特別ワークショップとは言っても、寝ても覚めても反復練習が基本のバレエの稽古ですから、大枠は普段の稽古と同じです。
が、今日はいつもの稽古場より広〜い♪
やっぱり広い稽古場で稽古することは大切ですね。
改めて痛感しました。



もうすこしポアントをやりたかったのですがタイムアウト。
バレエはやらなくちゃいけないことがたくさんあり過ぎる.....

各種ターン満載のワルツやグランワルツ(=ビックジャンプ)を練習しよう!という『ダイナミック・バレエ』は、確か夏前くらい(GWからだったかな?)からこれまでに数回開催してきました。
欠かさず参加している生徒さん達の踊りっぷりが確実に変わってきていて、今日はとても見応えがありました。
 


当初は広いスタジオでの長いアンシェヌマン、そして大きなステップの数々に皆さんあっぷあっぷでしたが、今日はヒャ〜とか言いつつもひるむことなく果敢にチャレンジ。
その勇ましさというか潔さが良かったのでしょうか、これまでできなかったことができたりして、つくづく広い稽古場で思いっきり踊るということの大切さを知りました。


やらなくちゃいけないことをこれからの楽しみにすれば、
バレエは一生楽しめます。

できないから
やらないんじゃなくて、
できないからこそ
まずはやってみないと。
やらないと。

それを繰り返していくうちにできるようになる。
踊りが大好きな人の身体はちゃ〜んと「踊る」ようになるんですね。



本日の特別ワークショプに参加してくださった皆様、ありがとうございました。
年始年末にも特別クラスを開講いたしますので、是非またお越し下さい。
もちろん今日お越しになれなかった皆様も。

踊るココロがダイナミックになるのが『ダイナミック・バレエ』なんだな、
と今日はそんな事を生徒さん達から教わりました。

2014/11/22

明日(11/23)も踊ります♪

なんでここに緑のカーペット?
クリスマスだから???
近所の 路地裏の神様こと『白デブ男爵』。
今宵も稽古場帰りの私のことを労ってくれました。
とあるお宅の玄関先の雪ダルマ人形と体型がよく似ていて、遠目に見ると猫の顔がついた雪だるま。

明日は13:00から目白のスタジオで特別レッスンなので、今日の片付けと同時に明日の用意をして、さっさと寝ちゃいます。

明日は題して『ダイナミック・バレエ』。
ダイナミックに踊るのはもちろんですが、踊るためのあらゆる感性もダイナミックにフル稼働。
そんなクラスになる予定です。
当日の飛び込み参加も大歓迎!
詳しくはこちら
お天気いいみたい。チャリ移動かな♪
おやすみなさい。


胴回りに脂肪がたっぷり。
その脂肪で体当りされると、
もうたまりません♥

2014/11/21

3連休は特別レッスン♪

タップクラスの子どもたち♪

2015年の手帳を買いました。
無印良品のノート手帳(450円)

決して高級な手帳ではありませんが、カバーの内側にNYの稽古場のポストカード(ジュニアクラスの宣伝カード)を入れるとこんな感じ。
かわいいでしょ。私の場合、これで十分。

これまではiPhoneのスケジュールに日々のタイムスケジュールを書き込んできましたが、あっちの仕事にこっちの仕事と、様々な仕事がそれぞれのペースで同時進行していく毎日、、、、
やっぱりパッとページを開いて全体の予定が一目で見えないと不便。
ということで、アナログな手帳に戻りました。
アナログゆえに使い勝手がよく便利なこともあります。
踊る身体しかり♪



来週から一気に“年末モード”で
白紙のページが埋まります。
来年の手帳ではありますが、11/24から記入できるので、早くも来週から来年の手帳を使い始めようと思います。

手帳の中はまだ白紙。
でも、実際の所は来年の6月くらいまでの予定が入っているので、何も書かずしてすでに一年の半分は埋まっています。
先の事ばかり考えて、何だか生き急いでいる感じ。

時々は落ち着いて過去を振り返ることが必要だということは分かっているのですが、どうもその辺が苦手。
今年同様、来年も、転ばない程度に前のめり、の予定です。

手帳の表紙にしたタップキッズの写真に添えられた言葉、
At any age.....Express yourself
これが今年に引き続いての2015年のテーマです。


【今度の日曜日は特別クラス♪】
11/23(日)の特別レッスンはまだまだ参加者募集中!
詳しくはこちら
広いスタジオならではのセンターワークを楽しみにきてください!

スタートの13:00からすぐにバーレッスンを行いますので、稽古前に十分ストレッチをしたいという方は、早めにお越しの上、スタジオ外のロビーなど他の方のご迷惑にならない場所を見つけてやってください。
皆様のお越しをお待ちしております♪

2014/11/20

「太郎が.......!」

恥じらいの太郎
 こんばんは。
一家のニャン黒柱、太郎です。
有難いことに大病知らずで18回目の冬を迎えました。

実は、先日、猫を愛する義理の姉さまからメールを頂き、ビックリ。
自分のことがよそ様のサイトの『お猫様の専用ベッド』なる記事に紹介されていました。
まったく知りませんでした。

今年の冬はこのベッドとデロンギのオイルヒーターで乗り切ります。
だいぶ脂肪と自毛を着こみましたが、それでもやっぱりヒーターが欠かせません。
この歳になって記事に写真が使われたりすると、嬉しいというよりも、恥ずかしいデス。。。。。。



デロンギを挟んでオス2匹。
太郎は時々、熊太郎にベッドを貸してあげます。

太郎兄さんの優しさに甘えて爆睡中の熊太郎。

2014/11/19

自家製フランスパン!

移動途中のRoppongi Hills
なんで赤?今年はやっぱりノーベル賞に輝いた
「青色発光ダイオード」でしょ、と思うのは私だけ?
世の中、すっかりクリスマスモード。
私は早くも師走モード。
お尻に火がついた状態でセカセカ、パタパタ、、、、




どんなに忙しくてもやる事はしっかりとやります。
何かをやるかと言うと、それは食べること。

ここ1週間ほど、毎日、毎日、自家製フランスパンを食べています。
朝から焼きたてフランスパン♪
実は、我が家にフランスパンに目覚めた?料理人がひとり。
つい最近までは「食パン」ブームでしたが、バターが要らないフランスパンに路線変更。
我が家のオーブンレンジでなんとかフランスパンが焼けないものかと、毎日、試行錯誤。
1週間=7日間、毎日作り続けてかなり完成度の高いものが焼きあがるようになりました。




最初は焼き色がほとんどつかないもっちりした白パンのようなものでしたが、次第に「クープ」とか言う切れ込みもうまく入るようになって、焼き色もまずまずに。
そして外側はガリガリ、中は気泡の入ったフカフカ状態のフランスパンができあがるようになりました。

毎日の実験と検証の繰り返しで理想へと確実に近づいていくパン作り。
バレエもまったく同じ。

とか思いつつ、私は日々、味見係に徹して早1週間。
焼きたてでも、冷めてからでも、美味しい!
スライスしてこんがり焼いたものにオリーブオイルをつけて食べるとこれまたサイコー!


さてさて、本格的に寒くなってきましたので、皆様、風邪などひきませんように。
来たる3連休のなか日、11/23(日)の特別クラスを開講いたします。
楽しく踊って、そのままの勢いで年末年始を元気に突っ走ってください!
参加者まだまだ受付中。詳しくはこちらのホームページを御覧ください♪

私はお尻に火がついた状態で突っ走る「師走」が結構、好きです。
一年の中で一番忙しさがエンジョイできる季節ですから。


【心穏やかに突っ走る師走の1曲♪】歩いている時によく聴くSteve Reich


2014/11/18

休符を奏でる踊り


今日は仕事終わりでピアノ演奏を聴きに行きました。
日頃の稽古でお世話になっているアカンパニスト(バレエレッスンのピアノ伴奏者)さんの演奏会。

どんなに身体や気持ちがクタぁ〜っとしている時でも、彼女のピアノで稽古をすればすっくと立ち直れる、そんなピアニストさん。
エレガントでありながらも、男まさりの潔いエネルギッシュな音色が、いつでも、どんな時でも踊らせてくれます。

そんな彼女が弾いたのは
シューベルトのピアノ・ソナタNo.16
第1楽章の出だしがなんだかとても切なくて好きです。



【本日の演奏会の復習 ★1曲目】
そのシューベルトのピアノ・ソナタNo.16 第1楽章を。(約13分)
演奏は私が好きなピアニスト、Mitsuko Uchidaで。


ちょっといい方が変かも知れませんが、音楽は音符だけじゃなくて「休符」も奏でているような演奏が好きです。
ピアノ演奏を見ている時、私が特に聴きたいのは「休符」というか余韻であり、特に注目してしまうのが鍵盤から指を離す瞬間と、ペダルをどんな感じに踏んでいるか。
ワタシ的にはペダルの離しどころが肝だったりするので。
なので、長いドレスでピアニストさんのペダルを踏む足元がまったく見えなかったりすると、私にとってはちょっと残念なんです。
少々変な演奏会の見方、聴き方かも知れませんね。

踊りも「休符」を奏でる、というか踊れるような踊りが理想です。
もちろん、音があっての踊りでもあるわけですが。

【今日の2曲目】
今日の演奏会で初めて聴いたドビュッシーの「版画」という作品集から「パゴダ(宝塔)」という曲。(約6分半)
ドビュッシーが1889年のパリ万国博で初めて耳にしたガムラン音楽にインスパイアされて作った曲だそうで、アジアンな美しさゆらめくとてもステキな曲。
穏やかで優しい気持ちになれる1曲です。



2014/11/17

踊って冷え知らず

頂き物の京都「喜久屋」のレモンくず湯でぽっかぽか。
地元で有名な頑固爺&婆のお店だとか。
頑固者の作る味は心にも身体にも染みわたる♪
いよいよ寒くなってきて、真剣にこの冬を乗り切ることを考えるようになりました。

と言っても、毎年やることは同じです。
とにかく身体を冷やさないようにすること。
特に痛い箇所があるわけではありませんが、数日前から仙骨にホッカイロを貼るようにしました。
ここに貼っておくと“骨伝導”?で骨盤まわりが暖められて股関節も動かしやすくなります。
内臓の動きも寒さに負けることなく快調♪





我が家の猫たちは秋になったかと思ったら、
一日中、ワーワーと騒いでご飯を要求するようになりました。とにかくモリモリ食べる。
そして丸々と太り、全身の毛がふっかふかに。しっかりと越冬の準備が完了。
動物はその辺の身体コントロール、順応性がすばらしいです。

例年になく肉付きがよくなったところを見ると、もしかしたら今年の冬は寒いのかも知れません。
モッチモチで丸々とした猫と一緒に寝て、この冬も風邪とは無縁に過ごす予定です。

【ここでちょっと宣伝♪】
11/23(日)13:00〜目白のスタジオでのびのびと踊る特別バレエ・レッスン「ダイナミック・バレエ」を開講いたします。
寒さに負けない身体でこの冬も大好きなバレエをエンジョイしたい!と思っていらっしゃる方は是非!
事前申し込みをされた方はお得な〈早割料金〉で受講できます。
私のレッスンが初めてという方もどうぞ気兼ねなく楽しみにいらっしゃってください。
※詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.dancealive.jp/sp141123.html

“踊って冷え知らず”の身体で本格的な冬を迎えてください。
“踊り”はホッカイロをはるかにしのぐ温かさです♪

2014/11/16

See you “soon”

信号待ちの5秒でTokyoの秋を堪能?
Sky is beautiful blue!
Today is Best bike day!
やけに人が多いなと思ったら、外苑の銀杏並木がそろそろ紅葉シーズンで賑わっていました。

が、私は今日ものんびりしている時間は皆無。
朝から慣れない(さすがに少しは慣れましたが)ヒールを履いてFosse styleのJazzをみっちり3時間。

Fosse Musicalは「キャバレー」などが有名なので、セクシーなイメージが強いのですが、実は社会的問題をミュージカルのコメディータッチの世界に織り込んだ作品もあって、今日は「Pippin」という作品の中から実在の(現在服役中)アメリカの大量殺人鬼チャールズ・マンソンとそのファミリー(崇拝者)たちを踊りのナンバーにして表現した『Manson Trio』を題材に踊って勉強♪



先生からのHomework List
わずか3日間のワークショップでしたが、日本にいながらにしてFosse作品Original Castの先生から直々に習えてもらえる有意義な時間でした。
続きはNYで!と約束して、しっかりと宿題まで出してもらいました。
踊って宿題を提出するのは約半年後です。

バレエ的に言うと、今回のワークショップはキトリと白鳥とバヤデールの有名ヴァーリエーションの勉強をしたけど、あっぷあっぷのうちに終わった.........という感じ。



夜、もう一度See youを言いに
日本のウイスキー(小瓶)を片手に会いに行ったら
先生「Sake!」って大喜び。
“踊り”だけに興味があって足を突っ込んでみたTheater Dance のFosse Style。
正直、BroadwayのMusicalそのものに興味があったわけじゃありません。
つまり白鳥のヴァリエーションを踊ってみたものの、『白鳥の湖』ってどんな話?といった状態。
今度、NYに行くまでにはもう少し作品そのもののことも勉強して行こうと思います。(本来そうあるべきですが、)
バレエもそうですが、その作品の時代背景などもあっての“踊り”ですからね。

Diane先生はFosseの看板をさげて教えられる世界に6人しかいない先生のおひとり。
iPodをいじる度に老眼鏡をかけ、そして自ら汗だくになって踊って手本を見せてくれました。CoolでGorgeousな踊る先生に感服、感謝。


Show me the "Dance" !!
Don't show me the "steps"!!!

先生がシャウトしていたこの言葉を胸に刻んで、この冬〜春にかけてはしばしバレエの世界にドップリです。

【今宵のFosse映像】現在Broadwayで上演中の『Pippin』は来年、日本にくるそうです。
今日やったのは3'40"からの「Manson Trio」というひと踊り。
最小限の動きで明確にニュアンス、イメージを伝えるというのがお題。
これまでにやったFosseナンバーの中で一番ムズカシかった.......

2014/11/15

Fosseの中のNijinsky

BalletのNijinsky's hand positionsがFosse StyleになるとFaun Hands
その名も「牧神の手」。
今日は10時から4時間、途中、着替える暇もなく、水を飲むのが精一杯の集中稽古。
昨日に引き続きFosse Jazzの勉強。

Fosse Jazz はバレエと真逆のことがいっぱいあります。
手の指先に力を入れる、脇は締める、ターンアウトじゃなくてターンイン、腰は低く,
お尻をセクシーに突き出すetc....

終わったら膝が笑っちゃっていました。バレエで4時間よりはるかに疲れます。


夕方、一度家に戻って、まずはお風呂にドボン。
ギシギシになってしまった股関節、膝関節、足首、そして使い切った筋肉を緊張から解放〜。

Fosse Styleはバレエとは真逆のことがいっぱい。
でもバレエの『牧神の午後』からInspireされて生まれたFosse styleの手の形があります。
やっぱり踊りはすべて何らかの形で、ルイ14世の時代から続く古典のダンススタイル、バレエにつながっているんですね。
バレエがあっての真逆のスタイル。
あらためてバレエがさまざまなジャンルの踊りのベースになっていることを知りました。

そんな新鮮な気分で夜はみっちり3時間、ザ・バレエの教え。
朝から真逆の身体の使い方でちょっとガタガタだった身体が、ターンアウトしてバレエをしたらいつもの場所にしっくり収まってホッ。
これで明日も朝っぱらからFosse Styleの勉強に勤しめます。

今はちょっと気張ってよそのお山に登って、自分のお山を遠くから改めて眺めている感じ。
よそのお山は楽しい。そして自分の居場所であるバレエという名のお山は絶対的に美しい。


【Fosse Styleのザ・猫パンチ踊り♪】
今日、踊ったナンバーではありませんが、1966年の映像。古いけど決して古くない作品。
約5分。FunnyでCuteで、そしてCool!バレエの皆さんも是非見てみて。
Fosse Styleの基本Movementがテンコ盛り。
この基本が真似事程度じゃ“ただの変な動き”にしかならないムズカしさ。
バレエも同じね。
明日もガンバろ♪

2014/11/14

足裏ジンジン♪

ひだまりで“発酵中”のパン生地と太郎。
今日はNYから来日中のFosse StyleのJazzを専門に教えているDiane Laurenson先生のクラスで勉強。
バレエとはまったく違う動きですが、やっぱり基本は基本で、なんとなくスタイルを真似てそれっぽく踊るのはFosse Styleではなくて「なんちゃって」。
シンプルな基本ステップ、シンプルな基本ポーズをしっかりと確実に。
その辺はバレエとまったく同じですね。



かっこいい踊るおかーさん♪
という感じエネルギッシュで優しい先生。
Diane先生は自分の事をGrandmaとか言う大ベテラン。
でもぜーんぜんGrandmaなんかじゃなくて、めちゃめちゃカッコイイ。
明日も朝からみっちり。
ストレッチしてもう寝ちゃう。

海の向こうのニューヨークに行かないことには受けられない先生のクラスを、東京のしかも家の近所のスタジオで受けられるなんて、とんでもなくラッキー♪
世界中の人が出入りするNYとTokyoが大好き♪

しっかし、足裏ジンジン......ジンジン。
ポアントも疲れますが、ヒールのシューズでつま先伸ばすっていうのもなかなかどーして痺れます。

2014/11/13

身体で聴く音楽♫

踊りを踊る場合、
同じ曲でもどの演奏を選ぶかでだいぶ違ってきます。
なので入念かつ慎重にセレクト♪♪♪
いつもそうですが、今日も朝から晩までずーっと音楽を聴いていました。(今も)
この所、発表会の選曲をしている都合上、『眠り』だの『白鳥』だの、『ジゼル』『ドンキ』『ラ・シル』に『コッペリア』......
いわゆるバレエ音楽を片っ端から聴いているわけです。

さんざん聴いてきた音楽で、とっくのとうに聴き飽きていても不思議じゃないのに、不思議と飽きることがありません。
バレエが好きだから、と言えば確かにそうかもしれませんが、聴く度に音の細部に発見があったりしてぜーんぜん飽きないのはなぜ?

音楽は身体機能的には「耳」で聴いているんだとは思いますが、やっぱり私の場合は「身体」=身体全体で聴いていて、「身体」で聴いていると、子供の頃に聴いた『くるみ』と、若い時に聴いた『くるみ』と、今この歳になって聴く『くるみ』とは同じ曲でも違ってくるわけです。
聴き方というか、聴こえ方が。
おそらく、その時代ごとに私の「身体」が違うからでしょうね。

音楽って不思議。
身体って不思議。
全毛穴から音楽を吸収して踊るのが好きです。

2014/11/12

コロコロ半熟玉子の手

バレエ用語集と同じような
写真解説付きFosee Styleの基本ステップ集。
すべての踊りを知り尽くしているわけではありませんが、やっぱり踊りの中で難しいのはバレエだと思っています。
踊る上ではもちろん、言葉の上でも。
バレエ用語はフランス語。
バレエをよく知らない人にとっては、Ronds De Jambes a Terre だの、Pas De Chevalとかいうのは発音も分からなければ意味も不明なまるでおまじないのような言葉。
ましてやそれがどんな動きなのかなんてまったく分からなくて当然です。

が、ほかの踊りだとその辺の言葉に関しては、ハードルが低く、とても分かりやすかったりします。
例えは私が今、バレエとは別に勉強しているBob FosseスタイルのTheater Jazz。
バレエと同じく、手や腕、上体、腰回り、歩き方、身体のポジションなどにすべて名前がついています。




JazzといえどもRond de Jambe with Wrist Curisなんていう
足の動かし方(ステップ)があります。
それが英語なので読めばだいたいどんな動きかが分かってイメージがつかみやすく、私にとってはフランス語よりはるかに簡単。

Teacup Fingerとかいうティーカップを手にしたような形の指先だったり、
Cranking at the Hipという腰の動きだったり、
Window Washerなーんていう読んだ通りのアームスの動きがあったり。
ちょっと面白いところでは、
Shoeshine、Bedroom Slippersというステップの名前。


中でも私が好きなのが、Soft-Boiled-Egg hands(=半熟卵の手)というFosse Style独特の手の動き。
軽くグーにした手が卵。半熟卵を作る時に卵をお鍋の中でやさしくコロコロさせて茹でるように、その軽くグーにした拳を右や左へとゆらゆら揺らす手の動き。
バレエにはない手の動きで、私はこの何とも言えない不思議な動きにすっかり魅了されて、Bob FosseスタイルのJazzが大好きになりました。

この週末はNYからFosse Styleの先生がTokyoに来るのでWorkshopを受けに行きます。
先月NYで勉強したことを忘れないうちにもう一度。

バレエとは違う踊りを勉強していてつくづく思います。
バレエをやっていて良かったって。
たとえターンアウトしない踊りでも、バレエで培った身体の動き、感覚が本当に無理なく役に立つ。
他の踊りに足を突っ込むようになって改めてバレエに惚れ直しました♥♪♥

【今宵の名言】
昨日はバリシニコフでしたが、今日はBob Fosse先生のお言葉。
If you learn to dance this way, 
you'll dance for the rest of your life.

バレエですら現世では学びきれそうにないのに、Fosse styleも余生をぜ~んぶ捧げなくっちゃいけないんですね......
来世も踊るつもりじゃないとやっていられません。。。

2014/11/11

“いいお顔”の練習♪

ぼちぼちオトナ組もコドモ組も来年の発表会の出演者が決まってきました。
オトナでもコドモでもバレエの発表会が生まれて初めて!の人もいれば、経験者もいて、どちらの組もそれなりに層が厚くなってきました。
私の教室には発表会に出ない人たちもいます。
そんな人達も含めて“層が厚くなってきた”というのが、今の私の教室の状況です。

なーんと、来年からのリハーサル開始を前に早くも本番に向けての具体的な練習に勤しんでいるチームがあります。
ちょっと前に生まれて、ついこの間2足歩行を始めて、そして現在コケながらもスキップと楽しく格闘中の3才のプチバレリーナ達。

およよよぉーーーーっと転びそうになっても踊りの終わりはきちんとポーズを決めていいお顔♪
そう、“いいお顔”の練習をしているんです。
発表会が何なのかまったく分からないどころか、自分が今、何をしているのかも時々分からなくなっちゃうような彼女達の“いいお顔”は本当に“いいお顔”です。
先生に言われて一生懸命に作った“いいお顔”だったりもするのですが、そこはチビちゃん、ズルいですね、可愛さが勝っての“いいお顔”。

“いいお顔”は舞台の上でも、日常でも最低限身についていなければいけない礼儀なんじゃないかと思います。
日本ではそうとは限らないかもしれませんが、海外にいるとSmileが人への礼儀だったりします。(“いいお顔”というのはSmileだけではありませんが、)
言葉以上に、Smileで通じることがたくさんあります。
元気な事と“いいお顔”、これが舞台に上がる上での一番大切な最低条件でしょうか。

今度の舞台、頑張らないと3才児に全部持っていかれます。。。。

【今宵の映像】
御年66才にしてマッツ・エック作品を踊って進化し続けるダンサー、バリシニコフ
"I do not try to dance better than anyone else. 
I only try to dance better than myself."
Mikhail Baryshnikov

この言葉を心に刻み、明日も“いいお顔”で!

2014/11/10

経験学習〜バレエ編〜

マウスを手にした人の腕にペチャっ。
猫的にはコレは「お手伝い」
やっぱり人間は色々と経験しておくもんだな、とつくづく思います。
たとえそれが人生にコケちゃった.....という感じのアイタタな経験でも、その後、必ず役に立つもんです。

踊りを踊っていて、怪我なんかしない方がいいに決まっています。
でも、私は怪我をして手術までしました。
10年以上も前のことです。
あぁーーーもう何もかも嫌だ、ぜーんぶ辞めたい、踊りがどーのこーのとか言う以前にこの身体をごくフツーの身体に戻したい。
そう思ってバレエ団も辞めて、当時雇われでしていた教えの仕事もすべて辞めました。
で、プーになって、暇にもなったのでリハビリに専念しました。



「お手伝い」をしながら大好きな相撲観戦。
理学療法の専門書を買って(これが高かった......)自分で勉強して、トレーナーの人にもアドバイスをもらいながら、それを自分なりにバレエ的なリハビリとして咀嚼しなおして。
当時は(今もかな?)バレエを知るトレーナーの人はほどんといなくて、逆に私がバレエの特徴(ターンアウトとか)をトレーナーの人から聞かれたりする状況でした。

生まれて初めてお金を払ってスポーツクラブにも入会しました。
歌舞伎町のど真ん中にあるオアシス新宿店。



中身はせいぜい小結、でも見た目は横綱。
お前のことだぞ、熊太郎。
場所柄、韓国語と中国語が飛び交う国際的な?スポーツクラスで、毎日、毎日、“歩行”のリハビリを兼ねて自宅からおよそ20分かけて歩いて通いました。
ストレッチと筋トレ、水中ウォーキング。
毎日、毎日、この繰り返し。
日々これを黙々と繰り返していると、気分はすっかり修行僧、心身から余計なものがそぎ落とされて、尼さんになっちゃいそうでした。

オアシス新宿店には広い野外テラスにライトアップされたジャグジーがあって、私はそこでブクブクしながら「これからどーするかねぇ〜」と歌舞伎町の夜空を眺めひとりボケぇ〜とするのが大好きでした。


が、そんな時に限って仲良く手をつないだ“男カップル”が同じジャグジーにニコニコしながら入ってきたりして.......
そんなリハビリライフだったので、結局、尼さんになることなく再び娑婆の踊る世界に戻ってきました。
その時の色々な〈引き出し〉が今になって役立っていますね。
あの時ひとりで悶々とやったリハビリの経験が、それなりに歳を重ねてきた今の自分の維持管理に役立っているし、生徒さんたちの踊る身体の相談にも乗ってあげられる。

Learning Experience
私の好きな英語のひとつです。
経験は財産。
アイタタ......の経験が、お金では買えない宝物です。
ってな事をしみじみと思えるようになるまでに10年以上かかりました。。。。