2012/08/16

“想い”を着る

今日は稽古を終えて、歩いて表参道へ。
いつもお世話になっているバレエのお衣装を作っているサチさんの衣装展示会に行きました。

バレエの象徴といえば、多くの人が憧れるトウシューズ(=ポアント)が思い浮かびますが、私はポアントよりもバレエ衣装のチュチュこそがバレエの美しさのの象徴であり、ダンサーの磨き抜かれた華やかさをより引き立ててくれる、バレエには絶対に欠かせない物だと思っています。

そのチュチュを何百着(もう千着を超えているのかな?)を、ほぼおひとりで作っているサチさん。
以前、私の稽古場にいらっしゃっていた生徒さんからご紹介して頂き、発表会の度にレンタル衣装でお世話になるようになりました。

彼女の衣装はとにかく一着一着に愛情がこもっていて、このステキな衣装のために作品を作りたいと思うほど。
もともとご自身も踊っていらっしゃった方なので、ダンサーがより美しく見えるように、作品が良くなるように、という愛情が随所に縫い込まれています。
そんな衣装さんの、温かい想いを着て踊るということをダンサーは決して忘れてはいけませんね。

今度の発表会は誰が出てくれるのかな?
すでに出演申し込み、演目希望を出してきている生徒さんもいます。
そんな生徒さんたちに着せてあげたい衣装もたくさんありました。

ステキなお衣装を見ながら、そのお衣装を製作したサチさんのお話を聞いて、やっぱりバレエっていいな♪と思って帰って来ました。