2012/08/10

バレエの虫

このイラスト(写真?)、夢に出て来そう。
うなされそうです。生徒さんが送ってくれました。

ポアントそのものが踊りの“足かせ”になってしまう場合もあるのに、そこにこんなひっつきポアント虫がいたら、どーにもこーにも踊れそうにありません。

これ、足先が痛い、、、という、ポアントで踊るバレリーナの心情を絵にしたものなんでしょうか?

足先が痛む事なくポアントを履くのことが、ポアント上達へのはじめの一歩。
トライ&エラーでトウパッドを変えてみるとか、足指にテープを貼るとか、そーいう試行錯誤をあれこれ繰り返す努力と手間ひまが必要。
それがメンドーでイヤだとしたら、ポアントなんて止めた方がいいです。


今日もコツコツと稽古を続け、念願のポアントを履き、あまりの大変さに気持ちが挫けそうになりながらも、更にコツコツと稽古を続ける生徒さんを教えて帰って来ました。

本当にバレエはコツコツ以外に前へ進む道はないと改めて思います。
コツコツと歩んで来た生徒さんは着実に上達しています。
ポアントの稽古も常にトライ&エラー。
トライの数とエラーの数が踊るためのスキルを生み出すんじゃないでしょうかね。

ただただ稽古をたくさんするだけのバレエの虫ではなくて、失敗を恐れずトライする勇気と、エラーを分析する冷静さを持ち合わせたバレエの虫。
そんな賢いバレエの虫じゃないと、美しく空を舞う蝶々にはなれないでしょうね。

話は急に変わりますが、ジュニアを教えている長島先生は、時々、私にご自宅の庭で自然観察をした報告をしてきます。



→これは、いずれ何とかというキレイな蝶々になる虫。
(何という蝶々になるのか、忘れてしまいました。すいません、、)
以前はいなかったのに、温暖化の影響で長島先生が暮らす埼玉県にも姿を現すようになったんだとか。

こちらは木の枝に姿を似せて見せている擬態の虫。→

長島先生のご趣味は「園芸」。
(ガーデニングではないそうです)
どんな毛虫でもぜーんぜん平気。だから私のようなやっかいな“虫”ともお付き合いをしてくださるわけですね。

さて、寝るべし。
明日もエンジョイ、コツコツ♬